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【#100万円消滅クイズ】LunaScoreと決勝の減額の関係について


はじめに

こんにちは。100万円消滅クイズ運営のるかです。
今回はLunaScoreと決勝STAGEでの減額の関係について考えてみようと思いました。
つまりLunaScoreは決勝での成績と紐づいているのか?(=LunaScoreが高ければ高いほど減額停止しやすくなるというのは本当なのか?)について検証しようということです。

LunaScoreの計算式について

詳細は意図的に伏せていますが、LunaScoreの算出にあたってまず「基礎スコア」という値を算出しています。基礎スコアの計算式は公開しているので改めて基礎スコアの算出法を書くと、以下のようにして基礎スコアは求められます。

((残りpt数+1)×ターン数)の総和 - 8

基礎スコアの求め方。-8は理論値分の補正です

※ある程度LunaScoreや予想が類推出来てしまう可能性もあると思いますが、もし出来たとしても拡散しないでいただけるとありがたいです。
公開されていない予想は非公開のままであるべきだと考えているので……

LunaScoreと決勝での減額の相関について

当然ですが、基礎スコアがこのような算出法である以上LunaScoreと相関がないわけがなく、相関係数(LunaScoreと単価変動がなかった場合の残り所持金:下限0円)を求めたところ約0.93になりました。
つまりとても強い相関があるという結果になりました。が、これはある意味分かりきっていたことでもあります。
もう少し深掘りしていきましょう。

LunaScoreと決勝での減額の散布図

X軸:LunaScore / Y軸:決勝減額後の所持金(単価変動・ドボン無し)を散布図にしたところ、以下の図のようになりました。

LunaScoreと決勝での減額の散布図 橙色は減額停止者
#1から#3の決勝進出者のみ対象(サンプル数72)

ここで着目したいのは減額停止者・破産者の傾向です。LunaScore600程度までは全員が減額停止しているのに対し、LunaScore500前後になると破産者も減額停止者もいるという状況になります。LunaScore250以下になると減額停止者はほぼおらず、殆どが破産しているという具合でしょうか。

なお当然といえば当然ですがLunaScore500前後で破産している事例はすべて#2(平均LunaScore約500)の回でした。ただし減額停止者よりもLunaScoreが高いという事例がないわけではなく、それはかかったターン数を重く評価するシステムであるLunaScoreに対し決勝は早めにpt数を減らしておけば展開次第で粘り勝つ可能性があるという明確な違いがあるからです。

まとめ

LunaScoreと決勝の減額には強い相関がありますが、評価システムの違いにより逆転現象(=LunaScoreが低いながらも減額停止する)可能性はあります。
何にしてもLunaScoreが高いに越したことはないですし、高いLunaScoreを有して決勝に臨めれば減額停止が望めるというのも間違いではないというのは一つ言えるかなと思います。予選抜けるのも一苦労なのですが……
そういった意味では総合力が問われるクイズということで非常に面白いと私は思っています。皆様はいかがでしょうか。

おわりに

いかがだったでしょうか。
先程公式データベース「MILLION VANISH STATS」ではLunaRankのタブを新たに公開しました。noteとデータベースの一部でのみ公開していたLunaScore・LunaRankですが、視覚的に面白いものがまた一つ出来たと思いますので是非ご覧ください。(PC推奨です)

それではまたお会いしましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

るか


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