今年一ハマったソシャゲ「ゼンレスゾーンゼロ」
始まりました~レビューとまではいきませんが、自分がプレイしたことがある作品について語っていく、ゲーム紹介コーナー。(?)
前回は「L.A. Noire」というゲームについて語りましたが、今回は
オンラインで提供されるソーシャルゲーム、通称「ソシャゲ」についてです。
注意
このレビューは個人的な意見や偏見、ヲタクによる熱弁が含まれます。
ご了承ください。
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本題に入る前に…
皆さんは普段、ゲームはどんなジャンルをプレイしますか?
様々なジャンルのゲームが存在する現代ですが、インターネットが普及しておらず、ゲーム=ゲーム機という昔の「ゲームの定義」とは違い、スマホで高品質なゲームができる時代になっています。
スマホゲームが世に出てきた当時、「手軽に何処でも」をモットーにしたゲームが流行りました。画面に出てくるボタンを押してゲームをしていく「ポチポチゲー」というものです。
その後に流行ったゲームは、起動していなくてもゲームが勝手に進む放置や育成ゲームです。
そして最終的に、「何処でも」と「育成」が合体し、「手軽に」するために無料でプレイできるようになったゲームが、今のスマホのソシャゲです。
もちろん、それだけではアプリ提供側は収益がないため、ゲームを無料で提供する代価として「ガチャ」要素を増やし、ガチャの魅力をゲームに実装し、ガチャの収益を得ています。
これにより、課金者はお金をかけて早く強くなり、無課金者は無料でゆっくりとプレイ、というように変化しました。
そんなスマホゲーム界隈だったが、
2020年。とあるゲームが界隈を揺るがした。
2020年9月28日配信、「原神」
miHoYoが開発したオープンワールドRPGゲーム。
12日間で約1億ドルの収益を得て開発費を回収したといわれており、スマホで自由度の高いオープンワールドゲームであること、魅力的なキャラクター、豪華な声優さんがキャスティングされていること、グラフィックが綺麗で美しいということからかなりの人気を博し、現在でもいまだに人気が衰えないゲーム。
中国以外では、日本を含め運営はHoYoverseが行っている。
筆者も原神にハマっていた時期があったが、さすがに2年以上プレイしていると飽きが来てしまい、プレイは続けているものの当時と同じほどプレイすることはなくなった。
しかし、2024年7月4日、HoYoverseの新作ゲームが配信されると聞き、プレイすることにしてみたら…
✂┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈キリトリ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈✂
ゼンレスゾーンゼロ
2024年7月4日配信「ゼンレスゾーンゼロ」。
HoYoverse運営の都市ファンタジーアクションロールプレイングゲーム。
ゲーム制作の中心になったことがない若手を中心に制作がスタートしたゲームで、最初は少人数だったが、規模は徐々に大きくなり、1回目のクローズドβテストのころから人気を博していた。
爽快でスタイリッシュなアクションと、緊張感のあるストーリー、現代的な都市を舞台にファンタジー要素を取り入れた新しい感覚のゲーム。
HoYoverseのゲームの中でアクション要素が強い原神と比べると、敵の攻撃を寸前で回避したり、敵の攻撃を喰らう寸前でキャラを変更するとパリィが起こせたりなど、原神よりもアクション要素がかなり強く、その行動を起こした時の効果音やエフェクトがとても爽快なゲーム。
操作方法が単純なキャラもいれば複雑なキャラもいたり、キャラのスキルを使うコンボもあるため、格闘ゲームのような要素もある。
ストーリー/世界観
舞台は、「ホロウ」と呼ばれる災害により壊滅した世界。
エリー都の陥落後に作られた「新エリー都」で巻き起こるトラブルに、表ではビデオ屋、裏ではプロキシをこなす兄妹2人が主人公。
ホロウは、すべてを呑み込む異常空間。中に入ると「エーテル」と呼ばれる物質が蔓延しており、エーテルに耐性のない人間がエーテルの影響を受けると起きる「侵蝕反応」により、人間はたちまち「エーテリアス」に変異してしまう。
ホロウは常に状態が変化しているため、「プロキシ」と呼ばれる案内人がいないとホロウから脱出するのは困難である。
プロキシとして活動する主人公は「パエトーン」という名で活動しており、Hollow Deepdive System、通称「H.D.Dシステム」を使用する独自の方法で、難易度の高い依頼でも成功させる、「伝説」のプロキシ。
そんなある日、あるハッカーにH.D.Dシステムを乗っ取られ…?
