LS460とLS600h 結局どっちにするべきなのか

中古価格が落ち着いてきて乗りやすくなってきた40系LS
それぞれメリットとデメリットがあるので、どちらも所有したことのある私の経験を踏まえてまとめてみました

LS460のメリット
1.車体が軽い
これがLS460の(600hに比べての)最大のアドバンテージ
SZやFスポーツならスポーツセダンとしても使える

2.純ガソリン車
ハイブリッドシステムがない分構造がシンプル
バッテリーがない分トランク容量も大きく、また高額修理リスクも少ない

3.故障が少ない
2.と重複するが、LS460の場合は各種モーターやパッキンのような消耗品以外は壊れやすいパーツが少なく、余程のことがない限り大修理にはならない。

4.リミッター解除が容易
460は解除装置ポン付けで簡単にリミッター解除できる。
解除装置は中古なら3万円程度で購入可
(おススメはしないが)高速で欧州車にリミッターで競り負けることはなくなる。

LS460のデメリット
1.燃費が悪い
設計が古い為アイドリングストップがついておらず、かつ大排気量なので停車時間が多い街中では相当燃費が悪化する。
ストップ&ゴーが最も苦手だ

2.税金が高い
エコカーではないため13年超過の割増の対象車だ
しかも大排気量なので自動車税だけで10万以上してしまう

LS600hのメリット
1.パワーがある
460の392PS(中期までは385PS)に対し445PSあるので、絶対的な動力性能はこちらのほうが上
リミッターまでならこちらのほうが速い

2.燃費がいい
ハイブリッドなのでこのクラスにしては珍しい11.8km/l(JC08)
大排気量かつ重量級なのに2.5Lのクラウンクラスの燃費

3.1500w電源が使える
(OPなので車両にもよるが)家電が車で使える
このクルマで車中泊する人はいないだろうけど、非常時には便利な機能

4.税金が安い
実はこちらはエコカー減税対象車なので13年超過の割り増しがない

LS600hのデメリット

1.車体がとにかく重い
スポーツグレードのFスポーツ同士で比べると、460の1980kgに比べなんと2280kgもあるのだ。
たがが300kg されど300kg
体感での走りの良さは460のほうが上だ。

2.ハイブリッドバッテリー故障リスク
過走行車だと起きがちだが、バッテリーは消耗品なので仕方ない。
交換費用はトータルで30〜50万、買値がいくら軽より安いとはいえ元最高級車だからお値段も最高級のまま。

3.リミッター解除に費用と手間がかかる。
460であれば後付け解除装置を付けるだけで解除できるのだが、600hになるとそうはいかない。
詳細は別記事で紹介しているが、460と比べると難易度も費用も高くなる。
気になる方は、是非記事を読んで欲しい。

まあ、高速でやり合いたい人以外にはデメリットにはならないだろう。

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