今年も哲学の道にホタルを見に行った話
6月。ここ数年この時期になると、「哲学の道にホタルを探しに行って撮影してみる」という小チャレンジをしています。
今年も観に行ってきたので、そのチャレンジ結果を記録として残しておきます。
小チャレンジのこれまで
しばらく前、哲学の道のホタルが綺麗らしいと聞き、観に行った年がありました。実際綺麗なものは観れたのですが、写真に収めようとすると、ホタルの魅力であるその淡い光と明滅のタイミングが撮影の難易度を上げていて、肉眼で観たようなものは撮ることができませんでした。
その経験から、「ホタルを観て風情を感じながら、その撮影の奥深さを感じるのを恒例にしてもいいな」と思い、行ける年はホタルチャレンジに行くようになりました。
ただ、やはりホタルを撮影するというのは難しいものでした。ホタルとタイミングが合わず2~3匹しか見つけられなかった年もありましたし、年によってホタルがいる場所も変遷したりと、そもそものモデルを探すのが大変でした。
そして見つけられたとしてもやはりその撮影は難しく、ホタルを綺麗に捉えることはなかなかできませんでした。
もちろん、もっとホタルがたくさんいるスポットに時期を合わせて行って相応の機材を用意して撮影の勉強をすれば、ホタルを捉えた写真は撮れるかもしれませんが、そこまでするのはこの小チャレンジがさかさまになってしまいます。気持ちとしては、ホタルを探すときの夜風の季節感に風情を感じることがこの小チャレンジの味わいで、ホタルがたくさん見れたらラッキー、写真に収められたらもっとラッキーという感じでやっています。
ホタルチャレンジ2024
そして今年。今年はタイミングがよく、ここ数年では一番多いホタルを観ることができました。
そして今年撮影できたものは、こんな感じでした。
観た景色には遠く及びませんが、確かにその光を捉えることができたので今年の小チャレンジは大満足となりました。
そして今年は一つ試してみたことがありました。定点での撮影を10枚ほどして、帰宅後それらをうまいこと調整して1枚に組み合わせてみるということをやってみました。
たくさん軌跡が写ったものが作れましたが、この量だとどことなくノイズチックで、やはり観た景色とは程遠いものとなりました。実際にこういうことをやってみて、改めて肉眼で観るホタルの風情というものと、写真家の方達の凄さというものを感じました。
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