『Libera』episode1
2024年6月1日、土曜日。
接近していた台風が前日に消滅し、天気は晴れ。
さすがは豪運の女神。
というわけで今回のnoteは、Lucia 1st one man live『Libera』についてです。
めちゃくちゃ長いです!!やばいです!!
長すぎてnote2つに分けました!!
あと格好よく書けなかったので、ライブMCと同じくらいのゆるさです!
でもとても素敵なお話ばかりなので、ご来場いただいた方にはぜひ読んでもらえたら嬉しいです✨
今回は、ゲストボーカル・バンドメンバー・制作スタッフについてのお話です。
2つ目の記事:
ゲストボーカル
私の大好きな人たち。
尊敬している人たち。
もし私が3人に声を掛けなかったら、そしてそれに応えてもらえなかったら、きっと一生、4人でステージに立つことは無かったんだろうなと思っています。
こんなに幸せなことはありません。
一人一人について、私目線でのものですが、魅力や好きなところをお話させてください。
TKS(たけすん)
みんな驚いたと思います。何だこの人は、と思ったと思います。
彼女の本職は「イラストレーター」です。
なのになぜ歌える?なぜあんなに動ける?
いつか本人から聞けるかな…💭
たけすんとは、かなり沢山の共通点があって、プライベートでも大変お世話になっています。
2人でカラオケに行くこともあったので、その歌唱力と表現力の高さは、出会ったばかりの頃から知っていました。
ずっと「この人も前に出て歌えばいいのに」と思っていました。
だから、今回ライブにお誘いしたのは、ただの私のエゴとリクエストです。
ちなみに、歌はよく聞いていたけどしっかり動いているのを見たのは今回が初めてだったので、新しい一面を知ることが出来て嬉しかったし、沢山頼りました…。
私のことを好きでいてくれる視聴者であれば、LuciaとTKSの関わりの多さは一目瞭然だと思います。
だからこそ、そんなあなた達が知らない彼女の別部分の魅力を見せたかったんです。
彼女の好きなところは、気遣いと優しさと愛情の深さと、実はしっかり野望があって、行動力もあって、自分の生を大切にして生きることができているところ。
そしてすごくすごく素直なところ。
好きなことを好きと言える、良いものを良いと言える、人の意見を最後まで聞いて受け止めることができる。
そういった人間性に強い魅力を感じていて、心から尊敬しています。
一緒に生きていたい人です。
選曲について
「トキヲ・ファンカ」という楽曲を歌いました。
おそらく歌枠などで取り上げたことはない曲だと思います。
coverじゃなくオリジナルの新曲だと思ってた人もいたみたい…!笑
この曲には沢山の思い出があります。
2人でカラオケに行った時、記憶が正しければたけすんが「トキヲ・ファンカって曲知ってる?」と聞いてくれて、私はいつかこの曲のcoverを出したいとずっと思っていたくらい昔から好きな曲で、その曲名を聞いた時に本当に驚いて、カラオケで一緒に歌いました。
たけすんと私がその曲を知ったきっかけにも、かなり近いものがあって、これはもうさすがに運命では…?
