YouTube始めました
『いのちの歌』
大切な方々を想って奏でたこの曲からYouTubeを始めます。今朝アップした『言葉は光。音色は祈り』と繋がる楽曲です。
9月の管弦楽+ピアノのアンサンブルコンサートにて演奏した中の1曲。今年1月に敬愛する師匠を亡くし、それから先生のお写真も見れない、これまで録音していた先生の演奏もお声も聞くことが出来ない、亡くなったことを受け入れられないし受け入れたくない。
私の救世主の先生です。多喜靖美先生の代わりはいません。
先生はまだまだやりたいことがあったろうに、いつでも『私の人生は幸せでした』とお日様の様な笑顔で仰っていました。
まだまだご指導頂きたかったし、まだまだ一緒に笑い合いたかったし、あのお声とあの音色と音楽に触れていたかった。ニコニコ毒舌を浴びたかった。とても受け入れられない。
コンサートの練習の時は、なるべく心を動かさないようにしていないととてもこの曲は弾けそうにない、と感じ閉じていました。でもメンバー達それぞれのこの曲への想い入れを知り、皆と演奏することで私も少しずつ受け入れられるようになるかも、受け入れなくちゃ先生が悲しむかも、と思うようになりました。
アンサンブルの、皆の想いと心が重なり、届くように美しく奏でようという姿勢にたまらなく魅力を感じます。虜です。
一緒に奏でて届けようよ。歌おうよ。温もりや優しさや絆を感じながらね!
多喜先生のように生きたいです。
音楽の原点は室内楽です。音を重ねて響きを美しくね。
と最後に優しく仰って下さいました。
室内楽をこれからも貪欲に学び、精一杯心を込めて奏でたい。室内楽を極めたい!!そのために生まれてきたしピアノを弾いてきたんだ。
富士山が好きだった先生。富士山を眺めながら気持ち良くお空を飛んでるかなあ。
感謝と愛を込めて。想っていればいつでも先生はそばにいて下さる!
パートナーのクラリネット奏者 阿部節子さんと、詳しく話さなくても自然とこの曲が私達の始めの一曲になりました。
聴きてくださる皆様へ、音色に祈りをのせて😊