秋の長い夜を抜けると雪国であった。
それは突然で、寝ている間に時空間移動でもしたのかと思いました。
ソウルは117年ぶりの大雪。
真冬には-15度、-16度になることもあるソウルですが、雪はそれほど降りません。というか、寒くなればなるほど縁遠くなるのが雪。基本的に乾燥しているので、降ってもさらさらの粉雪で、私が日本で見ていた雪とは異なります。一日中氷点下という日も多く、積もった雪も溶けるというよりは、上空に向かってそのまま蒸発していく印象が強いです(正確には「昇華」というらしいですね)。
それが今回は、どかっ!と、重量のある雪が降り積もりました。真っ白に生まれ変わった世界を見て抱いた印象は、まさに雪国。
そんな中、ニュースで耳にしたのが「습설(スㇷ゚ソㇽ)」という言葉です。
聞いた瞬間に、なるほどなあ!と感動しました。습설 と聞いて「습기(湿気)」を思い出したそこのあなた、流石です。습설 の 습も漢字で書くと「湿」。これに雪が付いて「湿雪(습설)」になります。
雪には水分量が多くて重たい「湿雪」と乾燥して軽い「乾雪」があるそうで、日本語でも使われる言葉だそうです。知りませんでした。はい・・・。
新たな知識ゲット。ティッティリ~。
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◆純白を求めて
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◆前日まで秋だったのは錯覚ではないらしい
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◆かわいいお出迎え
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◆瀧も山も雪化粧
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◆雪と紅葉と伝統と
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