そこからは、2人でカラオケに行く時のお決まり曲になって、「コラボでcover動画出そうよ」と口約束をしたくらいでした。
そして、私のワンマンライブへのゲスト出演が決まり、楽曲は即決。
相棒のような気持ちで、withとして歌いました。
アートブックの表紙となったあのイラスト、これだけでは終わりませんよ。
今後の展開もどうぞお楽しみに✨
そうそう、ライブで使用した扇子ですが、あれはたけすんがプレゼントしてくれたもので、「良かったらライブで使って欲しい」と言って渡してくれました。
リハーサルでみっちり扱かれました。
こういう提案をしてくれる人って、本当に珍しいと思うんです。
だから、すごく嬉しかった。
良いものにしたいって思ってくれてるのがストレートに伝わってきて、本当に嬉しかった。
あなたを巻き込んで良かった。付き合ってくれてありがとう。
むト(むとちゃん)
私の推し兼ライバルです。
1年半ほど前に公演されたLIVE ORIOnで共演して、今回2度目の共演でした。
ずっと背中を見てきて、ずっと横目で追いかけていて、憧れの人。大好きな人。
唯一無二のその声に、どれほど狂わされたことか。
むとちゃんと全く同じ存在になりたいと思っていた時期もありました。
そんな人が、まさか私の1stワンマンライブで歌ってくれるなんて、人生ってよく分からない。本当に面白いなと思っています。
二つ返事で引き受けてくれました。嬉しいと言ってくれました。ありがとう、もう死んでも良いかも。
彼女の好きなところは、何より声と感性です。
心から愛しています。一生聴いていたい。
そしていつだって真っ直ぐで、真剣で、正しい発言ができるところ。
これはオタクだから盲目になっているとかではなくて、活動やプライベートを通して、強く実感したことです。
今回のライブへの準備を通して、むとちゃんと色んな話をしました。
活動を続けていくうえで、大切なことを、向き合うべきことを、沢山教えてもらいました。
彼女がいなければ気付けなかったことが本当に沢山あります。
言ってくれたのが彼女でなければ、受け止めようとしなかったかもしれません。
人のことをよく見ている。そして考えている。
彼女は「それは良くないな」と思ったことをちゃんと伝えてくれます。
沢山救われました。こういう人が近くにいると、自分を見つめ直せるから、すごく大切にしたい存在です。
選曲について
「デビルじゃないもん」という楽曲を歌いました。
選曲の候補は実は4曲くらいあって、この楽曲を提案したのは私。
この曲にして本当に良かったと思います。
むとちゃんがついに…アイドルになってくれました……私の横で…………………。
もう死んでも良いかも。(2回目)
みんながアイドルむとちゃんを見れたのは紛れもなく私のおかげなので、感謝してください。
可愛かったね………幸せだったね………。
写真見せびらかしたい……。
振り付けの練習はたったの2日間です。
飲み込みの速さにすごく驚いたし、刺激をもらって、私も動き頑張るぞ〜と気合いを入れることができました。
むとちゃんとの「デビルじゃないもん」は、一緒にというよりVSの気持ちで歌いました。戦いました。
むとちゃんは堕天使なので、本当は私が歌った天使パートがぴったりなのですが、声質の相性と、矛盾性があるのも面白いと話して逆のパート(むト=白デビル Lucia=黒天使)で歌うことになりました。
音域がそれぞれぴったりで、似てるようで全然違う2人の声を活かせた選曲だったんじゃないかなと思っています✨
そしてこの曲、ライブ歌唱だけでは終わりません。今後の展開をどうぞお楽しみに…(あれ、さっきも言ったような)
また隣に立ってくれて本当にありがとう。
影縫 英(はなちゃん)
念願の!!!!!初共演!!!!!!
むとちゃんのところで書いたLIVE ORIOn、はなちゃんも出演予定だったのですが、直前でコロナウイルス濃厚接触者になってしまい断念。
きっと誰もが、彼女ステージを待ち望んでいたと思います。
はなちゃん宛ての楽屋花や感想などを見て、本当に呼べて良かったと、とても嬉しくなりました。
ちなみに、少し前まで私ははなちゃんのことを「はなさん」と呼んでいました。
はなちゃん呼びに変わったのは、なんとリハ2日目の5月29日。
4人集まって打ち合わせをしていた時に、むとちゃんと混ざってはなちゃんと呼んでしまい、そこから固定になりました!笑
特に違和感も無いし、はなちゃんすごい喜んでくれるから、いくらでも呼んじゃう…😌
彼女の好きなところは、思慮深くて聡明で、そして周りにいる人たちへの理解度、解像度が半端ないところ。
言い表すのが難しいんだけど、本当にすごいんです。伝わるかな…。
「ああ、あの子はこれが好きそうだな」という感覚が、外れることがない。
なんで分かったの!?といつもびっくりしちゃう。
全てを見透かしているような、覗き込んでいるような、強い眼差しとその感覚がすごく魅力的です。
これが稲荷神の力…?
そしてもちろん、安心感と太さのある中低音も最高。私はあなたの声が欲しい。
その個性を、いつまでも大切にしていてほしいです。
あなたの声に救われている人は沢山います。待っている人も沢山いるよ。
ちなみにいうと、はなちゃんはとっても綺麗な高音も出るんだよ。その声も大好き…!!
