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【川崎市中原区100人カイギvol.13 イベントレポート】

はじめまして!
川崎市中原区100人カイギです。

今回は「川崎市中原区100人カイギvol.13」のレポートをお届けします!

「100人カイギって何?」「川崎市中原区100人カイギのテーマは?」
という方はこちらをご覧ください!

過去のイベントレポートはこちらからどうぞ^^

川崎市中原区100人カイギHP

川崎市中原区100人カイギInstagramはこちらです



1.日時・会場

【日時】
2024年10月30日(水)
19:00~21:00(開場18:45)
【会場】
Pasar base
川崎市中原区上新城2-7-1
(JR南武線 武蔵新城駅[北口]徒歩3分)

今回は、武蔵新城スペシャルということで、登壇者一人目の石井秀和さんが運営されているPasar baseで開催します!

Pasar base(写真はHPよりお借りしています)


2.いよいよスタート!

司会はキュレーターで3回の登壇者でもある本江弘子さんです。

本江弘子さん

本江さんは、NPO法人みどりなくらし副理事長として、子育て支援センターの運営や中原区子育て支援推進事業「お外でみどりなひろば」などを主催されています。

昨年10月にスタートした川崎市中原区100人カイギは、無事に1周年を迎えることができました。
登壇者、参加者の皆様ありがとうございます!

川崎市中原区100人カイギ

運営メンバーは9名、仕事や個々の活動で忙しいなかも、協力しあってここまできました。

今回の登壇者は、武蔵新城と縁のあるこちらの5名。どんなお話が聞けるのか楽しみですね!

司会者 本江弘子さんのプロフィール
NPO法人みどりなくらし副理事⻑,保育士 中原区内の地域子育て支援センター3ヶ所を受託。 毎週水曜日に武蔵新城のNAYA enjoy spaceで親子ひろばを開催。 中原区子育て支援推進事業「お外でみどりなひろば」主催。

3.登壇者1人目 株式会社南荘石井事務所 代表取締役  石井秀和さん

 生まれも育ちも武蔵新城の石井秀和さんは、不動産賃貸業を本業としながら「新城テラス」「新城WORK」を運営されています。また、vol.11に登壇された株式会社SALTの土倉康平さんと「新城サカバー」の共同オーナーを務めています。

大学卒業後IT企業に就職し、24歳で家業に戻った石井さんは、武蔵新城を中心に「この街に住みたい、住んで良かった」という人を増やす為の仕組み作り、情報発信やイベント企画など様々な活動に取り組んできました。

こちらの地図の赤い部分は、これまでに石井さんが様々なことに取り組んでこられた物件で、グレーの風船のようなポイントがついている部分が所有管理している物件です。今回は、会場のPasar baseも含めて一部をご紹介します!

新城テラスは「人とのつながり」を大切に、訪れる方へ優しいひと時を提供しています。

新城テラスを右手に敷地内の入口にあたる「ポケットパーク」を過ぎるとPasar baseがあります。

Pasar baseは、ワークショップやミーティングなど地域の人たちがやりたいことを実現する多目的レンタルスペースとして利用できます。


大通りから一本奥に入った路地にある「第六南荘」は1970年ごろに建築され、約50年にわたって開発が進む武蔵新城の歴史を目の当たりにしてきました。

上層階はマンションで、通りに面した1階には「菓子工房 ichie」や一級建築士事務所「ピークスタジオ」の事務所が並びます。

塀がなくオープンなスタイルは行き交うひとの姿も見え、風も光も感じられる空間になっています。

新城WORKは、「はたらくと暮らすを豊かに」をコンセプトとしたコワーキングスペースです。

新城WORK

武蔵新城に住む様々な方の「はたらく」スタイルにあわせて心地よく使っていただけるようなワークスペースが用意されています。

植物に囲まれた居心地の良い、フリーアドレスのワークスペースや個室の会議室、フォンブースも併設しています。


新城WORKには、付属施設として、各種ウェイトトレーニングやバイクマシンやランニングマシン、シャワールームが完備されたプライベートジムがあります。


新城FITNESS

仕事や勉強の隙間時間で無理せず気軽に身体を動かすのも良いですね!
ご予約、お問い合わせはスペースマーケットからお願いします^^
新城WORK会員の方は割引で利用できます!


