[ドラフト]ブルームバロウ/緑軸ピックからのWGは難しい
この記事は17landsのトロフィーデッキをまとめ、データ分析を行い
各アーキカラーの関係やデッキパターンを可視化した後、有効活用しようって記事です。
どんなデータ分析をするかの概要は上記
1.今回の題材
WGと他のG系って随分離れてない!?
じゃあ、WGと他のデッキパターンを見比べてみっか。
見比べるのは各アーキの緑ベースにしたパターンのデッキ
(こちらもデータ分析でパターンを出している。詳しくは冒頭の記事)
さてさて共通点を探していこう。
共通点
以上!大きく共通してるのはこのカード二枚!
2.なんか君たちやってること全然違わなくない?
並べて比較してみると同じ緑軸でも採用されてるカードの採用率の差異が激しい。
具体的にどのカードが各アーキでの採用率が高くなっているかピックアップしてこう。
2マナ
3マナ
4マナ
ちょっと待った。4マナのコモンは「Treeguard Duo」が最強カードではないのか?
BGでの4マナ比較
緑の4マナの二人組「Treeguard Duo」の採用率が低いのはおかしいのでは?
コモンクリーチャーの中でGIHWRが一番高いのはTreeguard Duoだ。
このカードがどのアーキでも4マナ圏の採用率が高くあるべきだと思い、それとは実情が違っているBGにおいてカード戦績を比較してみる。
こうして比較するとGIHWR差はあるものの、
その差は1.8%であり「Treeguard Duo」を積極的にATA6以前で取らなくてもよく、後々拾えそうな「Treetop Sentries」右で代替え可能そうに見える。
これがもしWGであれば圧倒的に差があり即座に左と判断できる。(GIHWR3.5%差8/9時点)
この様に緑軸のアーキは各アーキでカードの採用率に大きく差異が出ているのだ。
3.何の話だったか。WGが違うって話に戻る。
WGと他アーキを見比べた時に、各アーキ毎で相違点が大きいことに気づき話が脱線してしまったがWGの話に戻る。
各アーキを3パターンに分けた時、
大抵は組み合わせの色が3等分に分かれたデッキパターンに分類される。
例えばWGであれば白ベース、緑ベース、緑白均等と分かれる。
しかし今セットBLBではWGを3つのパターンに分けた時では白が圧倒的に優勢である。
一番緑のカードが採用されている緑ベースのデッキパターンでさえ白が多い。つまりWGは圧倒的に白が優位なアーキなのである。
求められているカードはアーキによって違う
折角早めの手順で取ったアンコモンの人気カードもWGをする上では過剰評価のカードになり足を引っ張る形に。
ミッドレンジのカードはWGでは真価を発揮しないことが多々あり、
最高の結果を得るには適切なピックを覚える必要がある。
総括
まずは題材であるWGは他のアーキとは違い白が中心のアーキであるという点。
その為、点描グラフでWGと他の緑アーキとの間に空白が出来ている。
それが故、緑軸ピックを行った時にWGはへの参入は難しい。
また緑軸ピックをした時にUG、RG、BGと各ミッドレンジアーキに進むとさらに各アーキに細分化される。
つまり、緑は単に強い色であるという訳ではなく、適切なドラフトを行う必要がある難易度の高い色であると警鐘を鳴らしたい。
丁度、塩梅の良いカードもあり良い締めだ。(自画自賛)
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