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【川崎市中原区100人カイギvol.14イベントレポート】

こんにちは!
川崎市中原区100人カイギです。

今回は「川崎市中原区100人カイギvol.14」のレポートをお届けします!

「100人カイギって何?」「川崎市中原区100人カイギのテーマは?」
という方はこちらをご覧ください!

過去のイベントレポートはこちらからどうぞ^^

川崎市中原区100人カイギHP

川崎市中原区100人カイギInstagramはこちらです!



1.日時・会場

【日時】
2024年11月17日(日) 14:00 〜 16:00
【会場】
イベントスペース KOSUGI 1
中原区小杉町1丁目403-53
(JR南武線 武蔵小杉駅[北口]徒歩3分)


イベントスペース KOSUGI 1

2.いよいよスタート!

本日の司会は、キュレーターの石丸宣邦さんです。
石丸さんは、1997年生まれの27歳。

応援団時代の石丸宣邦さん

明治大学では応援団として各体育大会の応援や企業依頼でのステージ発表など様々な経験をされてきました。

座右の銘は「禄寿応穏」。衆議院議員の秘書として、中原区のみなさんの豊かな暮らしを守るために日々活動しています。

川崎市中原区100人カイギは、残すところ後6回となりました。
69名の登壇者の方々、ご参加くださったみなさんに心から感謝致します!

この出会いを起点に素敵な化学反応が起こるよう運営一同頑張ります^^

今回の登壇者はこちらの5名!中原区や川崎市のみならず、出版やテレビ出演などのメディアを通じて全国的にも活躍されている方々です!


3.登壇者1人目 (株)川島製作所 代表取締役社長/NPO法人ファザーリング・ジャパン 副代表 川島高之さん

川島高之さんは、中原区内で商業施設の所有・運営会社の社長を務める傍らで、西丸子小学校・中原中学校それぞれでコミュニティ・スクールの初代会長を務めています。

川島高之さん

川島さんは、上場会社の社長時代に、元祖イクボスとして、3年間で利益8割増、株価2倍、残業1/4を達成し、NHK「クローズアップ現代」での特集やアエラ「日本を突破する100人」にも選出されました。

川島さんの登壇資料より「補足イクボスとは」

「大企業版イクボス企業同盟」には271社が掲載され、神奈川県知事、川崎市長、横浜市長など宣言や実施をしている自治体は、全国で数百とも言われています。

「元祖イクボス」である川島さんは、27年前、初めてのお子さんが誕生された際に「子供がこんなに可愛いなんて!是非、子育てをしたい!」と決意し、仕事と子育てを両立されてきました。

今では、夫婦で育児をするのは当たり前ですが、当時、保育園の送迎や保護者会に参加するお父さんは川島さん一人で、非常に目立っていたそうです。

仕事と育児に加えて、NPO法人ファザーリング・ジャパン副代表、西丸子小学校・中原中学校それぞれでコミュニティ・スクールの初代会長、内閣府/男女共同専門委員、文科省/学校改善アドバイザーなど数々の社会活動にも従事されてきました。

そんな川島さんが大切にされているのは、WorkとLife、Socialという3本の柱。家事や育児、社会活動など私生活で培った様々な力こそが仕事の能力や成果にプラスになるそうです。

現在の川島さんの夢は、コミュニティ・スクールを通じた学校・地域・家庭のコラボレーション、Classense武蔵小杉での子どものキャリア教育や体験学習の実現、さらなるイクボスの普及です。

2024年10月30日にMcDonaldが新たにオープンした商業施設Classense武蔵小杉

時代の先駆者、川島さんの挑戦はまだまだ続きます^^


川島高之さん
(株)川島製作所 代表取締役社長/NPO法人ファザーリング・ジャパン 副代表 
1987年・三井物産に入社。上場会社の社長時代、により3年間で利益8割増、株価2倍、残業1/4を達成。その経営手法を「イクボスの定義と10ヶ条」にまとめ世に出し、元祖イクボスとしてNHK「クローズアップ現代」で特集され、アエラ「日本を突破する100人」に選出された。 ファザーリング・ジャパンなどのNPO理委員を歴任。家事や育児(Life)、社長や商社勤務(Work)、PTAやNPO(Social)という3領域での経験を融合した講演が年200回。 現在、中原区内で商業施設の所有・運営会社の社長を務めているかたわら、中原区内の小・中学校で各々、コミュニティ・スクールの初代会長を担っている