「セシーズイシイ23」は、2024年度グッドデザイン賞に選出されました。地域の中に暮らすというコンセプトが徹底された集合住宅であると評価されています。グッドデザイン賞の詳細はこちらになります!


新城サカバー

1階部分には、石井さんとVol.11で登壇いただいた土倉さんが共同オーナーをされていて、日替わりでママ&マスターが変わる「新城サカバー」、vol.3で登壇いただいた一般社団法人プラスケア代表理事西智弘さんの「暮らしの保健室」、イタリアン・フレンチliberta(リベルタ)があります。


「人が大事」という思いから立ち上げたFacebookグループ「ふらっと武蔵新城」では、約1万2000人が飲食店を中心とした情報交換を行なっています。

ふらっと武蔵新城

こちらの「ふらっと」シリーズは、武蔵小杉、溝ノ口などさまざまな地域で展開されそれぞれが成長しています。

「ふらっと」を皮切りにスタートした「第12回ふらっと1000Bero in 武蔵新城」では、全89店舗が自慢の1000円メニューで武蔵新城を盛り上げました。

さらに、かわさき店舗出店支援プログラム「NOREN」、「川崎ワカモノ未来PROJECT」、コミュニティスクールの地域学校協働本部を兼ねた地域教育会議による「まちの学活」などに取り組んでいます。


多岐にわたる活動を続けてこられた思いについて「みんなのために頑張っているのですね!と言われますが、それだけではありません。先祖から受け継いだ資産を守るために、街の価値を高めなければいけないという気持ちが強いです」と語りました。

というのも、石井さんが生まれた家は、江戸時代から400年続く農家。曾祖父さんの代に大家業をスタートし、お父さんの代には、木造賃貸から鉄筋コンクリート造と事業転換をしながら規模を拡大してきたそうです。

しかし、近年、鉄筋コンクリート造の老朽化や建築基準による建て替えの難しさや人口減少や経済成長の低迷による単価下落や集客など多くの課題を抱えています。

そういった背景もあり、リノベーションを取り入れた街づくりを進めているそうです。新しいアイディアを取り入れるために、熱海のプロジェクトにも参画し、そこで得た知見を武蔵新城や地域の人たちにも還元しています。

司会の本江さんから「新城テラスや新城WORKができてから、武蔵新城の街がお洒落になって若い方が増えたように感じますがいかがでしょうか?」という問いかけに対して、

「私に友達がいるように、父や祖父、子ども達、それぞれに友達がいます。若い世代だけでなく、全ての世代が自己実現できるような街づくりを目指しているので、みなさんにもご協力いただけたらと思います」と語りました。武蔵新城の未来が楽しみですね!

株式会社南荘石井事務所 代表取締役  石井秀和さん
1975年11月生まれ。 生まれも育ちも川崎市中原区。 不動産賃貸業を本業としながら、「新城テラス」「新城WORK」を運営。 また、株式会社SALTと「新城サカバ―」を共同運営。大学卒業後IT企業に就職、その後24歳で家業に戻り、武蔵新城を中心に展開するセシーズイシイマンションシリーズを管理運営。 賃貸マンション共用部を改装し「PASAR SHINJO」を開設。 「この街に住みたい、住んで良かった。」という人を増やす為の仕組み作り、情報発信やイベント企画など様々な活動を行っている。

川崎市中原区100人カイギHPより


4.登壇者2人目 s-style(石材のお医者さん) 角田全俊さん

角田全俊さんは、石材関係のお仕事をしながら「新城サカバー@日本酒BARつのちゃん」や「西中原中学校区地域教育会議」や「お掃除さんぽ」「減災ボーイズ」など様々な活動に取り組んできました。

「海と山と人が好きで、人見知りで上がり症で寂しがり屋のつのちゃんです!僕のことは、つのちゃんと呼んでくださいね!」という明るい声に会場からは笑顔が溢れました。

つのちゃんの原動力は、石井秀和さんと知り合ったきっかけでもあるグリーンバード中原での清掃活動。人との触れ合いの中で、多様な価値観を持つ方を受け入れられるようになり、コミュニティに参加する楽しさを知ったそうです。

