見出し画像

LOVEがある国 スロベニア

こんにちは
先日行ったスロベニアのまとめを書いてみます

スロベニアはオーストリアとクロアチアに挟まれた、元ユーゴスラビア。
日本の四国くらいの小さな国です。
とはいってもアルプス、アドリア海に面した自然に恵まれた良い場所にあります。

スロベニアは英語で書くとsLOVEnia。
なんと国名にLOVEが入った唯一の国なのです。
首都はリュブリャナ。ちなみにリュブリャナという言葉も「愛すべき」という意味があるそうです。
コテコテ!


リュブリャナは小さな空港なのでなかなか良い時間と価格の航空券が無かったため、クロアチアのザグレブ発着の飛行機を取ることにしました。

ザグレブからリュブリャナはバスで2時間ほどです。
と、思っていましたがザグレブ空港からザグレブ市内までがかなり渋滞していて1日目はほぼ移動で終わってしまいました。。

ちなみにザグレブのバスターミナルはすごく分かりにくいので、3人に場所を確認しました。
1人目は適当なことを言ってたし、2人目は確証が持たず、3人目でやっと合ってる!と納得できました。統計は大事。

バス休憩が途中20分ほどあった。長すぎる
眩しすぎるマジックアワー

今回はアパートのようなところで泊まります。
旅をするたびに宿泊地選びは難しいと思いますね。中心地にするのか、少し遠くても静かな場所にするか、、
リュブリャナは治安が良く中心地でも静かなので
中心地をおすすめします。

玄関。ひとりだったら怖い

初日の夜ご飯はスロベニア料理を。

洞窟のようなレストラン

スロベニア料理で「農夫の祝祭」と呼ばれる、スロベニアの伝統料理の盛り合わせプレートがあると聞きそれを注文しました。

、、、が!!!for 2(2人用)と書いたメニューですが軽く5人は食べられる量が来ました。

ドドドドドン

スロベニアのソーセージは豚肉は最低68%以上、牛肉を最低12%以上使用、脂身は20%以下、添加物としては水、食塩、ニンニク、コショウが5%以内のみでその他の添加物は加えてはならない、など厳格なルールがあるらしく、ドイツとはまた違った濃厚な美味しさがありました。

あとはザワークラウトやマッシュポテト、シュニッツェル、フライドポテト、パン。

あれ、ドイツと一緒じゃない?
と心の底から思いましたが仕方ない。
微妙に味が違ってて、美味しかったけどもっと違うメニューでも良かったかなと思わなくもなかった。笑

ここで飲んだタップビールがかなり美味しかった。

ヨーロッパは持ち帰り用のタッパーをもらえるので私たちは結構な確率で持ち帰ります。
残さず食べたいという気持ちを全開に伝えるようにしているので、今まで一度も嫌な顔をされたことはありません!

タッパーが頑丈でイイ!明日の朝ごはんにします
 

スロベニアは世界治安ランニングで日本より上位にきている国だということを知っていましたか?!

これ、無人販売所です

旧市街のど真ん中に無人販売所がありました。
アイスやジュース、トイレットペーパーなんかも売っていました。

日本は餃子の無人販売だってあるぞ

この日は何かのフェスがあったのか、夜も賑わっていて歩いているだけでも楽しい日でした。
なんと、ここで日本の昭和の歌謡曲が流れていました。
誰だったんだろう。松原みきか?
チルな雰囲気がとても合ってて、良い雰囲気でした。

夜のマーケット

次の日 朝から散歩

落書きが多い

旧市街で朝マーケットがやっています。

てんこもりのフルーツ
レタス

昨日はお肉祭りだったので野菜もフルーツも食べたいところでしたが、量が多く軽く食べられるものがなかなかない、、。
長期滞在して片っ端から食べてみたい。


悩んだ末にスロベニアの地元の方が作ったオーガニックのパンを買いました。

実物は撮るのを忘れた。。

しあわせのパンという映画に出てくる、素朴なパンを思い出しました。美味しかった〜〜

歩いていると、マーケットのおじさんから声をかけられて木で作ったハートをもらいました。

さすが愛の国?!

そしてコーヒーも。
地元のマーケットでなるべくお金を落としたい。

旦那「アメリカーノって何だっけ」私「おいしいやつ」

ホテルに帰り、昨日の晩御飯の残りのソーセージをオーブンで温めてパンに挟んで食べました。
1日経っても美味しい。

さて今日は昼からブレット湖にいきます。

バスで1時間ほど。晴れていないと綺麗に見えないと聞いていたので心配でしたが、見事に晴天でした。

エメラルドグリーンの湖
平和だな

本当はサイクリングをしようと思っていたのですがこの日はトライアスロンの大会があったのか、人が多くて徒歩で散策することにしました。

湖だと波がないから泳ぎやすいね

ブレット湖の中心は島になっていて、中の鐘を鳴らすと願いが叶うと言われているそう。

来られて良かった

私たちは20分ほど山登りをして上から眺めることにしました。これがなかなかハードだった、、

アルプスも見える

想像しているより暑くて体力も奪われて、トイレも気軽に行けない分水分補給が少なく、危うく熱中症になりかけました。。あぶない。

ウニオンビール 私はビターレモン🍋

ブレット湖に着いたら入りたかったレストランがすでにいっぱいで断られ、泣く泣く違うレストランへ。海鮮が食べられるお店を見つけていたのでショックすぎた、、

本日の野菜スープ トマトベースを想像していた
パスタ 麺が独特でうどんのようだった

私たちのメニュー選びのセンスが無かったのか
ここのレストランのせいか分かりませんが
全然美味しくなかった!!!すみません!(笑)