川崎市中原区100人カイギHPより

4.登壇者2人目 かわさき市民放送(株)代表取締役 大西絵満さん

大西絵満さんは、かわさき市民放送(株)代表取締役として、2021年6月から川崎市のコミュニティFM局の事業運営を行っています。歴代11人の社長のなかで最年少、女性社長としては二人目の就任でした。

大西絵満さん

広島県出身の大西さんは、大学で臨床心理学を学んだ後に、音楽メディア企業でアーティストマネジメント等を経験し、2009年DeNA(ディー・エヌ・エー)に入社。DeNAでは約11年間にわたって人事本部 人材開発部に所属し、人材育成・組織開発・キャリア相談室の立ち上げなどを担ってきました。


2人目の出産後、育休で約2年職場から離れていたこともあり、かわさきFMへの出向の打診がきたときは、非常に不安だったそうです。



しかし、かわさきFMが地域に密着したメディアであり、川崎市というポテンシャルの高い街に貢献できることなどから、段々ワクワクしてきたそうです。

大西絵満さんの登壇資料より

さて、かわさきFMの周波数である79.1には「7区がひとつ」という意味が込められているのをご存知でしょうか?

7区の配信エリアは155万人、魅力ある24時間放送に加えて、地震や台風などの災害発生時には、川崎市危機管理本部と連携緊急割込み放送の実施などにより、大切な情報を迅速に伝達できるよう常に備えています。

今後のかわさきFMの挑戦として、認知度向上、地域・若い世代の巻き込み、防災・災害対策の強化を掲げています。


川崎をつくる若い世代が川崎へのポジティブなイメージを持ってもらえるように、また、いざという時にも聴いてもらえるような「頼れて楽しいかわさきFM」を目指したいと笑顔でお話しされました。

大西絵満さん
広島県出身。大学で臨床心理学を学んだ後に、音楽メディア企業で営業・アーティストマネジメントを経験。 2009年DeNA(ディー・エヌ・エー)に入社し、営業・企画・新規事業立ち上げ・ゲームプロデューサーを務め、 人事本部にて採用責任者・HRBP(人事ビジネスパートナー)・人材育成・組織開発・キャリア相談室立ち上げなど担当。 2021年6月かわさき市民放送(株)代表取締役に就任。川崎市のコミュニティFM局の事業運営を行う。

川崎市中原区100人カイギHPより


5.登壇者3人目 漫画家/インスタグラマー/グラフィックデザイナー 今じんこさん

グラフィックデザイナーで漫画家の今じんこさんは、男の子2人のお母さんで、インスタグラムやブログを中心に家族の絵日記を発信してきました。

2023年4月に出版したコミックエッセー『学校に行かない君が教えてくれたこと』(オーバーラップ)には、小学校1年生の長男が不登校になったことをきっかけに、不安や恐れ、偏見に悩みながら、親子の答えに辿り着くまでが描かれています。

口コミで話題になり、Amazon本総合ランキング最高位4位、発売3日で重版が決定し、現在は5刷目。東京都教育委員会が運営する不登校支援VLP、テレビや雑誌など多数のメディアで紹介されました。

今じんこさんの登壇資料より

今じんこさんは「不登校当事者にも教育関係者にも、不登校に縁がない方にも、たくさんの人に思いを届けて社会に変化を起こしたい」「学校が合わないだけで苦しんだり、命を落とす子供がいるなんて、辛すぎる」そんな思いから、コミックエッセイ講座4期を受講し大賞を受賞し、出版に至ったそうです。

