興玉シンクロ〜鳥羽・伊勢ひとり旅log〜②
鳥羽水族館から伊勢へ向かうというルートが決まり、諸々の時間や乗り換えのこと、行きたいところ、やりたいこと、食べたいものなどなど…リストアップしていく時間は至福です。
そして理想を現実に照らし合わせ、考え抜いて組み立てた行程表が完成すると、当日までワクワクとソワソワを行ったり来たりする日々を過ごすんだな。
完成したのに何度もナビタイム確認して、急に緊張してきたりしてね。
そんなことも含めて、愛おしい時間。
さて、鳥羽水の後は二見浦に泊まることにしました。JR鳥羽駅から二見浦駅までは二駅約10分とめっちゃ近い。
二見浦と言えば、夫婦岩で有名な二見興玉神社です。
古来から伊勢参りの前には、ここへ詣でて禊をしてから伊勢へ向かうのが慣わしだそう。そのことを浜参宮というらしい。
ならば、その慣わしに則っていこうじゃないか、浜参宮しようじゃないかってことで。
二見浦に泊まった翌朝は興玉神社に行くことに。
なんなら、日の出くらいに海辺散歩しつつ神社参拝とか?めっちゃいいじゃんね!
と、朝に弱いくせに普段しないことをしたがるのも、旅の醍醐味。
そして、禊の聖地である二見興玉神社のことを散々調べまくった翌朝、面白いことが起きたのでした。
興玉シンクロ(※全領域異常解決室のネタバレちょっと含む)
朝、リビングに行くと家族が録り溜めたテレビの録画を見ていました。そこから聞こえてきたセリフに、思わず動作を止めてしまったわたし。
「わたしも神です」「興玉の神です」
正確なセリフは忘れたけど、そんなような言葉が耳に飛び込んできました。
振り返ると、スクリーンの中には藤原竜也。
え、今、何て言った??!
「全領域異常解決室」通称、ゼンケツ。フジテレビの水10ドラマで日本神話の神々がたくさん登場し、誰がどの神様なんだろうと考察も盛り上がっている話題のドラマだそうですね。
日頃、わたしはテレビをあまり見ないので、この日この時までゼンケツを見たことなかったのです。(家族が見てるのでヒルコ、ヒルコという単語は耳に入ってたけど)
興玉神社調べてた翌日に興玉の神がテレビに現れる…
なんだこの計ったようなタイミングは…
笑うしかない。
その後、ゼンケツの録画(6話目)見てしっかりとハマりましたw
だって、ゼンケツのメンバーがさ、
興玉の神、猿田彦神、天宇受賣命、宇迦御魂、そしてゼンケツではないけど豊玉姫って…
そのまんま興玉神社で祀られてる神様方、まんま。
豊玉姫はいないにしても、綿津見神の祀られてる龍宮社がある。綿津見神は豊玉姫の父神だし、これはイコールと考えてもいいのでは?
などなど、ニワカ心でちょっぴり考察なんかしてみたり。
わたしの中で禊の聖地がゼンケツの聖地に塗り変わりそうな勢いでした。
そんなシンクロもあり、実は鳥羽水の後にそのまま伊勢市で泊まろうか、その方が楽そう。と思ってた考えを改めて、二見浦に(大人しく)泊まることにしたのでした。