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コート・ダジュールへの香りのツアー(1)

南仏へ久しぶりに旅行しました。今回は22名の大所帯でしたが、楽しく過ごすことができました。住んでいるカリフォルニアから東京に出向き、2泊してそこからフランスへ皆と一緒に向かいました。いつもカリフォルニアでは”南仏と似た気候”と言われていますが、今回よくよく比較してみると夏場でも雨の降る南仏は緑が多く、湿度がある程度あります。カリフォルニアのように3~4ヶ月雨の降らない夏場はカラカラに乾燥して山火事が起こりやすいし、灌漑システムを導入していなければ一面枯草で覆われます。気温は同じくらいです。アヴィニヨンはカマルグが近いので蚊が多く、カリフォルニアにはほとんどいません。

ニース・コートダジュール空港にあるフラゴナールの広告板

カタール経由でニースのコートダジュール空港に直接降り立ち、荷物をピックアップする前に既にこの広告。皆テンションが上がります。ニースはバカンス前なので、比較的のんびりとした感じで混み合っていないのでゆったり過ごせました。ムール貝もブイヤベースも食べて大満足でした。

国際香料博物館(MIP)付属の香料植物公園

グラースのMIPの香料植物公園は7年前にも行きましたが、時間の関係で1時間ほどしか居れなかったので、今回は午前中2時間ゆっくりとガイドさんの説明を聞き、本当に大満足でした。自分の家の庭作りの参考にもなり、ダイナミックな植物たちをよく観察することができました。ミニマムな介入という感じで伸びすぎていたり、枯れ気味だったりのも多かったですが、様々な芳香植物が見れて良かったです。気候帯が少し違うベティバーやピンクペッパーなどもありました。季節が合えばローズ、オレンジフラワーなども見れるわけです。子供達のための表示も多く、社会科見学に来るのでしょう。

サイプレス、オリーブ、ラヴェンダー、ローズマリーなどたくさん
ジュネ(スコッチブルーム)がいっぱい!蜂蜜の香りのする黄色い花です
ホワイトフラワーガーデンの表示

こんな感じで午前中は植物を観察し、午後はMIPの博物館の方です。

国際香料博物館(グラース)
お約束のピンクの傘。ちょうど雨も降ってきたのでちょっと助かりました
昔の香水売りの像:MIPの下の方の出入り口にあります

午後に回った博物館の内容に関しては次の機会に紹介しますね!

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