泣きながらnoteはじめました

泣いている理由

はじめまして、ポンと申します。決まったハンドルネームなどがないため、ポンコツから取って“ポン”です。私はいま、泣きながらこの文を打っています。現在求職中でお金がないため実家に転がり込んでいるのですが、ささいなことがきっかけでアラサーにして家族の前で大泣きしてしまいました。もう恥ずかしくて死にそうです。二度とこんな醜態をさらさないために、(おそらく無理ですが)文章にして気持ちの整理をしてみようと思いました。

そもそもなぜ泣いていたのかというと、積もり積もった不満が爆発した系の号泣です。うちの家族構成は母、私、妹(あと祖母)。私が大学に入ってからの遅咲き母子家庭なのですが、それ以前からも母親の愛情が妹に傾いていたため、たびたび言い知れぬ孤独感に襲われていました。逆に、どちらかというと私の方を気に入っていた父は、もともと亭主関白気質だったのが変な方向にエスカレートし、家族を言葉(たまに物理)の暴力で傷つけるようになりました。そして母と娘二人、祖母は家を出ることになったわけです。母と、母のお気に入りの妹と、母方の祖母。父が豹変するまでお父さん子だった私は、なんだか宙に浮いた存在のような気がしていました。こんな話をするとポンかわいそう😭となりそうですが、母の実家が太かったため、裕福とはいかないまでも母の短時間のパート+不労所得で大学に行かせてもらい、むしろ父に抑圧されていた頃よりも不自由なく暮らせました。私が実家にいるあいだ不自由していたのは、母親の愛情だけです。

とはいえ、贅沢な悩みです。致命的にデリカシーがないけど、良識があって、買ってほしいと言ったら割と何でも買ってくれて、一人暮らしの私に食べ物を送ってくれる。性格の終わっている私と違って、困っている人や、落とし物を見て見ぬふりしない善人。そうじゃない親もいっぱいいる中、私は自分の環境に感謝しなくてはいけません。でも、その優しさが妹に2倍、3倍、4倍で発揮されているのを見るたび、胸がぎゅっとなる日々でした。もし父親がいたら違ったのかもしれません。女を下に見ていて最低な男でしたが、高校生のときに「遊んでばかりの妹が知らない間に母にスマホを買ってもらっている。勉強している私が馬鹿みたいじゃないか」と愚痴をもらしたら、次の休みには携帯ショップに連れて行ってくれました。本当にひどい人だったんですが、姉妹間の不公平にだけは目を配ってくれていました。おそらく、自分も長子だったからだと思うんです。親から期待をかけられ、それに応えようと頑張るけれど、自分より愛想も要領もいい下の子が自分と同じ、あるいは自分よりも愛情や報酬を得る。それにより一気にやる気をなくし、勉強も投げ出して家庭の地位も社会的な地位もあきらめてしまう。これは妄想で、本人にばれたら怒られるかもしれませんが、国立大に入ったにもかかわらず中退し、契約社員で働いて家庭でもうまくやれなかった父のことを思うと、その不器用さをどうしようもなく継いでいるのが私だな、と感じます。だから、父は私の方を気にかけていたし、母は父似の私をお気に入りにするはずがなかった。

母への細かい恨みはたくさんあります。私はお小遣いを握りしめ1000円カットに通っていたが、妹だけ美容室に連れていきストパーをかけていた(天パをからかわれたらしいが、私も天パだったし陰口を交換ノート()に書かれていた)とか、私が知らないうちに妹と軽井沢旅行を計画したり(翌年は私も行きたい!と明るくとぼけてついていったが言わなかったら毎年二人で行ってた。とんだピエロですよ)。父を見限って家を出るときに私だけ新居のショールームに誘われなかったし、大学生だったからか「ついて来る?どっちでもいいよ」的なことを言われ、母に私は必要ないし、乱暴な父のもとに残しても別に構わない存在なんだな、と心に治らない傷を残したこともあります。私が自殺したら自分のしたことをわかってくれるのかな、と過激な思考になったりもしました。

話を戻しますが、今日は実家でシーツを洗おうとしたんです。服を乾かしている風呂場を空けてもらわなければいけないため、機嫌のよくない母に疎まれていました。その態度に私もイラっとしたため、なんでもいいから意趣返しをしようと「私と違って、妹のは洗ってあげてるんでしょう?」と言ってしまいました。図星だったためか無視。意地になって私も何回か同じことを聞いてしまいましたが、やはり無視。リビングに来た妹に話しかけて知らんぷりされたため、堪忍袋の緒が切れて、アラサー、泣きながらブチギレ。「私のシーツも洗ってほしくて泣いてるんじゃない、妹との扱いの差にずっと傷ついてるんだよ!あと私が実家出てから部屋が倉庫代わりにされてるのにも傷ついてるよ!」とか言った気がしますが、おそらく響いていません。二十数年間、母には妹贔屓の自覚がないし、私を傷つけている自覚もない。それなのに、私の号泣なんかに意味があるはずがありません。あれはな~んも理解してない顔でした。マジで私がシーツを洗ってもらえないことにキレたと思われているかもしれません。ただ気まずくなっただけで終わり、部屋に戻ってからも怒りがおさまらなかったため、もともとやってみたかったnoteに勢いで登録し、パッションのみで文章を打ち、今に至ります。

こんな思いをしたのは一度や二度じゃないし、実家を出てからというもの、母はたまに会う私にものすごく優しくしてくれて、いちいち妹との扱いの差に傷つくほど深くコミュニケーションをとることもありませんでした。しかし、お金がなくてしばらく実家で過ごしたこの状況が、学生の頃のようで良くなかったのかもしれません。私が貧乏にひいひい言いながらも一人暮らしを選んだことが間違いじゃないのを知れたのは、まあよかったです。私はこの家庭には馴染めない分子なのでしょう。早く仕事を見つけないとなあ…。

話が逸れますが、正直、社会人は家族と仲がいい限り実家暮らしが正解だと思ってます。お金も貯まるし、家事に時間を割かないぶん趣味が充実するし、仕事の悩みを一人で抱え込まずに済むし、孤独感で病むこともない。デメリットが好きな時間に風呂入れないくらいしか思いつきません。「こどおじ」「こどおば」なんて言葉がありますが、働いていれば関係ありません。とはいえ、実家暮らし社会人の妹は洗濯機のスイッチを押したことも、包丁を握ったこともなく、コンタクトや携帯代も母に任せて月4万という破格で暮らしているので、少しは痛い目を見てほしいと思わなくもないですが。

文章にしながら自覚しましたが、私はただのマザコンかもしれません。得られないとわかっている母の愛を追うのではなく、仕事を決めたり、恋人を見つけたり、やるべきことがたくさんあるのでしょう。社会とのつながりを増やさないから、こんな風にいちいち母親の冷たさを気にかけてしまうんです。反省します。

初投稿がおもんない身の上話ですみません。もしここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。底辺情緒不安定ニート女をあざ笑うにしろ、私の境遇に共感してくださったにしろ、読んでもらえることが嬉しいです。文章を書くってものすごく冷静になれますね。なんだか涙も乾いてきました。せっかく登録してしまったので、今後はハマってるソシャゲの感想とか、好きな二次元の男の話ができたらいいなと思います。では失礼します。

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