個人的な推しキャラ
いつもはここでゲームのメイン要素とかを語るのですが、リリース初日からほぼ毎日ログインしてプレイしてるのにも関わらず、細かい仕様とかプレイ時のコツとか、キャラのバランスとか関係なしにプレイしてるので、わかりません。
そのかわり、推しキャラなどを書いていきます。
…とは言っても、魅力的なキャラが多すぎて決めれません。(優柔不断)
筆者は感情移入しやすく、すぐそのキャラに憑依したかのように共感してしまい、ストーリーですぐ感動したりします。
これを書いている時はver1.4になったばかりなのですが、1.4のストーリーは感動のオンパレードでほぼ常に半泣き状態でした()
まあ、強いて言うなら、お姉さんキャラが結構好きなので…
例えば初期の方にガチャで登場した朱鳶さんですね。
ファンタジー系には珍しい現代都市が舞台のゲームなので、治安維持活動をする治安局という、いわゆる警察が存在します。新エリー都の治安維持活動をする治安局は、ゲーム内では「New Eridu Public Security」(新エリー都治安局)、略して「N.E.P.S.」として登場します。
LSPDFRをプレイしてるだけあって警察キャラなども好みなのですが、このようなファンタジー系ゲームで警察が見られるとは思っていなかったですね。
1.4ではまだエーテル属性のキャラがニコと朱鳶しかいないので、かなり貴重なエーテル属性アタッカーだと思います。終結スキル(必殺技的なやつ)がキャラごとに溜まるようになったので、これでより強くなると思います。
今回のストーリーでもかなり活躍していましたし、好きになった方いるんじゃないでしょうか?
真面目な反面、公式サイトのキャラクター紹介でも言われている通り、猫などのモフモフ動物が苦手という特徴があります。
(紹介に書かれている、対応すると言っている新米治安巡査というのはきっとセスのことですね。)
あと、個人的にはギャップ萌えがすごいキャラも好きです。
公式サイトのキャラ紹介はこちら☟
強いキャラ
もちろん、キャラ自体が強くても、育成をしないと弱いままです。ですが、このゲームを含むHoYoverseのゲームは普通のRPGと違い、レベルを上げただけでは強くなりません。
攻撃力はスキルの倍率などによって変わりますが、基本は会心ダメージと会心率、異常マスタリーなどが重要になります。
ですがゼンレスゾーンゼロは、原神や崩壊:スターレイルと違って回避やパリィが気持ち良くできる分、戦闘中の回復がほぼありません。
我々人間はいくらゲームに慣れていても、100%すべての攻撃を回避できる人間はいません。
ですが、シールドを張れば攻撃を受けても体力が減らず、その攻撃された分を代わりに受けてくれます。
そこで、やはりお世話になるのがキング・シーザー様です。
一度は映画やドラマなどで登場するような、都市の高速道路から繋がる田舎や砂漠にある小さな集落。ゲーム内では新エリー都の「郊外」として登場します。そこでは治安局による治安活動の範囲外なのか、世紀末な雰囲気が漂うヒャッハー共が蔓延る地域です。
シーザーはストーリーでver1.2に登場しました。見た目から出る威厳や剣幕からして「首領」と言う感じですが、ニンジンとセロリ、注射が苦手という子供っぽい雰囲気もあるキャラです。
1.4のストーリーでがあまり登場しないものの、最後の最後で待ってましたと言わんばかりの場面で登場しました。
シールドを生成するキャラの中ではトップクラスの強さで、強化特殊スキルを使うだけでシールドを張れて、火力を高めるバフ効果を持つというキャラです。
最近の強敵は速度が速く、回避が間に合わないような敵が多いので、シールドをすぐに生成できる安定性から(あと筆者が回避・パリィが下手なことから)、よくお世話になっているキャラです。
頼れるドンですが、公式サイトのキャラクター紹介でルーシーからは、「サラダみたいに単純」とのこと。
持っている武器も剣の名前が「来た」、盾の名前が「見た」で、座右の銘(?)が「来た、見た、撥ねた」という、なんとも豪快なキャラです。
(あとルーシーによる紹介が毒舌なのが面白くて好き)
ゲームの面白い要素
このゲームの面白さはやはり、戦闘の気持ちよさにあります。
キャラの育成にもよりますが、育成がちゃんと終わっているなら簡単すぎないが難しすぎない、ちょうどいい難易度になっており、普段の戦闘が「ただの作業」にならず、「クリアできない」ほどではない、というバランスが取れています。(ただし、筆者は育成不足でたまに負ける)