「本当は、気が弱くて、凄く傷つきやすい。でも、誰かがやらなければという思いで突き進んできました」と振り返る今じんこさん。本のテーマは不登校ですが、不登校とは全く関係ない方にこそ読んで欲しい、大人も子供も全ての人が生きやすい道を選べる社会になって欲しいと語りました。

今じんこさん
男子2児の母。SNSで漫画発信をする。 夫は元住吉のコーヒー豆屋MUIの店主。 長男の不登校から学んだ経験を描いた著書【学校に行かない君が教えてくれたこと〜親子で不登校の鎧を脱ぐまで】は発売1年で5刷。 メディア出演・掲載→ForbesJAPAN/LEE/#不登校は不幸じゃない2023ゲスト/TBS「久保田 智子のSHARE」他。

川崎市中原区100人カイギHPより

6.登壇者4人目  コミュニティデザインラボmachi-ku 代表 / 一般社団法人柏アーバンデザインセンター(UDC2)副センター長 / おもちゃコンサルタント 安藤哲也さん

安藤哲也さんは「子どもが夢を描ける社会をつくること」をビジョンに掲げ、まちづくり、あそび、教育(共育)の3つのプロジェクトを推進しています。

安藤哲也さん

 大学時代にまちづくりのサークルを起ち上げ、登戸、神田エリアで活動を行ってきました。大学院を修了後、ベンチャーの不動産会社を経由し、都市計画コンサルタントとして6年の勤務を経て独立されました。

2児のパパでもある安藤さんの活動は、コミュニティデザインラボmachi-ku 代表、柏アーバンデザインセンター(UDC2)副センター長、おもちゃコンサルタント、NPO団体わくラボ代表など多岐に渡ります。

中原区では、ボードゲームカフェ武蔵新城の店長、こどものまち「ミニカワサキ」初代実行委員長として、ビジョンを形にしてきました。

安藤さんが活動を続ける背景には「日本人は楽しむことが罪悪であるという呪いにかかっている」「子供が夢を描くためには、楽しんでいるたくさんの大人の背中を見せてあげることが必要」という思いがあります。

少子化の一方で、子供の自殺は増加の一途を辿っており、子供達の生きづらさは頂点に達しています。苦しい時に「助けて」と言えないような社会では、安心して新しいことに挑戦することはできません。

安藤さんの登壇資料より

家庭でも会社、学校でもない第3の居場所である「サードプレイス」で「あそび」を言い訳にして優しくなれる場所を作っていきいたいと語りました。

「おとなの幸せ」は、川崎市子どもの権利条例にも示されています。
私たち大人が夢を持って、思いっきり人生を楽しんで、子供達が希望が持てる社会が実現すると良いですね^^



安藤哲也さん
1982年千葉県木更津市生まれ。2児の父。明治大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。 大学時代にまちづくりのサークルを起ち上げ、登戸、神田エリアで活動を行う。大学院を修了後、ベンチャーの不動産会社を経由し、都市計画コンサルタントとして6年の勤務を経て独立。まちは「つくるものではなく、育てるもの」と考え、コミュニティデザインラボmachi-kuを設立。まちづくりのコンサルタントとして、様々な都市で業務に取り組む。現在は、「まちづくり」「あそび」「共育」を3つの柱とし、幅広く活動を展開している。2024年12月に初めての単著書「まちづくりゲームカタログ~研修・ワークショップが進化するボードゲームガイド~」が発売予定。 ⚫︎共著書「素が出るワークショップ(学芸出版)」「タクティカル・アーバニズム 小さなアクションから都市を大きく変える(学芸出版)」「都市を学ぶ人のためのキーワード事典 これからを見通すテーマ24(学芸出版)」 ⚫︎ゲームデザイン「カワサキケイカンボードゲーム」「kenpogame -kenpoバリアで日本を守れ!-」 【その他】 大学院の修士論文で、都市空間における子どもと大人の視点のズレを研究したことがきっかけで子どもの視点を都市計画に反映したいという考えを持つように。その後、子どもが夢を描ける社会をつくりたいという思いから、こどものまち「ミニカワサキ」を起ち上げ代表を務める。 現在は、柏のストリートパーティーの川崎版を地元で開催すべく活動を開始。自分の子ども達が育つコミュニティをより良い物にしたいと奔走中。

