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ゲームレビュー「Goat Simulator 3」

もはやゲームレビューブロガーですね。
下書きだけして仕上げずに新しいブログを書いてるせいで下書きがゲームレビューまみれです。助けて。
今回もゲームレビューです。

注意

このレビューは個人的な意見や偏見、多少の意訳が含まれます。
ご了承ください。



Goat Simulator 3

Steam購入ページ☟

Goat Simulator 3公式サイト☟

開発元
Coffee Stain Studios

発売元
Coffee Stain Publishing

リリース日 2022年11月17日
モバイル版リリース日 2023年12月4日
Steam版リリース日 2024年2月15日

対応プラットフォーム
Microsoft Windows
iOS
Android
PlayStation 5
Xbox Series X/S

ゲーム内容

ヤギ。
それはウシ科ヤギ属の動物の総称である。(出典:Wikipedia)

….よって、人間の法に捕らわれることはない。

このゲームは、ヤギになれるゲーム。
ヤギなので、何をしてもいい。
街に行って暴れまわっても、車を盗んで暴走してもいい。
街で起こる様々なおもしろイベントに参加して、世界で最高で最凶のヤギになりましょう。


このゲームは、いわばヤギが主人公のGTA。
オープンワールドゲームで、ヤギを操作して暴れたり、ミッションをこなしたりして楽しめる。
とは言っても、どんなことができるのか。それを紹介していこう。

とにかく暴れる

ヤギは武器を持てない。しかし、頭についた立派な角がある。
これを武器にして、頭突きで暴れよう。
気に食わない奴がいた?道に出たら車に轢かれた?物が邪魔?
じゃあ、すべて頭突きで吹き飛ばそう。
それらが後ろにあっても、後ろ脚のキックで攻撃できる。

ヤギの能力

ヤギだからといって舐められてはいけない。こちらから舐めればいいのだ。
人や物を動かしたいときは、舐めて移動させよう。舌の接着力は物凄く高いので、人以外も、車や家具なども移動させられる。
また、ヤギなので壁を走ることもできる。
攻撃されたことに対して、怒って蹴ってくる無礼な人間が居ても大丈夫。
ヤギは人間と違う。不死身なのでいくら攻撃を受けても、高いところから落ちても、爆発に巻き込まれても死なない。
また、ジャンプの着地の瞬間にタイミングよくジャンプすれば、さらに高いジャンプができる。

イベント

街を探索していると、様々なおもしろイベントに出会うことがある。
人間じゃ解決できないなら、ヤギがやればいじゃない。
イベントには様々な種類があり、市長選挙に出たり、犯罪者を捕えたり、料理大会に出たり、核爆弾を落としたり…..
大丈夫。ヤギは不死身だよ。

特殊な衣装

ヤギはお洒落しないなんて誰が決めたんです?
イベントをこなしていくと、いろいろな衣装がもらえる。
好きな衣装を着て、おしゃれしよう!
衣装によっては特殊な能力を持つものもあり、花火を撃ったり、人に手錠をかけたり、ブーストができるなどの様々な効果を持つ衣装もある。

車の運転

ヤギは人間ではないので、車を運転するときのルールはない。
そこらへんにある車に乗って、行きたいところに行こう!
もちろん、人のルールは適用されないので、車を人から奪うこともできる。この街の車はすべてにブーストが付いているので、素早く移動したいときも便利。

実績

ゲームにはたくさんの実績があり、簡単なものから、難しいものまでたくさん。普通にプレイしていても解除できない実績があるため、実績をコンプリートするなら、どれくらいヤギになり切れるかが重要。
実績は獲得すればするほど、様々な特典がある。

貴方の城

ヤギはとても崇高な存在です。なので、城を持つべきです。
街の所々にあるゴートタワーを開放してマップを開放していき、様々な場所で実績やイベントを行うと、城がアップグレードされていく。
貴方は城の王として、ヤギを統べるヤギになれるかな?


