【初心者向け】はじめてのHardstyle【Hardstyleとは】
こんにちは。
今回は最近流行ってるHardstyleって何ぞ?って方向けに
簡単に紹介したいと思います。(結構長めです。)
これを読めばそれなりにどういうものなのか分かるかと思います。
ちなみに国内のHardstyleシーンについては取り上げませんのでご了承を。
1、Hardstyleってなに?
Hardstyle(ハードスタイル)とはクラブミュージックの一種で、
最近流行ってるEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の仲間です。
ちなみに「Hard Style」などの表記をすると警察が飛んできますのでご注意を。正しくは「Hardstyle」です。(hardstyle・HARDSTYLEなどの表記はOKっぽい)
EDMといえばオランダ、そうこのジャンルもオランダ発祥です。
どのような特徴を持っている音楽であるのか1つずつあげていくと、
①テンポが150BPM前後 (大体140~165BPM) ※BPM→用語説明
②一体化しているゆがみを持った強いキックとベース
③シンセによるメロディやエンジンが唸るような激しいスクリーチ音
④サブジャンルが多く、他の音楽ジャンルの要素を取り入れることもある
⑤曲展開は、ブレイク→ビルドアップ→ドロップ(サビ)を2~3回繰り返す
言葉で説明するより聴いてみたほうが早いと思います。
個人的にHardstyleの中でも王道スタイルだと思うのがこの曲です。
ちなみに曲の表記については、
アーティスト名 - 曲名 の書き方が定番です。
この曲は150BPMで、落ち着いたブレイクから始まり、ビルドアップで盛り上がりをつけていって、ドロップで一気にキックと共に畳みかけているのが分かります。そしてまたブレイクに入って…と繰り返していますね。
Hardstyleの曲構成について説明します。大体はこの曲構成です。
Hardstyleの曲構成は大体、
(イントロ)→【ブレイク→ビルドアップ→ドロップ】×2~3回 →(アウトロ)
という流れになります。
ブレイク(Break):最も穏やかなパート。ボーカルが入ることも多いです。
ビルドアップ(Buildup):スネアロールやシンセによるメロディなどでドロップに向けて高揚感を演出するパートです。
ドロップ(Drop):サビ。Hardstyleでいうと「ゴゥンゴゥン」と一定のリズムでキックが鳴っているところです。Hardstyleではドロップが2~3回あるので、曲の頭からドロップが来るたびに1st Drop、2nd Drop…って呼んだりします。
イントロ・アウトロ:Extended MixなどDJに使われる音源には、DJが曲を繋ぎやすいようにイントロやアウトロが存在することがあります。大体がただのキック音です。
またドロップの中でキックやベースの音程が変化しているのが分かると思います。
これがHardstyleの特徴の1つでもあります。
ちょっと昔のHardstyleやEuphoricに多いです。
2021年最も人気だったHardstyleはこんな感じです。先ほどとは別のアーティストですが、時代と共に音も進化しているのが分かります。
Hardstyleの音色も時代と共に進化しています。
次はHardstyleの歴史について取り上げます。
2、Hardstyleの歴史
簡単に紹介しますが、諸説あるので「これが絶対正しい歴史」とかではないです。
Hardstyleは1990年代後半から2000年代前半にかけてオランダで生まれ、
シーンの拡大やネットの普及と共に全世界中へ広まっていきました。
Hardstyleは、Technoから生まれたHard Danceから派生し、
Gabbaから派生したHardcoreや、Trance、Houseの影響を受けて誕生しました。
特にHardcoreとの親和性が高く、同じ括りとしてイベントが開催されることも多いほどです。
HardcoreとHardstyleはよくまとめられがちですが、派生元は違うんですよね。
①1990年代後半~2005年頃 Hardstyleの誕生
この頃のHardstyleはまだHard Danceの特色が強く、
今のHardstyleと比べるとキックやベースに激しさがそこまでありません。
現在Hardstyleを台頭しているレーベルScantraxxの初めてのリリースは
最早完全に別ジャンルです。
この頃のHardstyleはEarly Hardstyleとも呼ばれることも多いです。
似通ったジャンルにJumpstyleがありますが、成り立ちとしては異なるそう。
②2006年~2011年 Hardstyleの黎明期
2006年頃から今のHardstyleの形が出来上がってきます。
現在でもHardstyleの一線で活躍しているHeadhunterzの曲です。
彼は昔の曲もとても良いので聴いてみてください。
ちなみにこの頃はヴァイナル(レコード)でのリリースが一般的でした。
現在ではデジタルが主流で、この時代の曲もデジタルで買えます。
また1曲が長く、7分を超える曲もあります。(現在は長くても4分程度)
2010年頃からQ-Danceによる特化イベントが始まると、
Hardstyleはダークでアンダーグラウンドなものから、より聴衆に好まれる
感情的なメロディーや今までよりもハイピッチなキックなど
