カエルの子はカエル
私の両親は、昭和6年と昭和9年生まれで、生きていれば二人とも90歳は超えています。
彼らは、今で言う「毒親」でした。
はっきり言って、クズであり、愚かであり、子どもなんか作ってんな👊😠レベルのバカ親でした。
こんな連中から生まれてきて、ホントに残念😿今でも、あの時死んでおけば良かったと思うこと、たま~にあります。
当然、そんな親なので、人間として、社会の一員としてどう生きるか、なんてことは一切教えることはありません。
教わったことと言えば、気に入らないことがあれば、泣く、喚く、暴れる。
それらが通用しなければ、拗ねる、いじける、ひねくれる、不機嫌になる、そうやって回りをコントロールしようと、少ない知能で画策します。
小学生の頃、中学生の1年位までは、一緒に遊んでくれる友達がいましたが、長じるにつれ、いつの間にか友達はいなくなり、そのうち誰も近づいてこなくなりました。
いじけることで、それまでやってきたので、内心は友達になりたいと思っていても、構えてしまって、遂にはこちらから壁を作っていました。
ある会社で同期で入った人が、あなたって、近づいたら噛みつくよ、て態度ね、と言われて、ハッとしたことがあります。
なんとなく感じていたことを、ハッキリ言われて、やっぱりそうか👏と人生で初めて納得した瞬間でした。
だからって、どうしたらいいのか、さっぱり分からない🤷
カエルの子はカエル🐸って、真実なんだなぁ
むしろ、子どもは親の毒を吸うだけ吸って、浴びるだけ浴びて、より凝縮したエキスになって、悪化の一途😸
30歳を過ぎた頃、ある本を読みました。
「シーラという子」
著者のトリイ・ヘイデンは、母親が16歳の時に未婚で生まれました。
相手は大学生で、育てられないので、母親の両親に預けられて育ったんだとか。
この本が世界中で大ヒットして、人生が順調に見えるトリイのところに、ある日母親から電話がかかってきて、こう言われたんだとか。
「ワタシの人生はメチャメチャよ。あなたが生まれたせいで、何もかも狂ったのよ!」
30歳近くになっていたトリイは、こう答えたそうです。
「お母さん、それは私のせいじゃない。お母さんの問題はお母さんのものよ。」
親が毒親だろうが、クズであろうが、バカであろうが、それらを浴びて抜け出せないように見えても、大人になるチャンスは、誰にでもあります。
知的障害がない限り。