見出し画像

なんか全部嫌になってからの、急展開 *カナダでワーホリするまで②

こんにちは、Lucaです。
「①」とかつけていたのにどれほど放置していたんだろう、ってね。

いつ「ワーホリ」を思いついたのか、なんか今になるともう忘れてしまったんだけど、当時ちょっと将来に不安があったんだと思う。20代後半で、会社員してる子はキャリアを積み上げていって、生活が安定して、芝居方面でうまくいっている子が大きな劇場に出るようになったりして頑張ってたり、結婚して子供出来たりする子もいて。
あの頃の私は、がむしゃらに好きなことと得意なことを続けていたけど、この生活がずっと続けられないなとは思ってた。体力面でも。
実はちょっと病気して、全方面の職場に満遍なく迷惑をかけ、家族を心配させ、すべてが思うようにいかなくて、疲れていたんだと思う。なんか、嫌になっていたんだと思う、自分に。

だから、生きる環境を変えたかった。

かといって、よく聞く「自分探しの旅」に出たかったわけじゃないし(私は私だってわかってるから探す必要はない)1年日本を離れて、自分がどう変わるか見てみたった。変わらないかもしれないけど。

そんなに安心できるほどの蓄えはなかったから、留学ほどどーん!とお金は使えないなっていうのもあったし、日本以外で「普通に」生活=働きたいっていうのもあって、ワーホリって選択だったんだと思う。

カナダを渡航先に選んだあとは、今度は都市をどこにするか。生まれも育ちも東京で、ずっとごみごみがやがや、忙しなくて。でも私はそうやって形成されていたから、きっと何もないのんびりしたところは飽きちゃうだろう(NZが候補から外れたのはそのため)っていうのと、きっと私はエンタメやスポーツが近くにないとだめだなって思って、トロントに絞られました。

①でも書いたとおり、行くと決めてからは地道にリサーチして、留学エージェンシーみたいなところもめっちゃ行った。どこの会社も「最初の数カ月は語学学校へ!」って勧めてきて。そこで面白かったのが、やっぱりこれもお仕事だからなっていうのがいろんなところで見えたこと。商品売らなきゃならないからね、もうすごい、営業が。大変だなって思った。めめっちゃ電話かかってくるの。もう留守電聞くのもやんなっちゃって笑

5社くらいから見積出してもらって、その金額みて、あぁ、私がしたいのはこれじゃないなって思った。私多分語学学校行って爆速で英語は伸びないってわかってたし、そこに貴重な1年のうちの数か月費やすのは惜しいなって思った。かといって、ビジターで入ってフラッグポールしてワーホリに切り替えるとかいう面倒なこともしたくなかったし(必ずできる保証がないもの怖い)

なので、一番無駄なくカウンセリングしてくださった、斡旋費は無料のエージェンシーを利用しました。お願いしたのは、語学学校の手配と、ホームステイの手配、空港送迎、携帯の契約と銀行の開設。ひとりで海外に行くのはこれが初めてだったので、お金で解決できることはお金で(おっとなー)(いや安心できるほどの蓄えないて言うたやん)

さてさて。①でもちょっと出てきましたが。
当時私には5年強ほどお付き合いしていた人がいまして。私も相当特殊な働き方してたけど(いや人間としても十分特殊)、彼も大概でした(彼も特殊)。年間休日4日とかでずーっと仕事してて、東京に家はあるけどなんで家賃はらってんの?ってくらい家にいないし、二人とも都内在住なのに、一番ひどい年は年4回くらいしか会えなかった(マジ意味わからん)
付き合い始めたころはお互い結婚願望もなく、一緒にいて面白いからという理由だけで一緒にいて。
お互い忙しかったから、まぁ何とかなっていたのですが、私が病気してからメンタル面も不調でね。先が見えなさ過ぎて。世にいう結婚適齢期ってやつでね。それがまさか自分のメンタルに影響してくるなんて思ってもみなかったんだけど。

ワーホリしたいと思うんだよねーって話をした際も、
「へーいいじゃん!」
っで終わりでした!笑
いやそうよね、あなたも国内外飛び回ってるし、どうせお互い会う暇ないなら私がどこにいても今と変わんないよねっていうね笑。
それからもちょくちょく進捗報告してたんですけどね、多分あんまり気にしてなかったんでしょうね。笑。

