First Love ～25年目の真実～

今は2024年4月。なぜかYoutubeのおすすめに宇多田ヒカルさんの"First Love"のMVが出てきた。よく見たらタイトルに(4K UPGRADE)とあった。ベストアルバムのリリースに合わせて過去のMVの高解像度版を出しているらしい。20年以上、「この部屋タバコのフレーバーがする」とか「エアコンからタバコのフレーバーがする」など散々フレーズを使わせて頂いたので視聴させていただいた。

初めて見たときから「0:50あたりのグラスが落ちて割れるカットは破局的なアレをイメージしているのか？でも唐突過ぎね？」と思っていたのだが、高解像度版を見て初めて0:48付近から隣で寝落ちしているお姉さんに気づいて、例のグラスはそのお姉さんが落とした物だと分かった。

"First Love"のリリースはギリ20世紀の1999年4月だったそうで、ちょうどその頃の愛機であるiMac G3 Rev.C（ミドリ）の低解像度ディスプレイで当時メジャーだったRealPlayerという動画プレイヤーでこれまた低解像度のギザギザ映像なMVを見た覚えがあり、それを何度か繰り返し見ていたように記憶している。当時は詳細は省くが世の中にはモザイク処理された映像が多く存在し、初代プレイステーションのポリゴンムービーでも大興奮していたので、低解像度のギザギザ映像なんて気にならなかったのだ。（ちなみに当時の自分はテレビはほとんど見なかった。）

今や自分のPCのモニタも4Kとなり、くっきり映像の"First Love"を見て長年のナゾが解けた。

解像度が変わると改めて見えてくる物ってあるんですね。