ミラミス型5cニューゲイズにガールズ・ジャーニーを入れるのは善か悪か?〜不可能を可能にする一手〜

 みなさん、お久しぶりです。
 今回は、自分が最大7連勝したミラミス型5cニューゲイズについて話そうかなと思いました。
 ですが、ミラミス型5cニューゲイズなんて今更語ることもないだろと思われる方も多いと思います。
なので、まずは7連勝した構築をお見せします。

この構築、何か変・・・?

 パッと見た感じ、普通のミラミス型5cニューゲイズに見えると思います。
 ですが、1種類だけ他の構築ではあまり見かけないカードがあると思います。それが、ガールズ・ジャーニーです。

今回の主役

 これを見てみなさんこう思ったでしょう。
『いやいや、3ドローもしたらミラミスの当たりの確率下がるだろw』と。
 ええ、確かにその通りです。自分も何回も撃って完全不明をドローした事があります。ミラミスが入っていない5cニューゲイズの場合、手札にデッドブラッキオやタイタニスを抱えておきたいので入っている構築はよくあるので、それらを採用しづらいミラミス型にこのカードは必要ないだろと。
 ですが、こう考えて見てください。マナブーストでマナに落ちたり、通常ドローで引いても結局当たりの確率は下がっていくのだと。
 このカードを入れた理由を今から話すと共に、このカードの役割についてお話していきます。


何故採用したのか

 このカードを採用しようと思ったきっかけは自分が所属している龍浪組メンバーのkaittiさんが作った4cミラミスニューゲイズのやつです。 (実質は5cだけど、本人曰く余った4枠DNAスパーク入れただけとの事。) https://x.com/sourceburn/status/1828485919965618409?s=46&t=ZdVpVpMa0HMnZPmr2zkMSg  これを見る前、実はニューゲイズをまだ握ってませんでした。なので、模索してる最中にこの構築を見せてもらった際に、ピンでガールズ・ジャーニー入れたいな〜と思ったのがきっかけでした。 最初はこの構築でプラチナ3まで行きましたが、途中で停滞したうえ、これでマスター到達したら紹介していいのか?となったので構築を変えることにしたのですが、豊潤フォージュンの1ドローが偉すぎたのでドローソース欲しいなとなった結果、ガールズ・ジャーニーに戻ってきたのが真相です。
 そこから、他の人がTwitterであげてたミラミス型の構築を参考にしつつ、自分なりにチューンナップした結果が先程の構築になりました。
 それでは、このカードのメリットについて話していこうと思います。

メリット① 色基盤として優秀

 まず、このカードのメリットとして色基盤として優秀な点が挙げられます。5cの都合上、フェアリー・ミラクルによる2ブーストが強力なのはみなさんご存知の通りです。出来れば2ターン目までに5色全てを揃えて、3ターン目に単色マナを埋めてフェアリーミラクルを撃つのが理想です。ですが、これが意外と難しくて、今の紙と違って3色カードが少ないデュエプレでは2ターン目時点で全色揃えるのが厳しいのが現状です。ましてはADと違い多色が不足しがちなNDなら尚更です。そのため、初手で埋めるのは大抵ヴィルヘルムかニコル・ボーラスが基本になってきます。
 ガールズ・ジャーニーはこの2枚どちらを最初のターンに埋めてもこのカードを埋めれば全色揃えられるNDで唯一のカードであり、実用性も高いのが1つ目のメリットです。

メリット② 中盤におけるハンデス対策と中盤域で使いたいカードの引き込み

 今の環境トップで5cミラミスニューゲイズに並んで使用率が高いのが赤黒ゼロフェニです。このデッキは赤黒ゼロフェニに対して本来不利な対面です。なぜなら向こうはハンデスと盾焼却がメインコンセプトであり、こちらがブースト札を使用して枯渇してきた手札をピンポイントでハンデスすることでミラミスやニューゲイズをほぼ確でハンデスされてしまうとこちらの動きが鈍くなり、その間にゼロフェニを建てられて盾を焼却されるのが負けパターンとしてよくあります。
 ガールズ・ジャーニーによる3ドローはこうしたゼロフェニのハンデスに対して比較的有効であり、ミラミスやニューゲイズを引き込むだけでなく、ハンデスされる確率を減らすことも出来ます。実際にゼロフェニ対面何回か当たりましたが、2試合このカードを中盤で撃てた試合ではニューゲイズやミラミスを使用することができ、不利対面ながら勝利することができました。ミラーにおけるニコル・ボーラスの全ハンデスは知りません。
 因みに、筆者はこの構築で5連敗した後、ゼロフェニに変えて6連勝でマスターに行きましたがその内の3試合ミラミス型のニューゲイズであり、ブラックサイコ等のハンデスでボコボコにしました。ジャーニー採用されてなくて助かったので、めちゃくちゃ快適でした。(もしジャーニー採用がテンプレになってたら1・2試合落としてたかもしれないから秘匿してて助かった〜。)