ゲームのいいところ

1.自由

ミッションやイベントは、クリアがあるだけで失敗はありません
ヤギは不死身な上、ゴートタワーを開放すればそこにテレポートもできる。かなり自由度が高いオープンワールドゲームなので、ストレス発散に暴れてみるのもいいかもしれません。

2.マルチプレイ

フレンドを最大3人まで誘って、ローカル・オンラインでマルチプレイができる。大人数で街を暴れたり、イベントをできる。マルチプレイ専用のミニゲームも7つあり、シングルプレイよりも楽しめる。
(注意: 友達は別売りです)

3.前作との比較

筆者は実は、Goat Simulatorシリーズをすべてプレイしたことがある。
改めて今作を見てみると、今までの作品のいいところが詰め込まれている。
物理演算もリアルになり、ステータス変化、アイテム収集といった要素が増えている。グラフィックも上がっており、よりリアルなヤギ生活を楽しめる。

4.パロディが多い

物凄くパロディが多い。イントロが始まった時点で察した人もいるであろう、スカイなリムの雰囲気。
ドアを何回通っても同じ場所に戻ってしまうバックなルームなど。
一番パロディが多いのは、ヤギの衣装。
どこかのキャプテンなアメリカが持っていそうな「チャニタチウムの盾」、
ジャックなスパロウを連想してしまう海賊風衣装「ジェイク・スワロー」、
ゴーストをバスターするために使いそうな衣装「ホラー映画の小道具」
…数が多すぎる。

5.ふざけてる

Steamの購入ページの説明を読んだらわかるが、このゲームは、真剣にふざけている。初めて起動したとき、オープニングの農夫がイントロのことを「長すぎるイントロ」と言っていたり、「イントロをさいごまで見る」という実績があることから分かる。このゲームは、最初からふざけている。
これに関しても、前作よりもアップグレードされているといえるだろう。


ゲームの悪いところ

1.バグが多い

壁を貫通し、普通は入れないところに入れたり、物理演算がおかしくなったりと、今までの作品と同じくバグが多い。
だがしかし、今までの作品すべて、バグ・バグっぽい挙動を楽しむゲームであるため、悪いところとは言いにくい。これが良いところになるか、悪いところになるかは人によるだろう。

2.終わりがない

Goat Simulatorシリーズはすべて同様で、明確なストーリーが無い。
もちろん、人によっては良いところになりますが、一般的な遊び方は暴れまわるだけなので、いわゆる「マンネリ化」が起きやすい。
オープンワールドゲームとしてのボリュームは大きくなったが、今までと同じく明確なストーリーがない。つまり、イベントやクエストをプレイしないと、ゲームの楽しさを味わえない。
今作はエンディング、ボスが用意されているものの、たどり着くまでにプレイヤーのモチベーションが保たれるかが重要である。


結論

以上となります。総評から言うと
オープンワールド好き、探索好きの方にお勧めです。

今までのGoat Simulatorシリーズよりパロディが多くて楽しかったです。プレイ時はめちゃめちゃ笑ってました。
今までは宇宙に行ったりゾンビになったり強盗したりするシリーズでしたが、今作は良いとこ取りしたって感じですね。

ただ、思った方も多いと思います。「2作目は?」と。

その答えはPlayStation.Blogに公開されておりますので、気になる方はぜひ!と言っても、回答のほとんどはふざけてましたが。


・Goat Simulator 3
Steamで現在 ¥ 3,400


・Goat Simulator 3 - Multiversal Traveler's Bundle
Steamで現在 ¥ 5,100

このバンドルは、ゲーム本編とDLC「Goat Simulator 3 - Multiverse of Nonsense」がセットになったバンドルです。


・Goat Simulators Completionist Bundle
Steamで現在 ¥ 6,140

このバンドルは、ゲーム本編とDLC「Goat Simulator 3 - Multiverse of Nonsense」、Goat Simulatorシリーズすべて、Goat Simulatorオリジナルサウンドトラックがセットになったバンドルです。


人間の法に捕らわれず、たまには自由に暴れまわりましょう!
このヤギの楽園でどう過ごすかは、貴方次第です。

ではまた、次のブログで。


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