ゴールド価格ー専門家の意見ー
ここ数日連騰の金も一服。専門家の意見は「金高騰、バブルの匂いも」と豊島逸夫氏も懸念していたが「やっと下がったNY金」と安堵のコラムを公開した。最近の彼のコラムを読んでみると「誰がNY市場でこの高値の金を買っているか」と疑問を呈し、「少なくとも長期で金を保有するマネーではない」と現地のトレーダーからの意見をヒアリング。何らかの圧力が安全資産の金にマネーを一時逃避させており、その不透明要因として米大統領選挙とFRB利下げ判断をやんわりと挙げている。「長期強気姿勢は変わらないが上げ続ける相場は絶対ない」とし、一息ついたNY金に安堵しているようだ。長期相場を意識すれば、2700ドル割れも視野にあり、それが健全と専門家の意見。米10年金利4%超えが注目され、これがジワリと効いている。円安が153円まで進行して円ゴールドには上昇圧力が掛かっているようだ。
[参考1・2]
一方で、米在住の「じっちゃま」こと広瀬隆雄氏も、連日過去最高値を更新しているゴールドに関するコラムを出している。ゴールドが買われている理由を以下のように挙げている。
中央銀行による買い
消費者による買い
米国連邦政府が予算的に「ばらまき」していること
ブックエンド方式(電子記帳)による資産の危うさ、株式市場から新しい資産への投資、好まざるシナリオが発生する事態に対するヘッジを指摘し、以下のようにまとめている。[参考3]
今日の金は、売り/買い2円高で一服感あり、引き続き安堵感を醸し出している。
HAVE A GOOD INVESTMENT!
参考1
参考2
参考3
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