メリット③ トリガーした際のカウンター性能の向上

 このメリットは、相手のシールドブレイクでスパーク系と一緒にガールズ・ジャーニーを踏んだ際に真価を発揮します。相手のクリーチャーを全て寝かせつつ、ガールズ・ジャーニーで引き込んだニューゲイズで相手の盤面をぐちゃぐちゃに出来ます。
出せるのが不確定なミラミスや手札に抱えていない状態で盾やトップ引きで来る事を祈る状況に頼らずとも3ドローで引き込む可能性が高まるのがこのカードの強みです。

メリット④ 終盤での過剰打点生成の起点

 これは12マナある時点での話ですが、5マナでこのカードをプレイして3ドローをしてニューゲイズを引き込んでそのまま7マナで召喚してガイハートを持たせれば実質2体分クリーチャーを用意できますし、
盤面にエビデゴラスがあれば龍解条件成立により、QED+も建てることが出来ます。通常のミラミス型と違ってエビデゴラスを建てる正当性がある最大の理由がこれです。このメリットはサソリス対面で輝き、エウルブッカと邪帝の呪法を踏みましたが、ガールズ・ジャーニーでニューゲイズを引き込んだ上、QED+が龍解していた事で打点が足りて勝ったので文字通りガールズ・ジャーニーがMVPの試合でした。
 実際にQED+に龍解した試合が何回もあり、ニューゲイズからの出し先もゼロフェニ対面ではプロトギガハートと並んでエビデゴラスが最初の出し先として重宝していました。
 QED+に関しては巨大天門においても回答になり、ニコル・ボーラスがブロック不可なうえクリーチャー破壊なためバラディオス破壊しつつラ・ローゼ・ブルエの盾追加を防止できるようになるので地味に覚えておくと有効な場合があります。

追記

この記事を書いた後のお話です。
実は、この後けびおさんが、ガールズ・ジャーニー採用型ミラミスニューゲイズを使われていました。
実際、パーフェクトやガイハート2枚目などの採用理由について詳しく教えていただきました。
本当に勉強になりました。


 さらに、こころさんにもnote貼っていただけることにもなりました。

マスター報告が思ったよりいいねがつき、だったらジャーニー採用理由noteにするか〜と思ってnoteにしたら思ったより反響があり、ならこころさんに動画にしてもらおう、丁寧に解説してくれるだろうしと思ってDiscordに加入して構築とnote載せたら、まさかの近日に動画投稿予定するという奇跡のタイミングで、仕事帰りの電車の中で爆笑しました。

タイミング奇跡すぎて草。
良い人すぎて泣いた

 本当にたまたま偶然タイミング良くジャーニー採用型ミラミスニューゲイズが話題になりましたが、
構築に関しては3者3様で、ミラミスの爆発力を高めた自分に対し、堅実さを重視したこころさん、ニューゲイズの強みを最大限に活かしたけびおさんと重視した点は異なりますが、共通して言えるのは、ミラミス型にもガールズ・ジャーニーは『ガチ』だということです。
是非試してみてください〜。
不利対面覆せることもある不可能を可能にする堅実ながら良いカードなので。

終わりに

 皆さんいかがだったでしょうか?
こうやって聞くと、ミラミス型にもガールズ・ジャーニーがアリだと思えてきたと思います。
個人的に入れるなら多くても2枚くらいだと思いますね。入れすぎても腐りますし。スパーク系も7枚くらいは入れたいので。
 選択肢として頭の片隅にいれてもらえると嬉しいなと思いますね〜。フィニッシャーの候補などまだまだ詰めれる所もあると思いますので、みなさんも是非試して見てください。(まぁ、自分はミラミス嫌い寄りではありますが。流石に実装早すぎだったかなとは思いますね〜。)
 次回は今話題であり、自分にとっては良い思い出も悪い思い出もある第2の相棒であるとあるカードについてお話しします。
 それでは。


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