【LR株式会社・末永代表インタビュー：後編】起点は学生時代 「竜馬がゆく」に油そば？
こんにちは。広報担当です。
前編に引き続き、末永代表のインタビュー後編をお届けします。
前編では、起業の経緯から現状の目標など、会社のストーリーについて掲載しました。続く後編では、立ち上げ時の裏話に加え、どんな幼少期だったのかといった人柄などもご紹介します。
▼インタビュー前編はこちら
末永 祐馬 代表
2012年に楽天グループ株式会社に入社。楽天市場にて、ふるさと納税などのEC事業に携わる。2016年 8月31日 LR株式会社を創業。代表取締役に就任。
あっという間に消えた資金
――創業時の思い出を教えてください。大変だった、嬉しかったことはあるでしょうか。
大変だったのは、起業時に貯めていたお金が一気になくなり、資金繰りが苦しくなったことです。行政上の手続きの問題もあって、１年目のみのことですが、こんなにすぐお金がなくなるとは思っていなくて。行政の仕組みを理解する大切さを痛感しましたね。
あとは、立ち上げ当初、制作、受注、開発部全ての業務をやっていた時期が大変でした。電話対応、ページ制作、マクロも組んで…。前職はコンサル営業なので知識が全くなく、自分で調べたり教わったりしながら進めていました。だからこそ、その部署の大変さが分かるので、担ってくれる皆さんに感謝です。
嬉しかったのは、寄付が伸びて、地元の方々と喜びを共感できたこと。当初、寄付額４００万だった日置市ですが、ＬＲが携わって３カ月後には１億を超える寄付が入りました。その時に「売れたね！」「半年待ちだよ！ 」などと寄り添ってくれた地場産業の皆さんの言葉は忘れません。僕のような存在でもよそ者扱いすることなく、真摯に対応してくださったことがシンプルに嬉しくて。１２月３１日の夜まで在庫や納期、発送などの確認作業に追われていましたが、あの日々もとても楽しかったです。
意欲を支援し続けたい
――代表から見たＬＲならでは、の魅力はどこでしょうか
ならではというのは難しいですが、自分たちで考えて動くことを支援する会社ではあり続けたいし、それを止める会社ではないと思います。１００人を超える従業員数になっても 「これやりたいんです」 との声が上がれば、応援できる会社であると思っています。
求人募集にある謎の項目
――業務以外で、社内でやってみたいことはあるでしょうか
趣味がビジネスになっているので回答がずれているかもしれませんが・・・
油そばのお店がやりたいです。東京・新宿にあるお店がとにかく好きで、大学時代には週１で通い、自分で麺を取り寄せて作ったこともあるくらい。
ＬＲの求人募集に「飲食店立上げの経験」 「ご当地ラーメンの立ち上げに興味がある人」という謎の募集項目があるのですが、ここからきている夢です！ 海外で成功している日本料理のニュースなどを見ると実は悔しく思っています（笑）。
起点は大学時代の小説に
――大切にしている言葉、座右の銘を教えてください
「世に生を得るは事を為すにあり」 です。
一度きりの人生、命を受けたのは大事を為し遂げるため、といった意味で、坂本龍馬の言葉とされています。大学１年の時に読んだ小説 「竜馬がゆく」で出合い、一つの目標になりました。人間的にも大きく感化され、そこから本当に行動的な人になりました。幕末大好き人間になったのもここがきっかけです。
凡人と評する幼少期
――幼少期はどのように過ごされましたか
凡人、という言葉がしっくりきます。４人兄弟、全員男の１番下。兄貴たちが勉強も運動もできたので、自己肯定感は低く育ったと思います。末っ子でもかわいがられるとかはなく、喧嘩ばかりで、口で反論するとぼろぼろにやられるという…。
人前で話すことは苦手ではなかったけど、文化祭で何かしたとか、プレゼン大会に出たとかはなくて、所属していた野球部もぎりぎりレギュラーくらい。本当はサッカーをやりたかったけど兄弟がしていたので野球でした。起業しそうだよねというタイプではなかったと思います。
変わったのは大学時代。政治家の秘書、野球チームや国際交流団体の立ち上げ、留学生寮の管理人をするなど活発で、自分でも頑張ったかなと。本当に「竜馬がゆく」を読んで、行動できる人間に変わりました。
業務に影響しないよう…
――趣味の一つが仕事、という言葉もインタビュー中にありましたが、プライベートの楽しみは何でしょうか
昔に比べたら少ないですがやっぱりゲームです。最近プレーしたのはポケモン（バイオレット）。全世界の人と対戦ができて、そのマスターランクの順位は８０００位くらいです。数十万人くらいの参加者がいるので、１万位を切ることを目標にやり込みました。そこをクリアして達成感を得たところで終了です。それ以上やると業務に影響も出るので、差し支えない範囲でやっています（笑）。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はＬＲ末永代表にお話を伺い、前編、後編の２回に分けてご紹介しました。
次回は番外編「社員が聞く、代表への５０の質問」を掲載します。
今回のインタビューを前に社内募集したところ、たくさんの質問が届きました。前編、後編に盛り込んだ質問ありますが、そのほか、一気にご紹介します。
ユニークな質問もあるので、ぜひ楽しみにお待ちください！
▲末永代表のｎｏｔｅもあります。日々の思いをつづっています
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