#23 足部には3つのアーチがある!
コロナ時代を経まして、
身体を動かすことに目を向けられる方が
多くなったのではないかと思います。
ジョギングやランニング、
マラソンなどをなさる方や
私の周りでも増えましたが
ゴルフをなさる方も増え、
ふくらはぎの筋肉が疲れたり
パンパンになることが多くなって
きているのではないかと思います。
こういう経験がある方の中には
土踏まずがなく偏平足で困られてる方や
足の指が浮いてしまったり、
外反母趾などの悩みを
抱えている方も少なくはありません。
足部には3つのアーチが存在します。
①内側縦アーチ
②外側縦アーチ
③横アーチ
この3つのアーチがあることで
歩いているときの衝撃を吸収したり
立っているときの体重を分散させたり、
立位、歩行時のバランス感覚を
保ってくれていたりしています。
3つのアーチは主に筋肉によって
均衡が保たれていますが、
ある筋肉の機能が不全になってしまったり
筋肉間のバランスが崩れてしまうと
途端にアーチがなくなってしまいます。
アーチに関係する主な筋肉には
・後脛骨筋
・長腓骨筋
・短腓骨筋
・前脛骨筋
などがあります。
特に後脛骨筋、長・短腓骨筋は
捻挫をしてしまったり
意識的に使っておかないと
効きが悪くなってしまいます。
またこの筋肉たちは
クロスサポートメカニズムにも
関係してきますので、
足部・足関節の安定化には
欠かせないものにもなります。
後脛骨筋、長・短腓骨筋は
タオルやゴムチューブを
使うことで意図的にエクササイズ、
トレーニングすることができます。
また、つま先を外側に向けたり、
内側に向けた形での
カーフレイズ(かかと上げ運動)でも
上記に挙げた筋肉に刺激を
入れることができますので、
無理にない範囲で行っていただけると
幸いです。