京都ライター塾 受講レポ 【vol.2】
江角悠子さん主宰の京都ライター塾 第2回が開催された。
今回の講座は、私のパソコンの音声が聞こえないというトラブルにより
残念ながらリアルタイムでの参加ができず・・・
後から、受講生の皆さんが講義を聞いている様子を動画で見ることと
なった。
講座を客観的に見ていると、皆さんとても熱心なので、
果たして私がこの場にいていいのだろうか?という気持ちがもやもや
してきたが、そのおかげと言ってはなんだが
「自分が書いたものを誰に読んでもらいたいか」が明確になった。
私のように、今まで書くことに携わってきたわけではないけれど、
書くことに興味があり、自分の思っていることを
言語化出来たらいいな、と思っている人に読んでもらえたら嬉しい。
書くことも読むことも得意ではないけど、書いてみたい!という人が
読みやすいな~と感じてもらえるような文章を目指して書いていきたい。
それでは、講座レポ 私が感じたことを交えて書いていこうと思う。
今回のテーマは「インタビュー原稿の書き方」
インタビュー原稿というと、人物インタビューが真っ先に思い浮かぶ。
講座では、人物インタビューなら本人に、お店の紹介なら店主に話を
聞いて、聞いたことを言語化することがインタビュー原稿であるという。
エッセイにおいても同じで、
自分にインタビューをして、自分の話を言語化する作業だという。
言い換えてしまえば、インタビュー原稿が書ければ幅広いジャンルの原稿が
書けてしまう。商業ライターとして最も身につけておくべき技術なのだ。
では、インタビュー原稿ってどうやって書くの?
・インタビュー
・書く準備
・書く
・推敲
基本はこの流れで、それぞれの過程で重要となることを教えてもらった。
・インタビュー
素材集めが大事!インタビューを通して、いい素材(情報)を聞き出すことができれば、おのずといい記事が書ける。
・書く準備
講座を聞く限り、ここが1番大事なのではないかと感じた。
すぐに書く作業に入るのではなく、次の3ステップをふまえるといい原稿を書くことができるという。
1.「こんな記事を書きたい」と思う記事を見つける
2.見つけてきた原稿を分解し、どんな構成で書かれているのか、
その骨組みを見つけ出す ここで締めの言葉も考える
3.分解した原稿の真似をして記事を書く
教えてもらったことが、その通りにすぐに出来るわけではないが、
(たくさん書いたからこそわかる部分は大きいだろう)
こんな貴重なノウハウを余すことなく教えてもらえるとは驚きだ。
・書く
大事なのは、一気に最後まで書く、ということ。
途中で検索したり調べ出すと集中力が途切れるし、気づいたらネットを見ていたという状況になりかねない。
これは納得!
まさに、第1回目の講座レポではその状況に陥り、進まない・・
を体験した。
タイマーで時間を管理するのも有効とのこと。
(ポモドーロ・テクニックというのがあるようだ)
・推敲
誤字脱字の確認、わかりにくい表現はないか、同じ表現の繰り返しは
ないか、表記は統一されてるか、そして、不要な部分は思い切って削る!
声に出して読む。
客観的に読めるよう、一晩寝かす。
といったように、今回はインタビュー原稿はどうやって書けばいいのかを教えてもらえる貴重な回だった。
フリーライターとして18年目を迎える江角さんが、自身が試行錯誤した末
見つけ出した「書く方法」をすべて教えていただけるという、なんと
ありがたき講座!
次回は、「企画のたて方」。
どんな発見があるか楽しみだ。