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【原田ゼミ7期ブログ】道産子藤崎の地元自慢

知床

初めまして、7期の藤崎大河です。

何を書いてもいいと言われてるので、私は「地元自慢」をしようかと思います。ブログなんて自己満してなんぼ!!みたいなところあるので、自分自身が地元を思い出して楽しみながら書いていこうと思います。

私は日本に5つしかない世界自然遺産のうちの一つ、北海道の"知床"で生まれ育ちました。みなさんご存知でしょうか?鹿の数より人間の数の方が少ないところです。北海道の右上のとんがってる場所です。

最寄りのマクドナルドは80km離れたところにありましたので、ご馳走だと思ってたべてました。塾だって映画館だってない、いわゆるど田舎なわけでございます。
今住んでいる東京に比べたら比にならないくらい不便なところでした。学校も、同級生は私合わせて5人、小中合わせても70人程度しかいませんでしたので、みんな友達というより家族のような感覚でしたね。

通っていた「知床ウトロ学校」

私は2003年生まれです。知床は2005年に世界自然遺産に登録されましたので、私が2歳の時ですね。海、川、森を介した生態系の循環や、絶滅危惧種が多く生息していることによって登録されました。
世界中から観光客が押し寄せ、日本でもトップクラスの観光地となっています。物心ついた時からそんな大自然に囲まれて育ててもらいました。

ここからは、いくつかの写真を見ながら、知床の素晴らしさを感じて欲しいと思います!!

これは流氷が海を埋め尽くしている様子です。どっかの惑星か?と思うような光景ですよね。オホーツク海には冬になると流氷が見られます。そして、なんと流氷で遊ぶこともできるんです。


流氷ウォークといって、流氷の上を歩いたり、わざと割れそうな氷に乗って海に落ちてみたり、冬の知床にきたら欠かせないアクティビティです!!

こちらはカムイワッカの滝というところです。

川のように見えるかもしれませんが、実はこれ全て温泉なんです。水着を着用して入っている方もいらっしゃいます。

こちらは私が大好きな温泉、「地の果て」です。

森の奥にある天然温泉で、いつでもだれでも無料で入ることができます。木漏れ日を浴びながらでもよし、雨を浴びながらでもよし、自然と一体化しながらくつろぐことができます。

少し豆知識なのですが、「知床」という名前はアイヌ語の「シリ・エトク」からきてます。意味は「地の果て」「とんがったところ」という意味があります。

北海道はアイヌ語が由来の地名がほとんどです。特徴的な名前が多いのはそれが理由なんです。

私が磯遊びをしている時の写真です。

真ん中につかっているのが私です。海には魚やカニ、タコ、ウニなどたくさんの生き物を見ることができます。

ひたすら岩をひっくり返したり、海藻の中に網を突っ込んだりして、何かを捕まえようとしていました。

ただ、オホーツク海は寒流が流れているのでとにかく冷たいです。寒さと戦いながら震えながら遊んでいましたね。

東京に来て7年目になりますが、この磯遊びより面白い遊びに出会えていません。正直絶対ないと思います。

北海道といえば雪!!!!とにかく大量の雪が降ります。

これは大雪が降った次の日の私の実家なのですが、とんでもない量なのが伝わっていますでしょうか?人なんて余裕で埋まるくらい降るんです。

大雪が降ると大変なのは雪かきです。この家は森の中にありましたので雪かきを怠れば車なんて絶対出せません。

1枚目の写真は絶賛出せなくなっているステップワゴンです。そうならないよう、家族揃って汗をかきながら雪かきをしてました。

でも、雪が大変なのはこれくらいで、楽しいこともできるんです。


除雪した雪を山にして掘れば、簡単にかまくらができます。この写真じゃわかりませんが、しっかり穴蔵みたいにしていたので、中でカップラーメンを食べることもできました。

頑張って作ったかまくらのなかで食べるカップラーメンは絶品ですよ〜!愛犬のジャムくんも雪遊びが大好きでした。

北海道は雪が多いだけでなく、質の高いパウダースノーがたのしめます。

物心ついた時からスキーをやっていた自分は、冬は毎日のようにスキー場に行ってました。まるで浮いているような感覚になれる北海道の雪は堪らないです!!

