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名もなき家事への考え方
SNSを見ると未だに夫婦での
"家事負担論争"
を良く見かけます。
共働き世帯が圧倒的に多い今、我が家もそうなんですが家事分担って本当に重要なテーマだと思います。 でも、家事って、目に見えるものだけじゃない。
「名もなき家事」
って巷では言われることが多いやつです。
例えば…洗濯物を畳んでタンスにしまう、トイレットペーパーの補充、調味料の詰め替え、冷蔵庫の食材チェック、ゴミ箱を洗う…などなど。 名前をつけるほどでもない、でも、やらなきゃいけない細かい作業。 これって、意外と時間と手間がかかるんですよね。
しかも厄介なことに、「名もなき家事」って、気づきにくいんです。 毎日生活していると、どうしても「掃除機をかける」「洗濯をする」といった、分かりやすい家事ばかりに目がいきがち。
でも、それ以外にも、たくさんの「名もなき家事」が存在している。
そして、それらの多くを、奥さんが担っていることが多いのが現状です。
だって、考えてみてください。
仕事から疲れて帰ってきて、散らかった部屋を見たら、まずは目につくゴミを片付けたり、洗濯物を畳んだりしませんか?
冷蔵庫の中身をチェックして、足りないものをメモしたり…。
自然と、そうした細かい作業に手が伸びてしまう。 これが、「名もなき家事」の罠なんだと思うんです。
じゃあ、どうすれば、夫婦で「名もなき家事」を分担できるのか?
まず大切だと思うのは、「名もなき家事」を可視化することです。 家事リストを作ったり、アプリを使ったりして、どんな家事があるのかを明確にする。
そうすれば、
「こんなにたくさんの家事をこなしていたんだ!」
と気づくはず。 そして、それぞれの家事にどれくらい時間と労力がかかるのかを共有することで、お互いの負担を理解し合えるはずです。
次に、家事に対する意識を変えることも重要。 「家事は女性がするもの」というこの国では未だに多く残っている固定観念を捨てて、「夫婦で協力して行うもの」という意識を持つ。 そのためには、日頃から家事について夫婦で話し合う機会を設けることが大切かなと、、、。
さらに、お互いに感謝の気持ちを伝えることも忘れずにいたいですね。 「いつもありがとう」というその言葉は、相手の家事へのモチベーションを高め、より良い関係を築くための潤滑油になります。
「名もなき家事」を意識することで、夫婦間の家事分担はもっとスムーズになるはず。 そして、お互いに感謝し合い、協力し合うことで、より豊かな夫婦生活を送ることができるんじゃないでしょうか。