国際交流団体の運営を担ううえでの、自分なりの信念
国際交流団体「日本青年国際交流機構(IYEO)の事務局長に就任して、気が付けば2期目になりました。
今回は、自分の改めての決意表明として、記事を書き残します。
事務局長2期目の想い
日本青年国際交流機構(IYEO)は1985年の誕生から40周年を1年後に控え、第二創業を宣言しました。
「40年目の大改革」。
特別なスキルも、カリスマ性もない私にできることは何だろう、と日々眉間にしわを寄せながら考えを巡らせていますが、
「IYEOに出会えて良かった」
と、一人でも多くの方に感じていただきたい。
そのために、
「組織が障壁となって、みんなのやりたいことができない」
「工藤らが、若者たちの挑戦を阻んだ」
という事態は、絶対に起こしたくないと思っています。
とはいえ…歴史が長く、組織の層が厚いからこそ、課題も山積み。
皆さんが輝けるように、私にできることはやっていきますので、
引き続きご指導をいただきながら、応援していただけますと幸いです。
皆さまいつも本当にありがとうございます。
事務局長就任時(2022年)の想い
初心に帰ることも大事だと思い、事務局長に就任した当時にSNS(facebook)に投稿した文章を再掲してみます。
この投稿には、596名の方から「いいね!」等のリアクションをいただき、また、100件を超えるコメントをいただいたほか、
個別にも沢山の方から激励のメッセージをいただきました。
歴代の事務局長さんからの応援メッセージも頂戴し、
「この人たちのように、なれるのだろうか」
と緊張しつつも、大変嬉しかったことをよく覚えています。
メッセージは消えてしまわないように、スクリーンショットとして画像化してとっておいてあります。
今でも挫けそうになったり、自分の進む道に迷いが生まれたりした時には、
大事に大事に、画像を開いて勇気をもらっています。
「IYEO 40年目の大改革」とは
時を現在に戻します。現在、IYEOは「今の時代に合った組織」になるべく
来年2025年に向かえる「40年目」に向けて、組織の転換点にいます。
大改革でやりたいことは、IYEO現会長の白木さんが、会長就任時のマニフェストにまとめてくださっているので、引用させていただきます。
「もがき楽しむ」航海を続けていく
なぜ今のタイミングで、この記事を書いたのか。
強いて言うならば、
「特別なスキルも、カリスマ性もない私にできることは何だろう」と迷いがちな自身を奮い立たせたくなったことと
これからも、自分の言葉に嘘をつきたくない、
迷い悩みながらも、自分の活動を楽しみたいと改めて思ったことでしょうか。
2022年の投稿には、「稲妻のような推進力を持つ方や、懐も知見も海のように深い方がチームに加わり」と記載しました。
2期目は、そこにさらに、「春の風のように暖かさと強さを持ち、そして新しい始まりをもたらすような存在」のメンバーがチームに入ってくださりました。
私ひとりでは、大きなことはできないけれど、
周りの皆さまに助けていただきながら、活動を推進してまいります。
国際交流の先に見たい世界
最後に、少し…いやかなり大きな話なので、気恥ずかしさもありますがちょこっと書かせていただきます。
なぜ国際交流を続けるのか。
「友がいる国に向けて、核のボタンを押すことができるだろうか。」
例えば、国際交流プログラム参加者がその後、国の代表になったら。
プログラムで切磋琢磨した仲間たち
ホームステイで出会ったファミリー
そんな人たちがいる国に向かって
あと一歩のところで、攻撃するというタイミングで、最後にそのボタンを踏みとどまる
そんなことが、きっと、あると信じて止みません。
それを信じて、IYEOという立場で、今後も国際交流を推進して、支えて、いきたいと思います。
偉そうなことは言えませんが、私にできることを、やっていきます。
余談
本記事のカバー画像は、IYEO広報誌「Humano」です。後ろ姿ではありますが、まさかの表紙デビューしましたドキドキ。
2023年度IYEOの全国大会実施地である鳥取県の米子市に行った際、米子城跡地まで足を伸ばしました。米子城に向けて登る途中、市街地の先に広がる日本海の水平線に感動しておりました。
この時私が撮っていた写真も、添えておきます。