自分を変えるきっかけになったコミュニティに恩返しをしたいという思いもあり、石井さんが西中原中学校PTA会長2年目に就任された際には「側にいて欲しい」というお願いを快諾。翌年、つのちゃんご自身もPTA副会長を務め、お子さんが最終学年になられた年にはPTA会長として尽力されました。

西中原中学校区地域教育会議主催のお掃除さんぽでは「ゴミを拾う姿をみてポイ捨てをする人が減って欲しい」という願いを込めて活動しています。

「溝の口減災ガールズ」では「減災ボーイズ」として、趣味のキャンプをベースに、防災活動をブラッシュアップしてきました。

5月25日に開催されたvol.8「BBQスペシャル」では、つのちゃん監修のもとBBQと日本酒を盛大に楽しむことができました。つのちゃん本当に感謝しています!

つのちゃんが最も大切にしているのがお酒からつながる出会いです。新城サカバーのマスター、「日本飲酒党」では、日本全国で無償ボランティアを行っています。

「僕は48歳ですが、仲間達から成長させてもらっていることを実感する日々です。人とお話しすることで考えさせられることがたくさんあります。これからも、つのちゃんと仲良くしてくださいね!」と呼びかけました。

つのちゃんも参加する11月10日開催「クリーンアクションかわさき」の概要はこちらです。みんなできれいな街づくりを推進しましょう!

-style(石材のお医者さん) 角田全俊さん
1976年6月生まれ 人見知りで上がり症で寂しがり屋な つのちゃんです。 『新城サカバー@日本酒BARつのちゃん』や『西中原中学校区地域教育会議』や『お掃除さんぽ』や『減災ボーイズ』として主に活動しています。 いわゆる酒カスのポです❤️

川崎市中原区100人カイギHPより

5.登壇者3人目 認定NPO法人フリースペースたまりば 理事/川崎若者就労・生活自立支援センターブリュッケ センター長 三瓶三絵さん


三瓶三絵さんは、川崎若者就労・生活自立支援センターブリュッケ センター長として、15~39歳で、社会につながる難しさを抱えた若者たちの自立に向けた居場所と就労支援を行なっています。

三瓶三絵さん

お住まいのマンションは303号室、今日の登壇も3番目と3に縁のある三瓶さんは、武蔵新城で生まれ、宮前区や高津区で育ちました。

「ブリュッケの活動は、非常に意味のある大切なものですので、ご依頼いただければ喜んでお話しに参ります。ただ、本日の100人カイギでは、私の裏の履歴書についてお伝えしたいと思います」と笑顔をみせました。

こちらがオフィシャルで公開している三瓶さんの経歴です。
就職氷河期に大学を卒業し、「こころの耳」運営事務局で働いたことをきっかけに、ソーシャルワーカーとして障がいのある方の就労支援、生活支援に取り組んできました。

「日々、若者達の履歴書をチェックしていますが、私自身の履歴書が、とにかくひどい!」と語る三瓶さんは、40歳になるまで、アルバイトなど非正規雇用がほとんどで正社員で働いたことがありませんでした。

特に印象深かった仕事が、20代で経験したアイバンクのコーディネーターで、やり甲斐もあり必死で働いたそうですが、身も心も疲れ果て無力さに直面しました。

また、諸事情あって30代で経験した銀座のクラブでは、水商売の大変さを痛感し「楽な仕事なんてない」と思い知ったそうです。

そんな紆余曲折を経て今に至った三瓶さんですが、この経験があったからこそ、強くなったのが「NP力」。現在は、どんなことがあっても何とかなると思えるそうです。


「今日は、私の叩けば埃が出る履歴書をご紹介しましたが、不器用ながらも前を向いて歩き出す、そんな彼らの大冒険を、何とかなるのNP力で支えていきたいです!」と締めくくりました。

認定NPO法人フリースペースたまりば 理事/川崎若者就労・生活自立支援センターブリュッケ センター長 三瓶三絵さん
1973年10月生まれ 武蔵新城で生まれ、宮前区や高津区で育ちました。 就職氷河期に大学を卒業し、仕事探しと自分探しで紆余曲折しながら様々な仕事を経験。いろんなことをやってきましたが今は若者たちの居場所と就労支援に取り組むソーシャルワーカーです。 趣味はガシャポン。可愛いものが大好き💕

