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【原田ゼミ6期ブログ】研究C班が贈る "いつもの"を選ぶ理由。

こんにちは!

原田ゼミ6期生C班です!
今回は土井がブログ書かせていただきます!

C班メンバーは
荻、瀬川、土井、中居です。

今回は、私たち研究チームが取り組んでいる
『消費財市場におけるスイッチング・バリアの研究』
について、その背景や目的、そして舞台裏をお伝えしたいと思います。


なぜこの研究が重要なの?

今日の消費財市場は目まぐるしく変化しています。
企業は「消費者行動の複雑化」と「競争の激化」という2つの大きな課題に直面しています。
このような環境下で安定した利益を維持するのは、簡単なことではありません。

そんな中私たちが注目した概念が「習慣的購買」です。

例えば、みなさんは歯磨き粉を買うとき、いつも同じブランドを選んでいませんか?
この「何も考えずに同じものを買う」という行動は、企業にとって安定した顧客基盤を提供する一方で、何かの拍子に消費者が簡単に別のブランドに乗り換えてしまうリスクも含んでいます。


そこで重要になるのが「スイッチング・バリア」という概念です。

これは、消費者が製品やサービスを変更することを難しくする要因のことです。
経済的なもの(ポイントカードなど)、心理的なもの(製品への愛着など)、手続き的なもの(変更の手間)など、さまざまな形があります。

この研究を通じて、企業がより効果的な顧客維持戦略を開発し、同時に消費者が自身の購買決定をよりよく理解するのに役立つ洞察を提供したいと考えています。

私たちが探求したい疑問

この研究を進めるにあたり、いくつかの重要な疑問があります:

①  習慣的に購入される消費財の乗り換え障壁を生み出す要因とは?

②  これらの障壁は、サービス業界における障壁とどう違うの?

③  これらの障壁は、ブランドの乗り換えを防ぐ上でどの程度効果的なの?

④  消費者はこれらの障壁をどのように認識し、反応するの?

さらに、eコマースの台頭や製品情報へのアクセス増加により、消費者の行動も変化しています。
こうした変化が従来のスイッチング・バリアにどのような影響を与えるのかも、重要な研究テーマです。

私たちの研究の取り組み方

Discord

研究を進める上で、チームの連携はとても大切です。私たちは、Discordというオンラインツールを使って、常にコミュニケーションを取っています。
資料の共有やアイデアの交換、雑談など、それぞれすべてここで行っています。

卒論合宿!

9月19日から20日にかけて、卒論合宿を行いました。
集中して議論を重ねることで、研究の方向性がより明確になり、チームの結束も強まりました。

おわりに

この研究を通じて、消費財市場におけるスイッチング・バリアについての理解を深め、企業と消費者の両方にとって有益な洞察を提供したいと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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