37歳、Uberおじさんがゆく①
突然だが、Uber eatsのドライバーになりました。(どうでもよい報告笑)
何故そうなったかを書いてみようと思う。
この話題に関しては、何回かに分けて書きたいと思います。お付き合いください。
元を辿れば、2020年5月にロードバイクを購入したのがはじまりである。まだコロナ真っ只中だが、当時コロナの10万円の給付金があったのを覚えているだろうか。
皆さんは何に使いましたか?(もしよかったらコメントください)
私はそれで自転車を購入したのである。
当時なぜ自転車を買ったのか記憶がうる覚えだが、きっと運動不足解消だとか趣味で始めようだとかと思う。
値段は8万前後?と割とちゃんとした自転車を購入したのである。
そこからスマホに自転車アプリをインストールして、いろんなところに乗って回った!
時には趣味のキャンプと絡めて、自転車をキャンプに行ける仕様にしてみた。
この自転車で初めて繰り出して、10km走ったあたりで悲劇は起きた!!!
キャンプ道具の重さに耐えきれず、リアキャリア(荷台)が外れて、サイドバッグがコンクリートの地面と擦れて、大きな穴が空いてしまったのである。
写真を見て、当時のものすごく悲しくて悔しい気持ちが蘇ってきた…。
結局目的地に辿り着けずに、すぐ近くの河川敷でなんちゃってキャンプをして、トボトボと自転車を押して家路に向かったのだ。
もう振り返るのはやめよう笑
その後は日が経つにつれて、コロナが落ち着くにつれて、この自転車に乗る機会は減っていった…
最初はちゃんと家の中に自転車を入れて保管していたが、いつからか面倒くさがって中に入れずに、外に止めるようになった。
雨が降る。最初は濡れちゃ嫌だなぁ…と思いつつ、家に入れようとしない。また雨が降る、そして自転車がびしょ濡れになる…いつからか雨が降ってびちょびちょになっても何も感じなくなった。
風が吹く。最初は倒れちゃ嫌だなぁ…と思いつつ、家に入れようとしない。また風吹く、そして自転車が倒れる…いつからか風吹いて自転車が倒れていても何も感じなくなった。
気づいたらずっといろんなところに出かけていた相棒を放っておくようになってしまっていた。
そして、時は経ち2024年10月。
家でこれを観て、相棒のことを思い出すのである。
今年の2月に開催された(伝説の笑)オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームの模様をまとめた、Blu-rayDiscである。
当時のライブの振り返りはこちらをご覧いただけたら幸いである。
このライブでオードリーの若林さんがトークゾーンで自転車で行きたいところがないからUber eatsを始めて、行かないといけない目的を作ったという話をしていた。
当時ドームライブで聴いた時は、「若林さんの行動力すごいなぁー」や「芸能人でUber eatsとかウケる」なんて思って自分に落とし込むようなことはなかった。
が、家でBlu-rayを観ていたら違う感情が溢れてきたのである。「あれ?俺の自転車どうなってるのかな?」
そして、私は直様家を飛び出し、駐車場脇に置いてある昔の相棒に歩み寄るのである。
次回は続く…