最後に名物ブレットケーキ。
これは甘すぎず重すぎずで美味しくいただきました。

日本人もきっと好き

ブレットから帰るバスは、並んでいる列があるのにバスが到着するやいなや一部の人が列から解散し、我れ先にとバスに乗り込んでいくすがたを見て、
本当に謎しか生まれませんでした。

並ばない文化もあるのだと頭では理解していてもやはり理解できません、、。
どうせ乗れるのに。

夕方リュブリャナに戻ってきて、旦那がパンツを待ってくるのを忘れた!!と言い出しました。
パンツくらいどこかに売ってるだろう~と思って
ぶらぶら見てみました。
ドイツおなじみdm、H&M、ZARA。

それが全然無かったのです。
メンズって大変ですね。レディースなら下着屋さんなんかすぐに見つかるのに。
唯一見つけた高級百貨店のブランドパンツ(3枚60€)にするか?!と手が震えた1時間。
 
奇跡的にその百貨店の半額コーナーで3枚30€のパンツをゲットすることができました。
旦那はパンツを破れるまで履くので多少高いものでもいいだろう。

こんなに時間がかかるとは思わなかったけど
これもまた旅の思い出だ。。
日曜日だったら百貨店も閉まってるし危なかったな。。


次の日はポストイナ鍾乳洞に行きました。
スロベニアはヨーロッパの中でも最大級の鍾乳洞がたくさんある国です。

予約制なので必ず入れるのにまたここでも列をどんどん抜かして並ぶ人たち。
AからCの列しかないはずなのに、少し目を離すとあるはずのないEとFの列が生まれているという。。

並ぶという文化について詳しく調べたくなりました。
この文化だけは多分一生慣れない。私は並び続ける!

と、文句を言ってる間に中に入れました。
見どころまではトロッコで5キロほど進みます。

イマジン トロッコアドベンチャー
結構早いスピードで進みます

旦那がネプリーグのトロッコアドベンチャーのようにミニクイズを出してくるので右へ左へ移動する日本人2人。意見が割れる度ゲラゲラ笑って楽しかったです。

トロッコから降りると徒歩で鍾乳洞を移動します。
暗く、寒いので足元に気をつけないといけません。

 夫婦のように寄り添っている

ここではコウモリの赤ちゃんと呼ばれている生物を見ることができます。
正体はホライモリというイモリなのですが、スロベニアでは別名ドラゴンズベビーと伝承されているらしいです。
肌が白色で、脱皮後のような少しゾクっとする見た目をしている可愛い子なので、興味のある方は調べてみてください

鍾乳洞の中で働いている人は日照不足でビタミン不足にならない?と心配になりました。

夜は体力が底をついた&メニューで失敗したくない私たちはWOLTでテイクアウトメニューを探しました。🤣

たこサラダ 12ユーロ

うまい!

タイの切身 10ユーロ?

うますぎる!

久々にフレッシュ野菜と海鮮をお腹いっぱい食べられて体が回復しました。
旦那は疲れていたけど回復して外にビールを飲みに行って帰ってきました。

美味しい海鮮は体を救う!!   


バスでまたクロアチアに戻り、ザグレブで1泊しました。

バス移動と歩き疲れでザグレブでもテイクアウトをした私たち。
ワインを買ったのにキャップタイプだと思い込んでいたため栓抜きを用意するのを忘れていて、いろんな工具を駆使して開栓チャレンジ。。

疲れてもう諦めようと話しあうも
どうしても飲みたい旦那。

備え付けのカトラリーを壊したり怪我したら怖いので、だんだんイライラするわたし。

もうやめとき
いやもうすぐ
あかんて
いや大丈夫
怪我するやん
しない

しばらく険悪な時間。。

そしたらキッチンから
プスーーーーーー。。
という音が聞こえてくる。笑

アイタヨ!!!!!とワイン片手に温泉を発掘したくらい喜びの舞をする旦那。

さっきまでイラついてたのが嘘みたいに
一緒に舞う私。

仲良く1本開けてほろ酔いで眠りにつきました。


次の日の朝はもうバスは疲れたので
Uberでタクシーを読んで空港まで向かいました。
なんと、バスより安かった!爆


疲れたらテイクアウトが便利、旅先では歩きすぎない、パンツ忘れない、フレッシュ野菜と海鮮は生き返る、Uberも使いこなす。

何度旅行に行っても反省点とそこから生まれるドラマがあって、帰ったら笑えるエピソードになってくれる。

スロベニア、もっと時間がほしかったー!
楽しかったです。

ではでは

いいなと思ったら応援しよう!