選曲について
「I beg you」という楽曲を歌いました。
言わずもがなと思った人がいるかもしれないけれど、実は「I beg you」に決まるまで2転3転しています。
元々全然違う曲で考えていて、全体のセトリとのバランスを考えて仮で別曲になり、最終的には私から、せっかくだからこの曲を2人で歌いたいと提案しました。
本当に幸せな時間でした。
「I beg you」は、昨年のハロウィンにピアノアレンジでソロでのcover動画を出しています。
その時に語ったとおり、私がこの楽曲を知り、coverを出すほど好きになったのは、はなちゃんがきっかけです。
はなちゃんを含めた数人でカラオケに行った時に、はなちゃんが選曲して歌ったのを聞いて、帰ってからすぐに調べて練習を始めました。
元々Aimerさんを好きだったというのもあるかもしれないけれど、こんなに、他人の選曲から影響を受けたのは初めてで、今でも驚いています。
そんな、私の中で少し特殊な経緯で好きになった曲を、きっかけをくれた本人と一緒に歌える。
これほど運の良いことがあるでしょうか。
背中から聞こえるその情緒的な力強い歌声にずっと聴き惚れていました。
リハ中はずっと嬉しくてにやけちゃって、本番笑顔を隠すのが大変でした。
私にとってのご本家みたいなものなので、このコラボはfeatとして臨みました。
あなたが音楽を好きで、歌の活動をしてくれていていることに、心から感謝しています。ありがとう。
そんなわけで、私の大大大好きな人たちの紹介と、選曲理由についてお話しました。
長すぎるかも、ごめんなさい。愛ゆえです。
4人での新プロジェクト「hakoniwa.」もどうぞお楽しみに。
わたしたちの物語から、決して目を離さないでくださいね。
バンドメンバー・制作スタッフ
私は恵まれすぎていると思います。
全員、本ッッッッッッッ当〜〜〜〜〜〜〜〜に、明るくて、言葉遣いが柔らかくて、とっても素敵な人たちでした。
そしてその全てを、ピアノ(兼バンマス)担当の佐原ヒロムさんが繋げてくれています。
まず最初にヒロムさんに声をかけて、ヒロムさん側でバンドメンバーを募っていただきました。
バンドメンバーの皆さんは、お馴染みのメンバーだったようで、皆さんとても仲が良く、バランスが良く、そして話しやすくて、リハ中も本番当日もずっと楽しかったです。
演奏も完璧!!超格好良い!!✨
どこをとっても1億点満点でした!!
ヒロムさんから「みんなすごく生き生きしてる、音楽を楽しんでいるよ」とメッセージをいただいて、暖かい気持ちになりました。
私の好きな曲を、私の大切な曲を、出会ったばかりの方々が、同じくらい大切に、向き合って演奏してくれる。
幸せなことって、いつだって人が関わっている。
周りにいる人を、縁を、これからも大切にしていこうと思いました。
制作スタッフの原田さん、舞台監督の須田さんなどと関わることができたのも、紹介してくださったヒロムさんのおかげです。
原田さんと須田さんは、私にとっては優しくて可愛いおじいちゃんって感じでした。
数年前に父側・母側両方の祖父が亡くなっているので、どこか懐かしいような感覚があって、本当に心地好い空間でした。大好きだった。
演出だったり、こだわりだったり、私がやりたいことを最大限に表現しようと尽力してくださいました。
ここでは書けていませんが、照明や音響、映像など、他にも沢山手伝ってくださった方がいて、その方たちも皆、温厚な方ばかりでした。
初めてのワンマンライブ。
マネージャーや事務所が付いているわけではないため、全部自分一人でやるんだぞと覚悟をもって進めました。
それでもやっぱり、一人だけではどうしようも出来ないことがあって、沢山の壁に当たりました。
皆さんがいなければ、皆さんが声をかけてくれなければ、本当に全部「私がやらなきゃ」と抱え込んでいたと思います。
このメンバーでスタートを切れて良かった。
これからもどうぞよろしくお願いします。
Lucia
2つ目の記事:https://note.com/luciaaa/n/n2e00c00025ec