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滋賀医科大学医学部学士編入試験の内容、成績開示
こんにちは。
ルシアンです。
今回は私が受験した2025年の入学の滋賀医科大学医学部の編入試験について、形式、面接の内容、成績開示、所感を書いていきたいと思います。
私自身の受験の結果は、正規合格でした。
面接内容以降の部分はプライバシーの関係から有料となります。
私の詳細なプロフィールはこちらから
試験形式
1次 筆記試験 総合問題(200)+ 英語(100)
2次 小論文Ⅰ(200)+ 小論文Ⅱ(100)+個人面接(段階評価)
1次と2次の合計点と面接評価で合否が決まります。
1次試験
会場での筆記試験です。
総合問題、英語共にマーク式です。
総合問題は生命科学+高校物理+高校化学+大学数学で構成されており、試験時間は150分です。今年の問題は生命科学の実験考察問題が多く、制限時間がシビアだったと思います。その他、物理化学は高校レベルで、数学は行列や大学レベルの統計が出題されていました。
英語は、TOEFL ITPに近い形式で、文法問題20問(穴埋め10問、間違い探し10問)、長文読解2題、制限時間60分です。制限時間は大変シビアで、ノンストップで問題を解き続ける必要があります。
2次試験
会場での小論文、個人面接試験です。
午前に小論文の試験が2種類あり、午後に面接試験があります。
小論文1は90分で大問3題、問題は生命科学系の実験が書かれた問題を読み、データの読み取りや実験考察していく形式です。1題30分程度時間はかけることができますが、考察に時間がかかるため、時間の余裕はそんなにない試験です。
出題テーマは、
1: スプライシング
2: 免疫(獲得免疫系)とがん
3: 心電図と脳梗塞、心筋梗塞の相関(疫学調査)
でした。
小論文2は、医療を題材としたテーマで90分2題、1500字と、オーソドックスな分量です。
他大学と同じような医療テーマです。
出題テーマは、
1: 医療と多様性(国際医療と現地の風習について)
2: 終末期医療のコミュニケーションと意思決定
でした。
個人面接では5人ごとに呼ばれ、5つの面接室に分かれて行われます。
面接官は3人、それぞれの面接官の方が順番に質問する形式で、15分間です。
志望動機、診療科、興味のある授業など、ほかの大学でも聞かれるような普通の内容でした。
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