知床には大きなスキー場はありませんが、北海道には無数のスキー場があります!!スキー目当てに冬に北海道旅行に行くのもおすすめです。

これは拾い画ではありません。正真正銘私の携帯で撮った写真です。

知床では高い確率でヒグマに遭遇することができます。もちろん住宅街から離れたところですけどね。

彼らは怖いイメージがあると思いますが、とてもおとなしい性格で、お互いの距離感を間違えなければトラブルになることはまずないです。

最近ニュースで動画と共にヒグマは危険だ!という報道をたくさん見ますが、ヒグマに非は全くありません。大抵人間側が間違った行動をしています。

自然にお邪魔させてもらっている人間が適切な距離感をヒグマと取らなければいけません!!もし旅行で北海道に行く際には、現地のガイドさんなどに聞いてみてくださいね。

そんな知床のおかげで私は自然遊びが好きな人間に育ちました。
当時はひたすら獲物を探して獲ってましたね。

まずはこの写真!!初めてカラフトマスを釣った時の写真です。

魚釣りはたくさんしてきたたいがくんですが、憧れのマスを釣れて大はしゃぎ。周りのおじさんたちも一緒になって喜んでくれたのを今でも覚えてます。
このマスはオスですが、メスが釣れた際にはみなさんも大好きないくらが入ってます!!

処理をして醤油につけたら、鮮度抜群、プッチプチのいくらが食べられるんです。自分でとって作ったいくらの味は言葉にできませんね。


これはホッケという魚です!!

一回、知床の漁港にホッケが大量発生している時期がありまして、この日は1日120匹釣ったんです。業者かってね。

知床にはたまにそーゆーゲリライベントが発生します。
例えば、「大量のサンマが港に入ってくる」「大量のホタテが打ち上がってて、ホタテ拾いができる」などなどです。

藤崎家はそのゲリライベントは絶対に逃しませんでした。そのような時期は毎日それらを食べ続けるので、1週間もすればスーパーの肉が食べたくなるんです。贅沢ですよね。


これは鯨を仕留めた時です!!
っていうのは嘘ですが、ザトウクジラが打ち上がってた時ですね。奥にいるオレンジのが私なんですけど、相当でかいのが伝わると思います。

たまーにこんな感じで打ち上がることがあるんです。もちろんホエールウォッチングの船に乗れば、生きているクジラも見られますし、クジラだけでなく、イルカやシャチまで見ることができます!!

目の前で見るとでかすぎて圧巻ですよ。東京のクジラなんて、上野で一頭見られるくらいですよね。

友達とアオダイショウを捕まえた時の写真です。(右のオレンジが藤崎)

当時ナショジオばかり見ていた私は、蛇の捕まえ方を知っていましたので、その通りやろうとしたら、ちゃんと噛まれてちょっと焦っていました。

噛まれた時はしっかり石鹸で手を洗いましょう!!腫れますよ!!


家にできたスズメバチの巣を兄貴と一緒にエアガンで退治している写真です!!

イタリア代表、マリオ・バロテッリのユニフォームを着ています。森の中に家があったので、虫や動物は毎日のように現れてましたね。

なんでもかかってこいってかんじです!

これはブリを釣った時です!!

ある時、浜からブリが釣れるぞ!と地元で話題になり、学校行く前、放課後、時には学校を休んで毎日通い続けて、2週間経ったところでやっと釣れました!!
執念で釣り上げましたね。
この日に食べたぶりの刺身の味はいまだに忘れられません…。


小さな川に大量に発生している川海老を、網で掬った時の写真です。

面白いくらい獲れるんですけど、食べきれないので近所の人に配っていました。今思えばめちゃくちゃ迷惑だったかも??と反省中の21歳です。

まだまだありますが、いよいよなんのブログかわからなくなってきたのでここら辺にしておきます。

知床での遊びが、いかにファンキーかが伝わったと思います。

「何もないところ」と言われればそうなんです。でも田舎の魅力ってそこなんですよね。何もないからこそできる体験が詰まってるんです。

自分は、ここで14年間生まれ育てたことを誇りに思ってますし、将来もこんなとこに住みたいなと思います。

以上の知床の魅力は、氷山の一角に過ぎません。

自分の携帯に入っている写真のみ+1時間で書いたものなので、まだまだ魅力は伝えきれてないんです!!

定番の観光地やグルメに関してほとんど触れてないですしね。
触れたかったけど触れられなかった知床の面白話をいくつかここに羅列しておこうと思います。知床の奥深さを感じてください。

・山菜がめちゃくちゃ美味い
・ヒグマと遭遇した時にどう対処するかという学校の授業がある
・港でぼーっとしてたらセイウチが目の前に現れる
・車にしかがぶつかる
・シマフクロウが家の上に止まる
・坂を登っていたら、ジャガイモが坂の上から転がってくる

長々と読んでいただきありがとうございました。

自己満で地元自慢をしてみました。

このブログを読んでくれたあなた!!ぜひ知床に足を運んでみてください。素晴らしい旅行になることを保証します。自然の素晴らしさの全てが詰まっていると思います。

これから7期と8期のブログが上がるということで、超期待してまっす!!!


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