川崎市中原区100人カイギHPより

7.登壇者5人目  みどりのおばちゃん 国谷澄子さん

国谷澄子さんは「こすぎの大学」を運営する企画編集ユニット6355、地元小学校のPTAで運営委員や70周年式典実行委員、なかはらミュージカルのサポーター、玉川夏祭りのお手伝いなど様々な活動に従事されています。

国谷澄子さん

地域交通安全員として、雨の日も雪の日も、制服を着用して、交差点や踏切などの危険箇所における児童の誘導、交通整理、安全指導を行ってきました。

国谷さんの登壇資料より

国谷さんが交通指導をされている南武線向河原駅前には、通勤・通学ピーク時に長時間遮断する「開かずの踏切」があり、2018年当時は、600名もの児童が列をなし、遮断機をくぐり抜けようとする大人に児童が汚い言葉で注意する場面もあったそうです。

そんな危険な状況を打破すべく、国谷さんは、制服を着用し、児童に交通指導を行う一方で、遮断中の踏切を強行突破した人には、X(旧Twitter)で特徴を公開し、軽微な呪いをかけるなど地道な活動を続けてきました。

毎日の交通指導だけでなく、各種交通安全運動の際における街頭指導や小学校での交通安全教室のお手伝い、交通安全運動や区民祭などのキャンペーンにも参加協力し、子供達のために尽力されています。

お嬢さん2人が小学校を卒業された後も、精力的に活動を続けるのは、交通事故で亡くなった男の子の存在があるそうです。

「子供は存在してるだけで素晴らしい。パワーもあるし、価値もある。そんな大切な子供の命なのに、交通事故であっけなく奪われてしまうのはあまりにも辛い」と語りました。

現在は、国谷さんはじめ多くの方々のおかげで、ダイヤの誤差が15秒程度の「賢い踏切」も導入され、通学路は格段に安全になりました。

それでも、見守りだけでは交通事故は防げないと振り返り、自転車での交通標識見落としを反省する国谷さん。私たち一人一人が、子供達の命を守るためにできることから始めましょう!

国谷澄子さん
1973年生まれ。高校までは岡山県南部、20代を佐賀県佐賀市ですごし、結婚後は川崎市で女の子2人を育てる。 子どもがお世話になった下沼部小学校でPTA活動にはまるも、視野狭窄を恐れて地域の読書会に参加。これをきっかけに「こすぎの大学」を運営する企画編集ユニット6355に誘われる。 小学校通学路の踏切で「みどりのおばさん」。長女がお世話になった「なかはらミュージカル」も時々お手伝い。今年の4月からは通信制大学でふわっと勉強中。

川崎市中原区100人カイギHPより

8.アイスブレイク&次回のお知らせ

川崎市中原区100人カイギでは、全員が仲良くお話できるように、キュレーターも参加してネットワーキングタイムをお盛り上げています。

今回も新たなつながりが生まれたようで嬉しいです^^

歴代登壇者のみなさん♡
キュレータのにゃんすけさんいつも準備していただきありがとうございます!


感謝の気持ちを込めて準備しました!

次回もvol.14と同じ会場で開催します!
運営一同心よりお待ちしています^^

【日時】
2024年12月14日(土)
11:00~13:00(開場10:45)
交流会:13:00~16:00(同会場)
【会場】
イベントスペース KOSUGI 1
中原区小杉町1丁目403-53
(JR南武線 武蔵小杉駅[北口]徒歩3分)

お子さんが遊べるスペースもあります!
クリスマスが近いのでサンタさんがやってくるかも?!
小さなお子さんがいらっしゃるパパ・ママもこの機会に是非遊びにきてくださいね^^


n.naho

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