[ドラフト攻略]カード組み合わせ勝率/ダスクモーン

17Lands.comのGame Dataから作成
GIHWRは20041017のデータを使用

この記事は小さな画像が出てくることがある為、適宜に画面拡大を使用することを勧める。

1.概要

DSK環境でも17Lands.comのGame Dataが公開されました。
例によって早速コンボシナジーの勝率をウェブページにする。

コンボシナジーを前提にしたデッキ構成をしていくと人気薄で敬遠されがちなカードも一線級に戦えることが多く、コンボシナジーを把握することは勝利に直結する。

https://manaburnsaito.github.io/DSKComboGIHWR
https://manaburnsaito.github.io/DSKComboGIHWR/uncommon（レアなし）

項目の説明

GIHWR_A：左側のカードのGIHWR
comboWR：左右のカードが一度でも手札に入ったときのGIHWR
combo+-：左右のカードが一度でも手札に入ったときのＧIHWRの上昇値
（comboWR - GIHWR_A　左側のカードを基準にして揃った時に勝率がどの位上がったか。)
combo_ct：左右のカードが一度でも手札に入ったときの回数
GIHWR_B：右側のカードのGIHWR

じゃあ、あとは各自で調べてください。

そうしたいところだが、折角作ったページ。
使い方が良く分からないなで使われないのは悲しい。
そこで使い方を含め、クイックドラフトでオススメされているBRの組み合わせを調べて、コンボシナジーを紹介していくことにする。

（ドラフト記事での100いいねoverに思わず嫉妬、花より団子で実利が大事。私もいいね押した。）

2.BRで相性の良いコンボを検索する。

1.左上の「Add Condition」を押下

2.検索条件を入力する。

3.BRコンボシナジー

今回調べて行くのはアンコモン以下のカードの組み合わせのみ。
レアを含めると、どうしてもレアが上位に表示されてリミテッドで使用頻度の高いアンコモン以下のシナジーが見えづらくなるからだ。

さてさて、BRのアンコモン以下で一番コンボシナジーがある組み合わせの第一は！？

ド定番Final VengeanceとDisturbing Mirthの組み合わせ！
GIHWR56.6％から両方を手札に引いた時の勝率65.69％と9.09％上昇する。

続いて２、３、４位と続いていく

２位と４位にBoilerbilges Ripperの組み合わせがランクイン
Boilerbilges Ripperは５マナと重く一時的なコントロール奪取とは同ターンに使えない為、自ずと置物との運用になるがここまでシナジーがあるものだったのかと感心する。

徒然と見ていくと私のお気に入りのコンボも好位置で見つけることが出来た。

Derelict Attic // Widow's Walkコンボ

Derelict Atticと Final Vengeanceのコンボ
Derelict Atticは２ドロー２ペイライフで単体でのGIHWRも低くATAが9.97の人気薄のカードだ。
しかしFinal Vengeanceと運用するとすこぶる強い。
同ターンで唱えても４マナで現実的だ。

右の部屋であるWidow's Walkで接死をFear of Lost Teethに付与してFear of Lost Teethを生贄に捧げれば接死ダメージで除去にすることが出来る。

Sawblade Skinripperでも同様
こちらはSawblade Skinripper本体は生け贄にはしない。

黒の１、２マナ域コモンクリーチャーは全てプレアブル論

クイックドラフトでBRを回していると１、２マナ域のコモンクリーチャーはぱっと見は弱く見えるが、どれも長所があるなと味が滲みだしてきた。これらもコンボシナジーを調べる。

Fear of Lost Teeth

昂揚達成のお供に

Defaced Galleryの攻撃付与時＋１は小さなクリーチャー群とは相性〇
Painter's Studioで衝動ドローした時もマナが足りないということになりづらい

生け贄に捧げると２点ダメージを飛ばすことができる。

生け贄に捧げると3点ダメージ

Cracked SkullはアンプレよりなカードだがFear of Lost Teethとの運用なら除去相応になる。

Cracked Skullと同様
Sporogenic Infection自体が２マナの除去なのでこちらのほうが強力か

Innocuous Rat

分り易く生け贄シナジーとは相性バッチリ。そらそう。

生け贄以外ではうらうらとの相性が良い
タフ４まで倒せて戦慄予示ｘ２になり継戦能力が高い

Balemurk Leech

黒１、２マナ域のコモンクリチャーで一番お呼びが無いであろうBalemurk Leech
しかしながらこいつを集めてエンチャント中心のデッキにするとなかなか強かった。
エンチャントとのシナジーはどの位なのか？

強いエンチャントとの相性はバッチリ
組み合わせた時の勝率combo+-が上昇する１，２，３位
ライフを削っていく分Glassworks // Shattered Yardが一番相性が良い。

続くcombo+-４位は3.65と３位と比べて３％近く落ちる。
Balemurk Leechを強く使うには大分条件が限られてくるのが分かる。

あまり使用されないDerelict Attic // Widow's Walkとの相性は上位１，２，３位には届かないものの相性は良い。
Widow's Walkで接死付与でBalemurk Leechをアタックすれば基本スペックの低さを帳消しできるか。

弱いエンチャントとの組み合わせは×

combo+-がマイナス1.93で足を引っ張りあっている。
シナジーがあるからといって弱いエンチャントを無理矢理入れる必要はない。

Balemurk Leechの総括

運用が限られているが強いエンチャントを揃えた時はやれそう。
Balemurk Leech自体がピックで残っていくカードなのでＢＲのオプションとしての選択肢はあり。

黒の１、２マナ域コモンクリーチャー同士の相性

残念ながら目立ったシナジーはない。
これら同士ではなく他のカードとの組み合わせありきである。

Cracked Skullはアンプレアブル？

そのまま使うとただの３マナハンデスでとても弱い。
先ほど触れたFear of Lost Teethでダメージを与えるような相性の良いカードがあれば使えるカードになるはず。

生け贄系

生け贄シナジーとしてDisturbing Mirth
正直Disturbing Mirthが強く大抵のエンチャントなら相性が良い。
あんまり参考にならん。

手札破壊系

相手の手札を減らしてゲインできる。

手札破壊させたあとそのまま壁に。
おー素晴らしい。知らなかったぞ。

ダメージ系

死亡時ダメージ１点で除去

２点ダメージはマルチアンコモンに２マナタフ３のクリーチャーが目立つので今環境では光らない。しかしこれならばどのクリーチャーでも除去できることになり運用幅が広がる

死亡しても損しない壁運用に〇

折角の３点ダメージをこれに使いたくはない。
他の方法でダメージを与えたい。
大型クリーチャー相手なら〇
シナジーはちゃんとある。

意外とそこまで勝率が上昇しない。
他のパーマネントが必要なことと掛かるマナが多すぎるからだろうか

シナジーがあればプレアブルなカードとして使える。
とはいえ過信は禁物入れすぎると弱いのは事実
バランスとシナジーに気を付けよう。

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終わりに

今回のシナジー紹介は以上となります。いかがでしたでしょうか？
マイナーなカードのシナジーを中心にご紹介しましたがメジャーなカードやまだ紹介していないマイナーなカードとのシナジーがまだまだ沢山ありそうですね。

まだまだコンボシナジーを知りたい方は

じゃあ、あとは各自で調べてください。

これに尽きる。

https://manaburnsaito.github.io/DSKComboGIHWR
https://manaburnsaito.github.io/DSKComboGIHWR/uncommon（レアなし）

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