【Netflix】クレイジークルーズ鑑賞記録 口コミ評価低いけど私は好きよ?
ようやく見終わったクレイジークルーズの鑑賞記録。
2時間がっつり時間を取れず、細切れに見ました。
それでも、十分に楽しめた映画でした!
見終わった後、他の人の感想が気になりネットを徘徊する癖があるのですが、
「あれ?思った以上に評価が低め・・・・・」
でも、その感想の中に、私も「うん!それは思った!」という納得のコメントもありました。でも
これから見ようか迷っている人!
口コミの評価だけじゃなく、自分で見てみて!
仕事終わりの夜でも、気分が重くならずになる映画を探しているなら、おすすめだと思う!
この映画の私の好きなポイントは、映画全体の雰囲気。
昔の映画を思わせるような、ちょっとだけスモーキーなフィルターが出演者のファッションと重なって、ビンテージ感があった。
ゴージャスなクルーズ船。イケイケトレンドセレブやファッションではなく、どこか中世的な?70年代?レトロな雰囲気を思わせるファッションが可愛らしい。
菊地凛子さん演じる、カネの亡者は圧巻!(職業忘れた)
髪型からファッション、言動まで、嫌いを通り越して羨ましくなるほど。
「みんながコオロギを食べているときに、私はお肉を食べる!なぜなら私は頑張ったから!」
お金持ちであるが故に、傲慢な態度が嫌われる理由と本人もわかっていながら、私はお金持ちになるために頑張ったのよ!だから何?という、一貫した強気な態度が清々しい。
私も、もっと頑張ろ。
頑張ってお金持ちになろ。
「コオロギ食べるくらないなら、死のう」と、自分の怠け癖を恥じながら、菊地凛子の真似できないセレブファッションが美しいのは、菊地凛子のはなつ女性の色気と美によるものなんだろうな〜と華やかさに釘付けになった。
そんな傲慢女性でも、可愛らしさや女性に嫌われるであろういじらしさを、付け加えてくるあたり、やっぱり「本当にいい女」なんじゃないかと思う。
お金持ち傲慢女性はもう一人、高岡早紀演じる、ヤスケンの妻。
もう本当にお金と家柄に命をかけた、自分一番!という女性を演じてらっしゃる。
こちらのファッションも、庶民には真似しづらいが、なんとも可愛らしい。
マリリンモンローをイメージさせるヘアスタイルと、ひらひらがたくさんついたお洋服。
ワインや、ステーキ、見た目にも美しいケーキでさえ、ファッションのアイテムなんじゃないかと思うくらい、とにかく生まれつきお嬢様なのかな〜とイメージさせるお金をかけた華やかさが似合っていた。
ヤスケンを見ると、どうしても顔出しNG時代のonちゃんを思い出してしまう。
あの時、誰がこんなに日本の芸能界に重宝される人材になると想像できただろうか?大泉さんやミスター、藤やんは知っていたのかもしれない・・・
とにかく、だめ御曹司感が似合っていた。
リップクリームを塗りたおし、加湿器をたきまくる。
乾燥に気を使いすぎる異常性が、「お父さんは生きている」というセリフのサイコパス感を引き立てる。
最後まで、情けない御曹司とミスマッチなセレブ感が分かりやすくてよかった。
主演の吉沢亮くんは私の推しメンの一人。
マイキーやセイとは異なる、目つき・顔つきに、なんとなくダメ男の匂いが立ち込める仕事熱心な男性役もよくお似合いだと思う。
ちょっとネタバレも含むのだけれど、バトラー吉沢亮は、客 宮崎あおいに合わなかったら、無事に彼女と結婚していたんじゃないかな〜とちょっと思った。
知らぬが仏って言葉があるじゃん?
失恋の痛手に、宮崎あおいの魅力に包まれスピーディーな恋に落ちるのは、わかるきがするが、この辺をじっくり現実的に考えず、この映画では目を瞑った方が楽しめる。
仕事熱心なバトラー、恋愛に不器用な彼、ちょっとずつ失礼を覚えるバトラーと、2時間の間に彼の心境の変化がたくさん見られたと思う。
宮崎あおいさん。
確かアラフォーでは?私と同世代では?と、目を擦って現実を確認したくなるほどの、可憐なかわいさはご健在!
お母さんだったよね?お母さんになっても、麦わら帽子と虫取り網と、虫籠を持って、ひまわり畑を笑顔で走り回っている姿が似合う女性って他にいるのか?
と思えば、ビビットな赤いリップがよく似合う、大人の女性の色気を抜群に出してくる。
ショートカットのヘアスタイルなのに、そんなにリッチで落ち着いた女性の魅力って出るの?と、庶民と女優のポテンシャル差にただただ脱帽。
なが靴下のピッピかな?と思わせるやんちゃな足元かと思えば
上品な色気に可愛らしさをぶっ込んでくるドレス姿
そりゃ、浮気を口実に乗り換えたくなるよね?と男心に同情する。
女性の美しさが、可愛いと綺麗に別れるなら、宮崎あおいさんの美しさはどちらにも振っている。メトロノームなら、ものすごい振り幅で。
もちろん、慌てて乗った割に、すっごいいい部屋。ドレス姿やヘアスタイルが完璧だよ?そのバトラーさんが着たスーツはどこから?と謎も多かった。
が、やはり目を瞑ってみた方が楽しめる。
だって、陽気な船長さんがいる豪華クルーズ船なんだもの。
最後に、吉田羊さん演じる船長。
クレイジークルーズの名に恥じぬ、ぶっ飛んだ思考をお持ちなのか、はつらつとした言動が愉快。
吉田羊さんだから、自然と受け入れられる男ぎとボスっぷり。
どことなく、モンスターホテル3の船長を思い出す。
ファッションは、指先まで気を遣っている美しさが良い。
制服フェチとしては船長姿をファッショナブルにかつ美しく着こなしているお姿に、画面に出てくるたびに喜んだ。
MSC?だったけな?クルーズ船。
推しのYouTuberも乗っていたからか、最近宣伝してるな〜なんて考えてしまったけれど。
映画の中では、ファッションが統一されていて、クラブのシーンもプールのシーンもカジノのシーンも、美しくみていて気持ちがいい。
私の感想は、とにかく華やかさや美しさ、ファッションに注目してしまった。
話の内容は、サスペンスと恋愛がどれも解決しないまま終わるかと思いきや、ちゃんとまとめてきていると思う。
恋愛は、大人の恋愛にしては軽く爽やかな終わり方だと思うけれど。客とクルーの関係を残しているから、そうなるのかなと自分なりに理解する。
目の保養をしながら、ちょっと笑って乗ったことのない豪華絢爛なクルーズ船を眺めるのもいいと思う。
私は、今、
とにかく出演していた女性のレトロな波波の髪型を真似したくって仕方がない。