あなたも東家聡樹を推したくなる3つ(+1)の理由
あす、2020年1月9日。
いよいよ、アビスパ福岡の新しいシーズンが始まる。
まるで自分のことのように胸が躍るのは、移籍市場が例年に無く活発だからだけではない。他ならぬ東家聡樹がいるからである。
僕は、2013年から7年に渡って東家聡樹を観て、話をしてきた。
だからこそ伝えられることがあると思い、ここに記したい。
■1 素晴らしいボールテクニック
元はボランチやトップ下を務めており、186cmの長身だが頭ではなく足元のボールテクニックが特長。「シュートはゴールへのパス」と言われるが、それを地でいくシュートの上手さに注目してもらいたい。
逆に言えば、ヘディングに関しては…"昔の冨安健洋"を思い出して温かく見守って欲しい。
■2 ストライカーとしての"自覚"
実は、大学3年時に背番号「10」を返上したことがあった。だがその年、覚醒する。得点を量産し、プロのスカウトの目に留まるようになった。言葉も変化し、「チームを勝たせる責任」を語るように。
4年時、再び「10」を背負い、21ゴールで東海学生リーグ得点王になった。
■3 仲間への想いの強さ
3番目に挙げるが、個人的にはこれが1番の強みだと思っている。
彼には、小・中・高とコンビを組んだ"相棒"がいた。不運な怪我があり、相棒はプロになることは叶わなかった。だからこそ、その想いを胸に走る。ゴールを決める。チームを勝たせる。
中京大学にも、彼のアビスパ入りを聞いて涙を流して喜んだ同期がいるという。サポーターに対しても同じ。自分に向けられる想い、掛けられる言葉をパワーにすることが出来る。ぜひ多くの方に、声援を送って欲しい。
最後に、おまけとして4つ目を。
■4 笑顔がかわいい
冗談のようで、これも本気の意見である。熱い想いを胸に秘めていても、実際にはめちゃくちゃシャイな男。常にクールに見える。
だからこそ、ゴールを決めたあとの笑顔は最高にかわいい。れっきとした成人男性に言うべき言葉ではないかも知れないが、かわいい(しつこい)。1日でも早く、試合でその笑顔が見れることを楽しみにしている。