さよなら平成。また会う日まで
だいすきな「平成」が終わってしまう。
誕生して、成人して、山あり谷あり生きてきた平成が終わってしまう。
昨日まではそんなこと、考えてもいなかったんだけれど
色んなテレビ番組とか、退位なさる天皇陛下の表情とか見ていたら、なんだか喪失感におそわれてしまう。
終わりは何事も始まりなのに、どうして哀愁を感じるんだろうな。
卒業式でも、泣いたりするタイプじゃないんだけどな。
もっともっと、素敵な時間にしていけますように。
大学2年生のときに、教職の授業課題(実は教員免許を持っている)で書いた「はなむけのことば」をふと思い出す。
校長先生になったつもりで高校の卒業式のスピーチを書くという課題。
ちょっと知ったかぶった口調なのが若さという恥ずかしさであるけれども、こういう勇気を持ちながら、コロコロとあらぬ方向に転がり続けながら、ちゃんと前に進んで行こう。
以下は、平成からの覚書ってことで。コピーアンドペースト。
(〜前略〜)
これから皆さんはそれぞれの道に進んでいきます。長い長い人生のスタートラインにようやく「今」立ちます。楽しいことばかりでなく、辛く苦しいことにもたくさん出会うと思います。人によっては、これから大きな転機がやってきて、自分の想像していた未来とは180度異なる人生を歩むことになるかもしれません。しかし、大なり小なりその自らの変化を、どうか恐れないでください。この3年間で、成長期の皆さんは心身共に大きく変化しました。「変わる」ことは自然なことです。季節が冬から暖かな春に「変わる」ように、世は諸行無常、当たり前のことです。「こんなはずじゃない」と自分で自分を縛り付けてしまう前に、その時々の等身大の自身と向き合い、それを受け入れ認めてあげて下さい。変化を必要以上に恐れることはありません。「生きていく」ということは「変わっていく」ということでもあるのです。
これから君たちの進む先には、若者への大きな希望と共に、福島原発を発端とする得体の知れない巨大な黒い影も潜んでいるかもしれません。どうかこの荒波に負けずに、迷っても悩んでも、自らの人生を手放ずに歩んでいってください。
今後の皆さんの健康と活躍を祈って、はなむけのことばとします。
ご卒業、おめでとうございます。
前へ。
明日へ。
ちなみに写真は、お蕎麦屋さんのサービスでもらった甘酒。
だ!!
いいでしょ!
しかし全然飲みきれなかった!
\\このボタンを押すと〈藤松祥子〉へのサポートを送ることができます// 頂いたサポートはnoteを充実させるためと、これからもっと素敵な人間になっていくために、使いたいと思います。