かっこよく見える人について
ついこの間、久々に銀座を歩いてみたのです
電車の乗り換えで降り立ったのだけど、
次のお仕事までに時間が空いてて、
せっかく降りたからブラブラしてみるかなーと思って。
なんだか、銀座ってオシャレして歩くイメージが
私には未だあって、
全然そんなつもりではなかったから、
いつも通りの格好の自分だということにあっという間に気づいて、
駅の外に出た途端に気後れしてしまいました。
でも周りをよーーーーーく見てみたら、
全身ブランドのお洋服と小物で固めて 香水ぷんぷんの方々もいれば、
観光で来てるラフな格好の方もいれば、
バックパッカーみたいな大荷物の方も自転車を押してたりして、
当たり前だけど 色んな人が行き交う中で
自分だけが浮いているわけじゃないことに気づきました。
それで思ったの。
どんな人がかっこよく見えるかなって。
これは完全に、それぞれの価値観なので、
私があの日、あの時に"自分にとって価値がある"と思ったことなんだけども。
どんなに着飾ってても、
アンチハイブランド派の方も、
ハイヒールを鳴らしながら歩いてても
履き古したスニーカーでも、
時間に余裕を持って歩いてるっぽい人が1番素敵。
街を歩いてるとなんとなく分かるじゃないですか。
この人せっかちさんだなとか、
この人のんびりさんだなとか。
せっかちさんでものんびりさんでも、
その人なりに急いでる時間ってのがあって、
その人なりに余裕があって動いてる時間があって、
その、余裕のある、急かされていない動きや時間の使い方って、
その時の動きって、どんな人も優雅に見えるなって。
アングルを考えながら家族写真を撮る人たち、
興味のわいたお店に寄り道のように入る人、
目的の場所に真っ直ぐ歩いている人、
いろんな人がいるけど、何にも急かされていない人たちは、真っ直ぐ立って堂々と歩いているように見えました。
私は基本的にはいつも時間に追われてしまうタイプで、
たいてい 急きたてられて前のめりになって歩いてしまうのだけど。
その日は、ちょうど時間があったし、(時間を潰す目的もあったし)
姿勢を良くして 余裕を持ってるぶって歩いてみよう、
と思いました。
そしたら途端に、
気後れしていたのが嘘のように気持ちが晴れて、
なんだか、東京の真ん中で花粉の季節なのに、少しだけ空気も新鮮になった気がして。
明るい気分になったから、
街の雑踏が聞きたくなって、
つけていた耳栓を外して。
(耳栓問題。過去記事参照。笑)
そしたら街がどんどん明るく見えて、憂鬱はどこかへ。
私って単純。
で、銀座のどこへ行ったかって、
数年ぶりに、音楽やってる人っぽいことをしようと思って、
銀座のYAMAHA本店で楽譜を見てきました笑
そもそも ファミレスで時間潰してiPad作業やろうと思っていたのに、
「音律について」という本と出会ってしまい、
買うか悩みまくってしっかりYAMAHAで2時間半を過ごしました。
ハッシュタグは、
#全然仕事できなかった
#久々の割にしっかりオタク活動
で決まりですね、、
あの本、スーパー面白かった。
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