新しいサウンドを使用するようになってきました。
それは後にEuphoric Hardstyleと呼ばれるようになります。
②2012年~2016年 ジャンルの細分化
2012年頃からHardstyleの定義も確立されてきました。
それによってこの時代よりも昔にリリースされたHardstyleは
Hardstyle Classicsと呼ばれたりします。
(Hardstyleに精通してる人でも間違いがちですが、
Hardstyle ClassicsとEarly Hardstyleは全くの別物です。)
また他の音楽ジャンルの要素を取り入れることで進化をしていきました。
これはRawstyleという現在でも人気の高いサブジャンルです。
この頃からEuphoric HardstyleとRawstyleの区別が行われます。
Euphoricは聴きやすさのためにオーバーグラウンドへ進化したのに対して、
RawstyleはClassicsのようなアンダーグラウンドさを残しています。
Hardstyleのサブジャンルについては後述します。
③2017年〜現在 Rawphoricの誕生
この頃からRawstyleの中でも細分化が始まります。
メロディー重視のRawphoric、キックやスクリーチ主体のXtra-Rawと細分化され、
中でもRawphoricがHardstyle界隈でも人気が高くなりました。
そのため、2018年頃から今までRawを書いてこなかったアーティスト達も
こぞってRawに近いキックを多用し始めました。
現在のHardstyle界隈ではSub Zero ProjectやD-Block & S-te-Fan、
Headhunterz、Ran-Dなど特定のアーティストの人気がとても高く、
年1の人気投票では上位を牛耳っています。
特にSub Zero ProjectやD-Block & S-te-Fanなどが作る曲は、
Euphoricとは言えないけれどRawとも言えないみたいな曲が多いです。
おおまかな年表
1990年代後半~2005年頃:Early Hardstyle
2006年~2011年:Nustyle (Classics)
2012年~2016年:Euphoric | Rawstyle
2017年~:Euphoric | Rawphoric | Xtra-Raw
3、Hardstyleのサブジャンル
Hardstyleには様々なサブジャンルが存在します。
しかしHardstyleの「公式」というものは存在しないので
ファンが勝手に命名したものが多く、その定義も曖昧です。
①メジャー枠
Euphoric Hardstyle (ユーフォリック ハードスタイル)
2010年以降、それまでのHardstyleと異なり商業的な音色となった、
感情的なメロディーとキックの激しいピッチシフトを特徴とするHardstyleです。
近年ではエモいHardstyleを総称して言われることが多いです。
BPMは大体が150です。
主なDJ:Atmozfears、Code Black、Wasted Penguinzなど
Rawstyle (ロウスタイル)
2011年以降、Hardcoreや今までのHardstyleの影響を受け出来たジャンルで、
Rawstyleという単語はHardstyleの発展と共にジャンルを識別するために導入された用語であるとのこと。
Euphoricと比べると暗いメロディーや激しく攻撃的なキックが特徴。
またスクリーチも多用されており、Euphoric等と比べるとBPMがちょっとだけ速かったりします。
一昔前はRawstyleとして独立していたものの、近年ではRawphoricと
Xtra-Rawに細分化されています。
Rawphoric (ロウフォリック)
「RawstyleのRaw」と「Euphoricのphoric」=Rawphoric。
Rawstyleの分類であるためキックは激しめですが、メロディーがEuphoricに近しいもので、Dropにもメロディーが入るものが多めです。
2017年頃から増加傾向にあり、近年では覇権を握っているジャンルです。
Rawphoricの中でもEuphoric寄り、Raw寄りと分かれていることが多いです。
BPMは150か155が大半です。
主なDJ:Ran-D、D-Sturb、Phuture Noize、Hard Driverなど
Xtra-Raw (エクストラ-ロウ)
Rawstyleの中でも、特に激しいキックやスクリーチを用いたジャンルです。
Dropにメロディはほとんど用いられず、
極端にピッチを高くした「Piep Kick」、独特の残響音を特徴とする「Gated Kick」、レーザー風のエフェクトをかけた「Laser Kick」など、
多種多様なキックが用いられます。
BPMは155か160が大半です。たまに165とかもあります。
主なDJ:Warface、Delete、Rooler、Riot Shiftなど
Reverse Bass (リバースベース)
元々はHardstyleのベースに用いられる手法を指すものでしたが、
近年ではジャンルとして充てられる事が増えました。
Early Hardstyleでは頻繁に登場しますが、
近年でも1st Dropで用いられる事が多い印象です。
②マイナー枠・一昔前のジャンル
Early Hardstyle (アーリー ハードスタイル)