そしてですね。
渡航先決まり、ホームステイ先決まり、学費支払い済んだ、航空券手配した、って時に、改めて、ここまで準備できたから私行ってくるねってちゃんとひざを突き合わせて話ししようと決意したわけです。
んでね、もしその時にまた、「いーじゃん!いっておいでよー!」
、、、で話が終わったら、別れてから行こうと思ってたんです。
そうしたら、もう二度と戻ってこない選択肢も生まれるし、他国に行く選択肢も出てくるわけで。より私の未来は自由になったわけです。

そして。話しました。

Luca「〇月からワーホリでカナダのトロントに行くよ」
彼「いいじゃん!で、どのくらい行くの?1年?」
Luca「最短一年かな。もし機会があれば長くいたいなって思ってるよ」
彼「ふーん。がんばっておいでよー」

彼「、、、でもね」

はて皆様。彼がこの先何か言いたそうなのにお気づきでしょうか。

彼「実はね、仲間内に、彼女がワーホリ行くって言ってるんだーすごいよねー思い切ったよねーって話したんだよ。そしたら、その人急に顔色変わってさ。”お前さ、彼女さんと付き合って何年?”って聞かれたから、もうすぐ6年ですかねって。
”それさ、お前、本当に彼女1年で帰ってくると思ってんの?お前それ普通にがんばってきなよー!とか言って送り出して、本当に1年後に自分のところの帰ってくるって思ってんの?将来の話とかしたことある?もしないなら、彼女それもう帰ってこないと思った方がいいぞ?いいの?”
って言われたんだよね。俺それでハッとしてさ。自信あったわけじゃないんだけど、そんなことが起こる想定すらしてなくてさ。帰ってきてくれなかったら困るなって、思ったんだよね」

へー。私にとっても予想外の展開。笑。

そしてですね。(2回目)
結婚してから渡航することになりました。

まーーーーー ーーああああああそこからは渡航の準備もせにゃならんのにいっきなりいろんなやらなきゃならないことが押し寄せてきて、痩せたよね。←

とりあえず婚姻届けだそう、結婚式は後だ。
両家両親にあいさつしに行こう。
次は両家顔合わせだ。
え?関西?東京?どっちでやる?
待って、状況の説明どこからすればいいの?
結婚するってことは公的書類全部名前変わるんだよね?
え?パスポート?ビザ?え?旧姓のまま行くの?

大混乱です。笑

今となってはね。彼の仲間内の方が本気で彼に”ほぼ説教”してくれなかったら、私は本当に帰ってこなかったかもしれないから。ぐっじょぶ。

結局、結婚するって決めてから私が彼の実家に行きご挨拶し、彼が私の両親に挨拶しに来、東京の彼のご両親を呼び寄せ顔合わせをし。
一カ月で全部やった、、、痩せたよね←(本当の話)
どうやって休み合わせられたのか本当謎なんだよね、今でも、、、

当時私は家業としてホテルに勤めていて(トリプルワーク中)、直属の上司や他部署の社員さんも総出でセッティングという名の世話焼きをしてくださって、本当にありがたかった、、、両家顔合わせのときなんかマジで数十人かわるがわる覗きに来たり挨拶しに来てくれたり、これの飲め、あれ食べろ、これ持って帰れ、部屋グレード上げといたぞ、、、笑
本当にまじめに働いててよかったと思ったし、みんな本当にいい人だった。病気してあんなに迷惑かけたのに。

あと感謝したいのは、両家両親。どっちの両親も、「Lucaが帰ってきてから籍入れるでも遅くないじゃない」とは言ってた。(そりゃそうだ)
うちの両親に至っては「○○君(彼)よりいい人がカナダにいたらどうすんの!笑」って。うん、いるかもしれんよね。笑。それでも、反対しなかった。ちゃんと話聞いてくれた。半ばプレゼンだったけど。

そんなこんなで、私は職場も巻き込み婚約し、その後少しして退職し、やっと渡航準備に取り掛かるんです。

英語の勉強?
してたと思います、、、?
ワーホリビザの取得時の様子、どうなってたと思います?

これもまたやらかしてるのでー!次に書きます!笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?