#100万円消滅クイズ の戦略について考える

はじめに

こんにちは。100万円消滅クイズという企画の運営をしております、るかと申します。
予想クイズが大好きなのですが、その戦略について語られることは中々無いと思い、ちょうど暇だったこともあって文章を書いてみることにしました。
今から100万円消滅クイズの戦略について語りますが、文章が変な点や論理が破綻している点等あるかもしれません。
生温かい目で見守っていただければ幸いです。

何について考えるのか

戦略について考える前に、システムをおおまかにおさらいしてみようと思います。
現行の100万円消滅クイズは「予選STAGE」「決勝STAGE」の二部構成になっており、決勝STAGEで所持金を1円でも残すことができれば減額停止、ゲームクリアとなる仕組みです。
逆にどれだけ決勝の予想がどれだけ精度が高くとも予選で破産してしまえば意味がないとも言えます。(と言いつつも前回決勝に駒を進めたのは全体の半分以下でしたが……)
今回は予選STAGEの戦略について考えてみることにします。というのも決勝STAGEは精度勝負の面が大きく、予選を抜ければある程度勝負になる、多少の所持金差はひっくり返すことが出来ると考えているからです。

予選STAGEのルールと方針について

先に結論から書くと、「予選の択一問題は無難な選択肢を選ぶべき」だと考えます。近似値問題に関しては戦略の介入予知が問題によって左右されること、更に近似値が振るわなかったとしても生き残るためにどのような選択をするべきかについて考えたいからです。
では、なぜその結論になったか説明します。

まずは改めて予選STAGEのルールを確認します。

  • 予選STAGEはPeriod1からPeriod3の3ピリオド構成。

  • Period1およびPeriod2は最初に「順位決めクイズ」が行われる。Period3はそれまでの所持金の多寡で順位が決定される。※

  • 全てのPeriodの道中で択一問題が出題。誤答選択肢(Period1のみ最下位選択肢)を選んだ場合、負担金負担の対象になる。

  • 負担金はそのPeriod順位の下位から負担する。

さて、これらのルールを踏まえた上でまずは解答の方針を確定させます。
「予選通過を目指す」のか、或いは「なるべく多くの所持金を残す」のかです。
ですか先述の通り、私は予選を抜けさえすれば勝負になると考えているため、予選を通過することを意識した解答を考えることにします。

予選通過を意識した解答とは

ではそもそも予選通過を意識した解答とは何か。それは"ある程度"「正解より人気を意識する」解答だと思っています。

極端な例を考えましょう。

ある選択肢問題に対して、解答が上図のように分かれたとします。
各選択肢が負担対象となった場合、Aなら順当に10位から負担と全体でも下位のプレイヤーの負担となります。
一方でDの場合、順位1位のプレイヤーが負担となります。
これはかなり説明に都合が良い仮定ではありますが、ここで重要なのは「人気が低い選択肢はリスクが高い」ということです。
では人気のある選択肢を選ぶゲームなのか、というとそうでもなく、Aの選択肢では順当に下位が負担の対象になっているように、順位が下位である場合はその理論は作用しません。さらに(当然ですが)順位は結果発表されるまで分かりません。以上のことから、「人気が低い選択肢はリスクが高いが、人気が高い選択肢がリスクヘッジになるとは限らない」と言えます。
つまり予選STAGEでは、ある程度人気を加味した上で、正解になりそうな選択肢を選ぶ事がよいといえます。

おわりに

いちプレイヤーとして、この戦略(戦略といえるほどではないかもしれませんが……)を公開することによるメリットは何もないですし、むしろ損する可能性まであります。
更に言えばそもそもこれに気付いている方もたくさんいると思いますし、私がわざわざ言及するほどでもないかもしれません。

ですが100万円消滅クイズは実際の結果に加えて他プレイヤーの動向が重要になるクイズであり、それが面白さの一つであると思っています。
予想する変数が増える楽しみ(または苦しみ)を味わっていただければ幸いです。(完全に心がゲームマスターに染まってしまいました……)

ここまで読んでいただきありがとうございました。また次回のゲームでお会いしましょう。

追伸 : 100万円消滅クイズのサイトのゲーム結果の部分が格好良くなってました。是非作った人を誉めてあげてください。


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