前述した通り、Hard DanceやHard Trance、Technoなどの特色が色濃く
残っており、ジャンル名というか
主に1990年代後半から2003~6年頃に作られていたHardstyleの総称です。
135~140BPMと遅く、スクリーチ、リバースベース、シンプルなメロディなど、今のHardstyleの特徴を付け足したHard Tranceって感じです。
Nustyle (ニュースタイル)
このジャンルについては定義が曖昧です。
・Early Hardstyleから進化し、2006年~2011年頃まで続いたHardstyleの総称
・Euphoricほどエモくなく、Rawほど激しくもないHardstyleの総称
・逆にEuphoricなどが流行ってきたためClassicsに逆行した曲の総称
等。
どれもEarly Hardstyle終了~Euphoric誕生辺りまでで使われています。
汎用的なものとしては一番上の定義ですが、これらはHardstyle Classicsとも呼ばれます。この頃は曲調やキックなどが全体的に暗めです。
Tekstyle (テックスタイル)
Jumpstyleから影響を受け、Tek要素と融合したHardstyleです。
キックがそこまで激しくなく、チープなドロップが特徴です。
マイナー枠に置いてますがオランダでは根強い人気があるそうです。
主なDJ:Mark With A K、Davoodi、Demoniakなど
Dubstyle (ダブスタイル)
Dubstepのグルーブを取り入れたHardstyleでしたが、2010年代半ば以降から
進化や発展はありませんでした。
Holland Hardstyle
正式なジャンル名ではありませんが、発祥の地オランダでは
陽気でオランダ語ボーカルがあるHardstyleが人気だったりします。
X-Qlusive Hollandというイベントではこんな感じの曲が多いようです。
Outsidersなどは現地で有名な曲をHardstyle Remixとしてリリースしてます。
その他にもTrapstyle、Big room Hardstyleなど自分もあまり分からない
マイナージャンルもあるそうです。
③近縁ジャンル
Hardcore (ハードコア)
BPMがHardstyleよりも速く、Hardstyleに最も影響を与えたジャンルです。
Hardstyleとの親和性が高く、MainstreamやUptempo、UK Hardcore等のアーティストとコラボしたり、HardstyleからHardcoreへの曲中転換も多いです。
Hard Trance (ハードトランス)
Hardstyleの前身となったジャンルです。元々HardstyleはHard Tranceのサブジャンルであったとも言われていたようです。
Jumpstyle (ジャンプスタイル)
Hardcoreの前身であるGabbaから派生したジャンルです。同じ名のダンスが存在しており、このジャンルに合わせて踊ることができます。
4、(個人的な)曲の掘り方
Hardstyleに興味が持てたら自分で曲を実際に掘ってみましょう。
掘る(ディグ)とはいわゆる 探す、発見する みたいな感じです。
①まずは最新・有名な曲から探ろう!
YoutubeなどでHardstyleの視聴回数ソートをすれば人気な曲は出ますが、
その多くはBig roomのHardstyle Remixだったりします。
そういった曲のほとんどはクラブやイベントでは流れることはありません。
個人的なオススメはSpotifyです。Hardstyleと打ってプレイリストでも漁れば
人気アーティストの最新曲ぐらいはすぐに聴けます。
後はSNSで繋がったHardstyleファンからオススメ曲を聞き出すのも良いでしょう。
数年Hardstyleを聴き続けている人からすると、あまりに有名な曲は
お腹一杯になりがちで段々と興味を失うことも多いかも。
②どんどん昔に遡っていこう!
日本のHardstyleファンは懐古厨が多い(偏見)ので、昔の有名な曲を
知っていればクラブイベントもかなり楽しくなります。
2012年~現在までの有名な曲を知れるオススメの方法が存在します。
①Hardstyle.comへ飛ぶ (Hardstyle関連のポータルサイトです。)
②Music→Top 40 charts
③Achieveで各年の毎週ランキング1位だった曲が一覧で出ます。
④これをYoutubeやSpotifyで片っ端から聴いていく。
これをするだけでどの年にどんな曲やアーティストが人気だったのか知れるのでオススメです。
またQ-DanceというHardstyleイベント会社が年1でランキングを作成してます。
FreaqshowやWOW WOW、EPIQとかで検索すれば各年のTop10が聴けます。
③自分の好きなサブジャンルを知ろう!
Hardstyleには様々なサブジャンルがあるので、自分の好きなサブジャンルを
片っ端から聴くことも良いと思います。
そういった場合はレーベルごとのチャンネルやプレイリストを聴いていきましょう。
自分はRawstyleとClassicsが好きなので最近は大体これらしか掘ってないです。
特にRawstyleに関してはマイナーなレーベルも多いです。
SpoontechやTheracordsなどに辿り着けばもう立派なオタクです。
④Hardstyle Classicsを漁ってみよう!
