【Hardstyle Classics 100】#6 更に暗いClassics
このページでは前ページよりも更に暗い印象を持つ曲をまとめています。
76、Dozer - Elixer (2010 Fusion Records)
これぞHardstyle Classics特有の暗さ。
1st Dropと2nd Dropの入りがめちゃくちゃシンプルな低音キック。これだけで惚れます。
ブレイクが割と短めで、曲の展開もコロコロ変わるので聴きやすい曲でもあります。
2nd Dropでは途中でメロディが変わるのもとても良いですよね。
Dozerの曲はスマートな曲が多い印象です。
77、Donkey Rollers - Followers (2005 Fusion Records)
Donkey RollersはZany、Jowan、MC DV8の3人からなるHardstyleユニットです。もちろんめちゃくちゃ人気曲をリリースしてきました。ここから怒涛のDonkey Roller率です。
このサウンドが2005年に出せるのが凄い。
徐々に音階が上がっていくメロディも焦燥感を煽ってるような感じがしてとても好きです。
ちなみにこの曲をNoisecontrollersがRemixしてるのですがそちらもとてもカッコイイので聴いてみてください。
78、Dozer - The Church of the Darkside (2008 Superplastik)
Dozerの陰その2。
日本のHardstyle Classics界隈の中でも人気の高い曲です。覚えていて損は無い。
ノリノリとエモさのちょうど中間ぐらいのバランスがとても良いです。
なんと言っても2nd Dropのメロディが神すぎる。
君もメロディを覚えてクラブで歌おう!
79、Brennan Heart Aka Blademasterz - One Blade (2007 M!d!fy)
Brennan Heart、昔はこんなに暗くて力強くてカッコ良い曲かけてたんですよ。
キックはとても力強いものの低ピッチ、ブレイクは壮大感に満ち溢れ、暗めのメロディが流れ始める...これぞClassicsって感じです。
今のBrennan Heartにもこんな曲つくってほしいです。
80、Nagoom - Atmosphere (2008 superplastik)
Nagoomは古に存在したHardstyle DJです。
1st Dropはシンプルなキックとスクリーチによる疾走感がありますが、ブレイクに入ると既に始まっているメロディによってビルドアップと2nd Dropがエモく感じられます。
この曲のココ好きポイントは曲の終わり方です。
81、Noisecontrollers - Crump (2007 Fusion Records)
40曲目に紹介したAliensと同じレコードに収録されていたNoisecontrollersの曲です。
ブレイクではFワード連発のボイスと、昔ながらのサウンドを展開してます。
そこから始まるおどろおどろしくも感じる音色のシンセによるメロディがなんともClassics感があって好きです。
アウトロのシンプルさもとても好きです。
82、Zany - Widowmaker (2006 Fusion Records)
1st Dropはスクリーチの使用で勢いがありますが、ブレイクに入ると一気に曲調が変わります。
謎の悲鳴の後のメロディにて暗い印象を植え付けます。
2nd Dropも暗い印象を保っているのが特徴的です。
暗い曲調はClassicsならではの味ですよね。
83、Donkey Rollers - Chopper (2007 Fusion Records)
畳み掛けるような1st Dropを抜けると、これまた暗くて落ち着いたメロディラインを展開していきます。
このチョコチョコいうサウンドってなんて言うんでしょうか。Hardstyleでは割と多用されていますが自分はDTMやってないんで分かりません。
ドロップ毎にキックの音色が変わるのもポイントです。
84、Donkey Rollers - Silver Bullet (Toneshifterz Remix) (2011 Fusion Records)
ToneshifterzによるRemixです。
今は明るい印象のEuphoricやEDMっぽいHardstyleを書いている印象ですが、昔はこんな感じの暗い曲調も多くリリースしています。
鐘の音から始まるイントロ、ブレイクではオルガンの音色、銃の音を抜ければおどろおどろしさを感じるメロディが待ち受けています。
Classicsの中でも個人的に好きな曲です。
85、Donkey Rollers - Thunderbeats (In Qontrol Re-Amp) (2008 Q-Dance)
1st Dropはスクリーチ主体ですが、ブレイクに入ると暗いながらも壮大な神メロディが訪れます。
2nd Dropに入ってもビルドアップの時のメロディを用いず、3rd Dropになってようやく使い出すのも盛り上がる味があります。
86、Donkey Rollers - Overcome (2009 Fusion Records)
力強いキックが特徴的な曲です。
どことなく焦燥感を感じさせる繰り返すようなメロディやクソ長ブレイクでの女性ボイスに水のしたたる音、これぞClassicsの暗さです。
2nd Dropに入るところでサウンドが落ち着いて一気にキックが来るの、とても勢いがあって好きです。
87、Toneshifterz - In Darkness (2010 Fusion Records)
キックのピッチは少し高めですが、ブレイクに入ると曲調がガラリも変わり、そのメロディは暗い印象を植え付けてくれます。
またドロップの途中でメロディが増えるのも良いですね。ドロップが長いのも聴いてて飽きません。
シンプルながらもスマートに仕上がってます。
88、The Beholder meets DJ Zany - Midnight (2006 Seismic Records)
The BeholderはNeophyte名義でHardcoreを書いてます。
このThe BeholderとZanyの2組で数多くの曲をリリースしています。
この曲は前半後半で曲調が結構変わります。
前半はスクリーチでスマートにまとまっていますが、ブレイクのミッドナ-イ!を抜ければ気味の悪いメロディラインが待ってます。
89、The Beholder meets DJ Zany - Fear Reigns Today (2007 Seismic Records)
1つ前と同じアーティストですが、曲調としてはこちらの方がより暗い印象を与えてくれます。
気味の悪いスクリーチ、叫び声、低ピッチのキック...これぞClassicsの陰って感じがします。
曲の展開はシンプルですが、盛り上がりきらないので聴く人を選ぶかもしれません。