そしてやはり、ストーリーでのキャラクターの立ち位置やキャラクター性なども重要です。
このゲームに登場するキャラのキャラクター性や立ち位置、見た目はすべて「刺さる人にはぶっ刺さる」だと思っています。新キャラが発表されるたびに、「あ、このキャラ考えた人変態だな (いい意味で)」と思います。
また、所持しているエージェントを誘ってキャラの日常を見れる「お誘い」に加え、1.4からは「親友とのお出かけ」が追加され、街を一緒に回れるようになりました。(筆者のようなぼっち歓喜)
キャラクター性で好みなのはジェーンさんですね。
明らかに犯罪者に加担しているのに正義側という表裏がすごい好みです。
ジェーンに関する情報は機密になっており、なんと公式サイトのキャラクター紹介にも載っていないという…
最後に、筆者が一番楽しんでいるのはストーリー内容です。
感動や驚きのビッグセールで、思いもよらなかったことが次々と起こり、感情移入しやすい筆者は続きが気になってたまらなくなります。
1.4ストーリーの最後で、今までのエージェントが全員集合するのが本当に感動しました。声出して泣きました。(ガチ)
面倒・残念な要素
ゲームには「零号ホロウ」というコンテンツがあり、今までのストーリーにあったテレビをマス目としたスゴロク風のゲームでした。
ですが、このスゴロクに問題があったこと、そしてユーザーの意見から、1.4からは「零号ホロウ」の一部を除き、スゴロクがなくなってしまいました。
個人的には好きな要素ではあったので、少し残念です。
ただその代わり?に、新たに追加された零号ホロウの「迷いの地」では適正レベルまで強化・育成されたキャラをお試しとして使用できる「戦力適応」が追加されました。
今後追加されるコンテンツのスゴロク要素が完全になくなるのかはわかりませんが、期間限定イベントなどでもいいから復活してもいいんじゃないかと思います。
そして、すこし面倒に感じるのは「厳選」ですね。
ゲームには「ドライバディスク」という、キャラのステータスを伸ばせる装備があり、計6つまで装備させることができます。
ディスクにはメインステータスとサブステータスがあり、サブステータスは4つまで付けられます。ディスクのレベルを上げると、サブステータスのどれかがランダムで強化されます。
この、強化されるものがキャラに見合った効果ならいいのですが、そもそも欲しいサブステータスが付いていることが大前提となり、さらにその前提としてメインステータスが見合ったものかを厳選する必要があります。
つまり、
という工程を計6回踏み、ようやくディスク育成が完了します。
ですが、ディスクを厳選するために使用する「バッテリー」。
これは無限ではなく主に時間経過で回復するもので、ディスク入手のために挑戦する討伐にはバッテリーを60消費しますが、どれだけ放置しても最大で240しか溜められません。
つまり、240から溢れないように定期的にディスク厳選を行わなければならず、バッテリーを使い切ったら放置しなければならないということです。もちろん、その240をすべて使用しても、良いディスクが入手できるとは限らないため、何回も繰り替えし行わなければなりません。
さらに、バッテリーはレベルの上限を突破するアイテムや、レベル上げアイテム、スキルの強化アイテムの入手にも使用するため、ディスク入手だけに使うものではありません。
地道にやっていかなければならない点は面倒と感じますが、逆に言えばこれは「やることがなくならない」とも言えます。いわゆるエンドコンテンツと言うようなものです。
もちろん、装備するディスクによっていろんな遊び方ができるので、ゲームを「遊びつくす」要素でもあります。
やはり、1年で一番プレイしたゲームというのは必ずあるはずです。
皆さんも、今年一番プレイした・ハマったゲームを考えてみてください。
このゲームには出会えてよかったなとつくづく実感してます。
筆者は元々ファンタジー系のゲームにあまり興味はなかったのですが、このゲームは例外です。今後のストーリーにも目が離せません。
自慢じゃないですが、現時点(1.4)で登場しているピックアップキャラはすべて入手してます。もちろん、かなりの"軍資金"を使用しました()
(育成ができているとは言ってない)
かなり熱弁してしまい長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた、次のブログで。