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日常で起きるすべてを糧にして愛を育んでいく

数日前に書いていて、
なんとなく下書き保存して
そのままにしていた記事。
なんとなーく、今アップしたいなと感じたので😊

今日の話ではないけれど🙏



カフェが大好きなわたしは近場にお気に入りのカフェがたくさんある。その中のひとつに、近所のブックカフェがある。

wifiもないし、
なぜか電波も悪くて
スマホすら使えないそのカフェ。

ゆっくり本を読みたいときに
手帳に書き出したいとき
とにかく何もせず癒されたいとき
そういうときに使わせてもらっている。

わたしは雑誌の中で、
「& Premium」がいちばん好きなのだけど、
そのカフェに行ったら真っ先に
& Premiumを手に取る。

いつも
なんだかハッとするような言葉
素敵なもの
気になる人
を必ず発見する。

今日は12月号の
「暮らしを楽しむ、手仕事と民芸。」
を手にとって見ていた。

その中で響いた言葉。

柚木沙弥郎さんの言葉。
ものを選ぶということについて。

それが偽物か本物かなんてどうだっていい。
自分が良いと思っていれば良い。
他人にあれこれ言われても自分がいいと思ったその感覚や感情を大切にする。
ものを選ぶということは自分に自信をもつこと。

一読して覚えてる範囲で書いているから、
上の言葉の通りじゃないかもしれないけれど、
たぶん、こんな感じの内容のことを言っていた。

この言葉が、胸にずっしりと来たような。
私もこうやって生きていきたいんだ
って思ったような。
とにかく、とっても素敵だなぁと感じていた。

ものを選ぶときだけじゃない。
よく「自分で選択することで自信がつく」
なんて言われるけれど、
人生のあらゆる選択で
大事になってくることだよなぁ
なんて思いながら読んでいた。

わたしの人生を振り返ってみても、
誰かに反対されても
誰かに理解されなくても
誰かに小馬鹿にされても
それでも内側からこうしたいんだって
湧き上がるその想いと感覚を信じて
勇気を出して行動したとき
そして、ふと人生を振り返って
あのときの自分ありがとう!よくやった!
って思えたとき、
これ以上に自分に自信がついたことってないな。
って思ったりする。

わたしにとって初めてのそれは、
初めての転職と上京であったけれど。
大きな会社から小さすぎるほど小さな会社に転職を決めたその時。
当時親友と思っていた友達からは
「もったいない」
母からは
「地元で転職先を探せなかったのか?」
上司からは
「今の方がよっぽど良いだろう」
まるで試されるかのように
心が揺れ動いてしまう言葉もあったけれど、
当時のわたしは、
仕事内容に毎日絶望を感じていたり、
婚約していた同じ会社だった人とお別れしたり、
上部ばかりの人間関係に嫌気が差していたり、
まあいろいろ抱えていて、、
前に進む以外もう道がなくて。

実際のところ、
勇気を出したというより、
進むしか道がなかった
という言葉が正しい。
横には道がない、後ろは火事。
前は、、行ってみないとわからない。
わからないけど、なんか光が見える気がする。
こうして
強制的に自分の感覚を信頼せざるを得ない状況
になっただけではあったけれど。

だけど、
勇気を出して自分の感覚を信じたとき、
わたしの経験上、必ずうまくいく。
あれ?
っていうほど流れに乗ったような、
目に見えない大きなサポートが入るような
そんな感覚がある。
そのときも、
びっくりするほどスムーズに
事が進んでいった。


今日、このブックカフェに行った後、
いつもの大好きな自然の場所に行った。
滝を眺めながら、
ただ滝の水が流れる壮大な音に耳を傾けていた。

すぅーっと心に入ってきたように
言葉が浮かんできた。
「誰に何を言われても、
自分が感じたことを信じることは愛。
強くなること。」
言葉というより、こんな感じのニュアンスの感覚
といった方が正しいかもしれないけれど。

以前、「愛がある人は強い人だ」
と言われたことがある。
愛だけが強くなる方法で、
強い人とは愛がある人だ
と。

みんなと同じ選択をすること、
人や社会から認められる選択をすること、
それは楽ではあるけれど、

人が理解してくれなくても
社会的に認められなくても
それでも自分の奥深くから
"そうしたい"と感じることを選択すること
これは本当に簡単ではないし、怖さもある。

でも、強くなる必要がある。
それでも自分のために勇気を出して、
自分の感覚を信じてみる
それは愛であり、強さである。

滝を眺めながら、そんなことを感じていた。



いきなり強くなろうと思うと
ハードルが高すぎて難しく感じるけれど、
きっと、
"自分の感覚をほんのちょっと信じてみる"
一歩一歩、勇気を出した選択の積み重ねで、
気づいたら自分の小さな感覚を信じられる人
になっているんだろうな。
それは自分を愛するということのひとつで、
「自己信頼」という強さを兼ね備えた人
だとわたしは思っている。

明日100%自分を信じられている自分になる
そんな魔法は決して存在しないけれど、
日常で起きるすべてを糧にして、
人はみんな自分自身を信じることを学んで
愛を育んでいるんじゃないか。
そんなことを思ったりする。

「自分の中の愛を育んでいくと
自然と強くなっていく。」
そんな言葉を言われたことがあるような、
ないような、、。

でも、
わたしの人生はそこに向かっていきたいんだなぁ
なんて、改めて人生の方向性を
感じさせられた今日。

今日は”わたしを癒す日”
と決めていたけれど、
そんな1日を過ごすことができたような感じで、
こんな日を定期的に作ることが
とっても大事なんだと改めて感じた日。

進むべき方向性を間違えないように。
社会の正しさに染まりかけてしまったときに
自分にとってたいせつなことを思い出して
軌道修正するために。
ちょっと立ち止まって感じてみる
自分のためだけの1日。

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