昔の曲には昔の曲ならではの良さがあります。
Hardstyleの原点を聴いてみるとよりHardstyleの奥深さが理解できると思います。
また海外ではClassicsの人気度は現在でもとても高いです。
日本であれば数曲知ってるだけでまるでHardstyle博士(?)になれます。
またClassics好きも多いので、オススメを聞いてみるのもいいかもしれません。手に入らない音源なんかも存在するので曲集めには苦労しますが。
⑤クラブイベントへ行こう!
なんだかんだこれが一番重要な項目だったりします。
Hardstyleは「クラブミュージック」なのでクラブで聴くのが一番なのです。
Hardstyleオンリーのクラブイベントなどがあれば足を運んでみましょう。
自分の知らない曲ばっかでも、新たな発見があるかもしれません。
5、用語説明みたいなコラム
ちょっとした専門用語を解説。
①音楽全般の単語
BPM:テンポの単位で一分間の拍数のこと。Hardstyleは大体150BPM前後。
キック:バスドラムの音。Hardstyleではゴゥンゴゥンと低音で鳴っている音のことを指す。
レーベル:レコードやCDを制作する会社やその商標。Hardstyleは様々なレーベル会社から曲がリリースされており、~Recordsなどの名前が多いです。
DTM:パソコンを利用して楽曲制作を行うことです。Hardstyleは全部これです。ちなみに制作ソフトのことをDAWと呼んだりします。
②曲名の後ろについている()について
Hardstyleを聴いてると、「Original Mix」や「Radio Mix」だったり
曲名の後に()でなにかしら入っていることがあると思います。
これについて解説します。
「Original Mix」、「Extended Mix」、「Pro Mix」
→DJが曲を繋ぎやすくするためにイントロやアウトロが入っています。
よってDJをするために曲を買う際はこっちを買うことになります。
曲が買えるサイト→Hardstyle.com、Beatport、Juno Downloadなど
YoutubeやSpotifyでは聴けないことが多いです。
「Original Edit」、「Radio Edit(Mix)」、「Edit」
→上記とは逆にイントロやアウトロが無いものです。
曲をただ楽しむだけであればこっちのほうが聴きやすいです。
コンピやCDアルバムなどはほとんどこっちで収録されています。
「Remix」、「Bootleg」
Remixは既存曲を編集して新たな楽曲を生み出す手法の一つです。
例えば「The Purge - Bonecrusher (Kruelty Remix)」という曲があれば、
The Purgeが作ったBonecrusherという曲をKrueltyがRemixした曲
という意味になります。
Bootlegは非公式のRemixという意味です。
「Mashup」
2つ以上の既存楽曲から要素を取り出し1つの曲に仕上げることです。
リリースは少ないですが、ライブセットとかでよく聴きます。
「Live Edit」、「VIP」
本人が過去に作った曲を別バージョンにして公開した際に付きます。
Hardstyleではキックを変えることが多いです。
「feat.」(フィーチャリング)
他のアーティストがゲストとして作品に参加したときに使われます。主にボーカリストに使われることが多いです。
③Hardstyleの専門用語
Q-Dance:「Hardstyle」を商標登録をしているイベント運営会社。レーベルも運営してます。Youtubeの動画で結構お世話になります。
Q-Danceが運営する主なHardstyleイベント↓
・Defqon.1:2003年から年1でオランダで開催されている4日間ほどの最大級イベント。過去にはオーストラリアやチリでも開催されていました。
・Qlimax:2000年から年1でオランダで開催されているイベント。テーマが毎年決まっていて、ショー的な要素が強いです。ラストはHardcoreで締めるのが伝統らしいです。
・Qapital:2013年から年1でオランダで開催されているRawstyleイベント。
・X-Qlusive:各アーティストやオランダ語曲に焦点を当てたイベント。
・The Qontinent:2008年から年1でベルギーで開催されている3日間ほどのイベント。
・Freaqshow:2012年から大晦日に開催されていたイベント。毎年のTop10ランキングと共に年越しを迎えます。2018年はWOW WOW、19年はEPIQという名前でした。コロナ禍ではYoutubeに毎年のTop10動画が投稿されています。
・Q-BASE:2004年から2018年まで年1でドイツで開催されていたイベント。
・Dominator:2005年から開催されているHardcoreイベント。
その他にもIMPAQT、QULT、In Qontrolなど様々なイベントがありました。
・Anthem(アンセム):国歌という意味です。各イベントにはテーマ曲としてAnthemが作られます。有名な曲も多いのでまずはAnthemを漁るのもいいかもしれません。
最後に
めちゃ長くなりましたがこの記事を読んで、
Hardstyleに少しでも興味が湧いてくれればと思います。
そのうちレーベルやサブジャンルごとの紹介記事でもあげれたらなと思います。
とりあえず超有名曲が知りたい方はこちら↓
https://note.com/luciaminnu/n/n342abe291afc
沢山のHardstyleを聴いてみたい方はこちら↓
https://note.com/luciaminnu/n/nefd3e8a31c85