川崎市中原区100人カイギHPより

6.登壇者4人目 映像作家/ 武蔵新城Channelプロデューサー  秋草樹さん

川崎市中原区出身の秋草樹さんは、各種映像作成を行う傍らで、地元武蔵新城への想いからYouTube武蔵新城Channelを開設。人や文化などさまざまな観点で街を切り取り映像を作成しています。

秋草樹さん

幼い頃から体育と美術が得意で通知表は必ず5だったという秋草さん。高校卒業後は、日本体育大学に進学しますが「頭のなかは体育の人間ではない」ことを実感したそうです。

大学卒業後は、スポーツやキャンプ用品を扱う企業に就職しますが、組織に合わないことを痛感し退社。その後、グラフィックデザインを独学で学びながら洋服のデザインなどファッション関係の仕事に従事しました。

地元の武蔵新城に帰った際に「こんなに良い飲み屋がたくさんあるのに、地元に友達がいないのは寂しい。武蔵新城の素晴らしさを発信したい」という思いから武蔵新城Channelを立ち上げました。

再生回数が最も多い動画【神輿を知る】新城神社 例大祭 2023 〜おそらく日本で一番神輿を感じる映像〜

【1000Bero武蔵新城】武蔵新城のお店を再発見!9月4日まで!写ってた方はラッキー!?

最近は、本業の映像制作が忙しく、なかなかロケができていないそうですが、みなさんからの動画を投稿していただいたり、リアルなイベントやフェスなどを仕掛けていきたいと意気込みを語りました。


武蔵新城Channelプロデューサー  秋草樹さん
川崎市中原区出身。(大谷戸小、西中原中、百合丘高、日本体育大卒) 経営者向けのWEB・雑誌・映像媒体の広告営業/制作に従事し、2021年に独立。 各種映像作成を行う傍ら、地元武蔵新城への様々な想いからYouTube武蔵新城Channelを開設。 人や文化などさまざまな観点で街を切り取り、映像を作成している。

川崎市中原区100人カイギHPより

7.登壇者5人目  川崎むすびの会  大林都世子さん

生まれも育ちも生粋の川崎っ子の大林都世子さんは、川崎市で着付け師として働く傍らプロの着付け師を育成しています。

大林都世子さん

「川崎むすびの会」は、生徒達と有志のメンバーで構成されたプロの着付け師集団。家庭の事情等で成人式に振袖・紋付き袴を着られなかった方に、ヘアメイクをしてカメラマンに写真を撮ってもらい振袖・紋付き袴の思い出を作って頂くボランティア活動を行っています。

着付けには、自分で着付けをする自装と他人の着付けをする他装があり、成人のお子さんがいる親御さんに向けた他装のレッスンなども行っています。

着付けボランティアは、読売新聞をはじめ多数のメディアから取材を受けてきました。家の事情で振袖を着ることができなかったお嬢さんの「幸せです。ありがとうございます」と恋人と手を取り合って喜ばれる姿に、思わずもらい泣きされたそうです。

大林さんが着付けボランティアを始めたのは、着付師を育成する講師をしていた頃に、モデルとして付き合ってくださっていたお嬢さんが、家の事情で成人式に出ることができなくなり、日頃のお礼を兼ねて、ヘアメイクと着付けをしてあげたことがきっかけでした。


「着付師は、毎日がお祝いですから、こんなに素敵な仕事はないと思います。川崎市内で愛される着付師としてこれからも仕事ができればと思います」と笑顔で語りました。


川崎むすびの会  大林都世子さん
好きです!川崎!愛の街で生まれ育った生粋の川崎っ子。 川崎市で着付け師として働く傍らプロの着付け師を育てる着付け講師としても働いています。 川崎むすびの会は、生徒達と有志のメンバーで構成されたプロの着付け師集団です。 コロナや家庭の事情等で成人式に振袖・紋付き袴を着られなかった方にヘアメイクをしてカメラマンに写真を撮ってもらい振袖・紋付き袴の思い出を作って頂くボランティア活動をおこなっております。

川崎市中原区100人カイギHPより



終わりに

次回vol.14は、
2024年11月17日 14:00 〜 16:00
イベントスペース KOSUGI 1で開催します!
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています^^

n.naho


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