Teardown DLCストーリー「Time Campers」
注意
この記事はゲーム「Teardown」のDLC「Time Campers」キャンペーンモードの激しいネタバレ(というか解説)が含まれます。ゲーム内で実際にストーリーを楽しみたい方は、読まないことを強くお勧めします。
メインストーリーの解説を見ていない場合は、そちらから見ることをお勧めします。
90年代、スウェーデン。
架空の都市「Löckelle」でのお話。
主人公(プレイヤー)は家族経営の「Löckelle Teardown Services」
通称「LTS」でLöckelleの解体業務を行う会社の社員です。
…ここまでは、本編と同じ。
いつも通り拠点に行き、道具を取り、電力供給のために発電機へ向かう。
するとそこへ、まぶしい光と共に突如爆発が起きた。
爆発の煙の中から現れたのは、不思議な改造が施された宙に浮くセダンと、キャンピングトレーラーだった。
セダンの扉には「タイムキャンパー」と書かれていた。
キャンピングトレーラーのパソコンを見ると、一通のメールが。
送り主兼、キャンピングトレーラーの所有者"Nils Andrée"は、キャンプ愛好家であり、改造されたセダン、通称タイムマシンが搭載しているタイムエンジンを自作した張本人。
Nils Andréeは送ったメールでは、何が目的なのかをはっきりと言わず、主人公にタイムトラベルをする指示だけをした。
主人公はメール通りにタイムトラベルをする。崖や橋にぶつかりながらも、なんとか「西部開拓時代」へのタイムトラベルを成功させた。
Nils Andréeは、正確にタイムトラベルをするための時間曲線を見つけられなかったため、タイムマシンは壊れてしまった。
Nils Andréeはキャンプ愛好家で、キャンプをするのに最高な時代と場所を探す旅をしている。しかし、西部開拓時代での旅をしている中、時間軸が不安定になり、タイムループが起きてしまった。時間軸を安定させるためには建物を解体する必要があるため、解体業者であるLTSの主人公にタイムトラベルをさせたのだ。
西部開拓時代での活動をするために、残された武器や物資を集め、「Combustown」で物資を集めに行く。つまり、盗む。
ランタンやバック、鍋などを集め、タイムトラベルどころか動くことすらままならないタイムマシンで逃走する。
Nils Andréeは問題解決のために、「一発で全部解決作戦」を実行するためには、大量の爆薬がいる。しかし、西部開拓時代では爆薬は高価でなかなか手に入れることができない。そのため自前の爆薬を作る素材を主人公は盗みに行く。
一方、Combustownでは、火薬式警報機を導入している。繋がれたものを盗むと警報が鳴り、気球警備員に知らせるシステムである。
気球警備員は、メインストーリーで登場した保険会社「Keerthi Insurance Group」の創設者"Charles Keerthi"が泥棒に対する不安を煽ってからそれ以来、気球警備員は年中無休で働いている。
主人公は気球警備員が来る前に何とか素材を盗み、拠点でダイナマイトや火薬を作ることができた。
その後、Nils Andréeから再びメッセージが届く。
タイムトラベルをした際に崖や橋にぶつかった影響で「Mineral Ravine」という町にタイムマシンのパーツがそこら中に浮かんでいるという。
さらに、そこら中に浮かんだパーツは局所的にタイムループにはまっており、触れると派手な爆発が起きてしまう。
タイムトラベルを安全にするためにも、パーツを回収しなければならないが、爆発音で気球警備員にばれてしまう可能性がある。
主人公は、致命的ダメージを受けタイムトラベルができないタイムマシンでMineral Ravineに向かい、気球警備員に捕まらず何とか痕跡を回収することができた。
Nils Andréeが計画した作戦を実行するためには、タイムループを直す判断を難しくしている問題が1つある。それは、Combustownのサルーン(西部開拓時代特有のバー)に人が集まっているためである。
主人公は、建物が燃えやすいことをいいことに、サルーンをきれいさっぱり解体する。
その後、Nils Andréeからタイムマシンの修理に必要なものがそろったとメッセージが届く。機械的なものを除けば、あとは「時計」が必要だという。
Mineral Ravineの時計台にある振り子時計がねらい目だという。
しかし、主人公が現場についたとき、竜巻により時計の部品が町中に散らばってしまった。主人公は竜巻を避けつつ、時計の歯車などを集めて盗むことができた。
盗むことができたはいいが、嵐により歯車が使えない。土や砂がついて上手く回らないためである。
そのため主人公は、酒場放火犯が生死問わず指名手配になっているCombustownに向かい、潤滑油を盗む。
潤滑油で歯車をきれいにしたら、Nils Andréeから再びメッセージが届く。
タイムマシンの修理に必要なものの最後の部品が足りていないが、幸運なことにCharles Keerthiがその部品を持っているという。
そのためNils Andréeは、Charles Keerthiを警報の売り上げが落ちてきていることをいいことに「やる気リマインダー」と呼ばれる営業戦略に協力すれば、部品をくれるという条件を飲ませた。
部品のために主人公は、Mineral Ravineの火薬式警報機の火薬の供給を絶つために、町にある火薬をなくす。
Nils Andréeのメッセージによると、あとはタイムエンジンの回路を温めるだけで現代に戻れるとのこと。
温めるためにも、回転式発電で温めるための機械の部品と、回転させるための動力源である馬が必要になる。
そのため主人公はサルーンの再建で人がいないCombustownに行き、機械の部品や馬を盗むことになる。
一方、Charles Keerthiの新たな警報機のために、大量の火薬が積まれた列車が、Mineral Ravineの橋を通るという。これを上手く使い、タイムトラベルと時間軸の修復を同時に行う計画を立てた。
タイムトラベル当日…
Nils Andréeは、「一発で全部解決作戦」の内容を伝える。
早朝に到着する列車が、橋を通り過ぎる前に橋を解体し、渓谷に落ちて火薬が爆発する。その衝撃でタイムエンジンが起動し、時間軸が修復されると同時に現代に戻ることができる。
無茶な作戦だが、実行するしかない主人公は、タイムマシンに乗り込みMineral Ravineへ向かう。
主人公は列車到着前に橋を解体し終え、タイムマシンに乗り込んだ主人公。列車はその後渓谷に落下し、タイムマシンは爆発の衝撃で加速。
タイムエンジンは上手く起動し、そのまま現代に戻れたのであった。
以上がTime Camperのストーリーとなります。
ところどころ間違えているところや、おかしなところがあるかもしれませんが…
現代に戻るタイムトラベル中の映像がクレジットとして流れてましたが、実際に時間軸を修復できたのか、その後Nils Andréeはどうなったのかなどは何も描かれていないため謎が残りますね。
Nils Andréeは実は、メインストーリーに少しだけ登場します。
メールがきたりなどはしませんが、マップ「Quilez Security」の玄関の前にある「素晴らしいキャンプスポット」に選ばれた場所に、タイムマシン改造前の車とキャンピングトレーラーがあります。おそらくNils Andréeのものでしょう。
Time CampersのDLCは、やることも変わらず、お金の概念がないため武器を強化したりなどはできませんが、ところどころに小ネタがあり、ゲームの細かい小ネタ好きの自分はとても楽しめました。
Time Camperはマップが少ない分、ところどころに小ネタが隠されてるので、購入した方はぜひとも探索してみてください。
ではまた、次のブログで。
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