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涼やかな熱気:2023年の下鴨神社みたらし祭に行った話

 2023年7月。連日のとんでもない暑さが続く中、涼を求めて下鴨神社へ行ってきました


下鴨神社のみたらし祭

 京都、下鴨神社。7月の京都の祭といえば祇園祭ですが、7月の下旬には下鴨神社でみたらし祭というものが行われています。
 みたらし祭では、参道にたくさんの屋台が並ぶほか、境内の池に足を浸して無病息災を願う足つけ神事が行われます。

 うだるような暑さが続いていたので、足つけ神事で少しでも涼しい気分になれることを願って現地へ行ってきました。

涼やかな熱気

 みたらし祭自体は日中も行われているのですが、さすがに暑いので日没を待って行ってきました。

参道の様子
多くの人が詰めかけて熱気はあるものの糺の森という空間がそれを和らげているように感じる
境内入り口の楼門
祭提灯に彩られている
足つけ神事の入場口
この奥でビニール袋をもらってはきものを脱いで献灯用のろうそくをもらう
献灯用のろうそく
ろうそくは池の中から火を灯す
みたらし池の様子
しっかりと冷たい水がすねの辺りまで浸ってとても気持ちいい

 みたらし祭は、糺の森と御手洗池という自然の涼と、そこに集う人々と揺らめくろうそくの炎の熱気が入り混じる、独特の雰囲気のある場所でした。
 また、裸足になって池の冷たさを肌で感じたとき、海や川などの自然の冷たい水辺の中に身を置く感覚に懐かしさを覚えました。こういう自然を味わう体験をもっとやっていきたいと思いつつも、今年のあまりの暑さに野外レジャーはちょっと頭を悩ませることになったのでした。

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