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年金っていくらもらえる?知らないと損する基本の話
「老後の年金、ちゃんともらえるの?」
「年金だけで生活できるの?」
そんな不安を抱えている人は多いはず。でも、年金の仕組みを知らないままだと 将来、損をするかもしれません。
今回は「年金ってそもそも何?」という基本から、「実際にいくらもらえるのか」までをわかりやすく解説します!
1. そもそも年金ってどういう仕組み?
年金には大きく分けて 「国民年金」 と 「厚生年金」 の2種類があります。
• 国民年金(基礎年金)
• 20歳以上60歳未満の 全員が加入
• 自営業者やフリーター、学生も対象
• 受給額は 満額で月約6.5万円(2024年度時点)
• 厚生年金
• 会社員や公務員が加入
• 給料に応じて支払う金額が変わる
• 受給額は 月約15万円(平均)
つまり、 自営業やフリーターは国民年金だけですが、 会社員は厚生年金がプラスされるので、もらえる額が大きくなります。
2. 実際にいくらもらえる?シミュレーションしてみよう
年金の受給額は 「何年払ったか」 と 「どれだけ収入があったか」 で決まります。
① 国民年金だけの場合(自営業・フリーター)
→ 月約6.5万円(満額)
② 厚生年金+国民年金の場合(会社員・公務員)
→ 月15万円程度(平均)
(ただし、給料が高い人ほど受給額も増える)
年金だけで生活できるか? と聞かれると、「かなり厳しい」のが現実。だからこそ、 年金+αの準備 が必要です。
3. 知らないと損する年金のポイント
① 受給開始年齢で年金額が変わる
• 65歳で受け取る→ 基本の年金額
• 60歳に繰り上げる→ 30%カット(一生減額)
• 70歳に繰り下げる→ 42%アップ(一生増額)
「できるだけ早くもらいたい!」と60歳で受け取ると、一生減額されたまま…。逆に、 70歳まで待てば、もらえる額は大きく増えるので、長生きするほど得になります。
② 追納制度を使えば年金額を増やせる
学生時代に 「学生納付特例制度」 を使って年金を払っていなかった人は、 10年以内なら追納可能。
追納すれば将来もらえる年金が増えるので、余裕があれば検討すべき!
4. まとめ:今からできることは?
• 自分が将来いくらもらえるか計算する(ねんきん定期便をチェック!)
• 繰り上げ・繰り下げのメリットを理解する
• 年金だけでは足りないので、iDeCoやNISAで老後資金を作る
「年金はもらえない」と思っている人も多いですが、実際には 制度を正しく理解し、上手に活用すれば、もらえる額を増やすことも可能です。
「知らないとヤバい話」にならないように、今のうちから対策していきましょう!