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#01 何となく怖いもの

ツタが怖い。

誰しも何となく怖いものがあると思う
そういうのって往々にして他人に言うと「は?」って顔されて終わりだからみんな黙ってるだけで本当はある、はず…多分……
いやあるだろ、流石に、うん
普段の生活でも何となくそんな感じするし
植物から幻覚を見ているやばやば妄言おじさんにならないためにも
予防線で蜘蛛の巣をつくったところで本題に入ろう

私はツタが怖い
もっと具体的に言うと壁とかに張り付いているやつじゃなくて
現に自生してるやつが怖い

↑こういうやつ

壁とか柱とかとっかかりになるものを失ったツタ、
私が知る限り一番”命”を感じる
ツタが宙に手を伸ばしたまま固まってるのあまりにも生命すぎる
伸びたツタにつかまれそうで怖いとかじゃなくて
パワーのあるものがそれを発揮している瞬間に間近で立ち会ってるのが怖い

植物からあり余る命パワーを感じる瞬間が苦手だ。
アスファルトをぶっ壊して生えてるド根性雑草とか
セイタカアワダチソウとか
草木だって生きてるんですけどね、傲慢な人間なので草木から
莫大な命のエネルギーを感じると怖くなってしまう
何なら草木の方が私よりも生命に対して一生懸命な気がしてきた
いいのかそれで



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