保育園への距離は重要か【子育て】

我が家の上の子は3歳だが、紆余曲折あり、何度か転園をしている。そして、毎回悩みまくりの保育園選び。

今回は「保育園への距離」について、フォーカスして書いてみたいと思う。

保育園への距離は最優先事項のひとつ

まず、年齢が小さければ小さいほど、保育園への距離は最優先事項になる。なぜなら、例えば通園に30分かかる場合。天気も良くて、時間的にもゆとりがあって、自分の体調の良い場合は何の問題もない距離である。しかし、大雨の中、ベビーカーを押して30分歩けるか。大雪の中、歩けるか。体調が悪くても歩けるか。

保育園への送り迎えは基本的に毎日である。

毎日がベストな日ばかりではない。真夏の暑い日もあれば、真冬の寒い日もあり、大雨の日もあれば、小雨の日もある。大雪の日だって、年に1回か2回だが、確実にある。こんな日はタクシーを呼んだって、大抵来ない。外的要因だけでなく、自分の体調が悪い日に、歩くこともままならない子供を送り迎えしなくてはならないことだってある。

もちろん、子供が大きくなればなるほど、この問題は少しずつ和らいでいく。少し遠くでも送り迎えに行けるようになるだろう(それでも遠いと面倒だが)。けれど、小さな子供を連れての移動というのはそもそもハンデだ。子供の年齢が小さければ小さいほど、その距離というのが生活の楽さ・大変さに直結してくる。

周りに何があるか、どんな道か、公共交通機関の使いやすさによっても違う

保育園までの距離と一言でいっても、道のりは様々だ。例えば、以前上の子が通っていた徒歩30分の保育園は、ひたすら住宅街を歩くイメージだ。住宅はたくさんある。コンビニもいくつかある。でも、それだけだ。

コンビニがあるのは便利といえば便利だが、家の周りにあるコンビニの方が品揃えが良いため、特に寄ろうとは思わなかった。こういった道を歩くのは、結構辛い。しかも、カフェなど気軽に入れる飲食店が一切なく、時間を潰す場所がない。バスは一応あるが、バス停が遠かったし、そもそも職場や繁華街と逆方向だ(その分、ラッシュはなかったが)。

しかし、今上の子が通っている保育園は徒歩20分。まあまあ遠いが、道のりが全然違う。美味しいパン屋さんが道のりに3件もあるし、家の周りにあるコンビニとは違う会社のコンビニもある。スーパーもある。大きな公園もある。

保育園の近くにはスタバもあり、少し歩けば他にもたくさんカフェがあるし、タクシー乗り場もある。

そもそも行き帰りの道が楽しいし、万が一、悪天候で帰れなくても、公共交通機関がストップしても、過ごせる場所があるのは大きい。

ちなみに、道はどちらもフラットで、歩きやすい。通園にアップダウンが激しい場所や、ベビーカーが通れない保育園はさすがに論外だ。

突然ベビーカーを置けなくなった話

ちなみに、これは例外的な話だが、上の子が以前に通っていた保育園のひとつが、突然、ベビーカーの保管がNGになった。

実はベビーカーの保管ができない保育園(つまり、人によっては一度家に帰ってベビーカーを置くか、職場まで持って行くことになる)というのは意外と存在するが、在園中に突然ルールが変わるのは本当に困る。

我が家の場合は、その保育園は家のすぐ近くだったので、家に持ち帰る選択をしたが、自宅と保育園が遠い人たちは本当に困っていた。しかも、認可園。通勤時間往復+勤務時間しか預けられないにも関わらず、家に一度ベビーカーを置きに・取りに行かなくてはならないなんて、悪夢でしかない。

こんな時はやはり、自宅と保育園の距離の近さが生活の無駄な時間を減らしてくれるのだ。

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