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【日替わり定食1】だんけつのつばさ
だんけつのつばさデッキのおもしろさ
いらっしゃいませ。トドマルです。
栄えある実質的初投稿テーマは『だんけつのつばさデッキ』です。
デッキとしてはある程度有名なコンセプトデッキで、既に型があるように見えますが…。実はモデルが確定していないデッキだったりします。
イメージしやすいコンセプトデッキ、でも型が確立しきっていない=オリジナリティを出しやすい、いきなり0からデッキを開発するより、心理的にやりやすいという事で今回の素材に選ばせて頂きました。もっと本格的に0からのオリジナルを求めた方、ごめんなさい!後日の投稿を楽しみにしていて下さい。
メリット1…構築コストが安い
だんけつのつばさのメインになるのは非エク(ルールを持たないポケモン)です。レアリティが低いのでストレージで簡単に手に入ります。また、その気になれば、最近の高価グッズを使わなくともある程度形になるのも魅力的です。
メリット2…非エクメインデッキ
非エクメインという事は、サイドを1枚しか取られないという事。結果的に試合の展開がゆっくりになりがちでチャンスも生まれやすいです。
基本的にVやexのポケモンを非エク2体で1体倒せれば、サイド的には同じなのです。そのため、高火力がでる非エクはそれだけで武器なのです。
ただ、うかつに使うと何もできずにボコボコにされるので、目的を意識して、着々と勝つための手を進める事が大切です。
メリット3…複数の型を考えやすい
後述しますが、実はだんけつのつばさデッキは複数の型が考えられます。
自分に合った型、これで頑張りたい!と思えるようなオリジナリティ溢れる構築ができる可能性があります。折角なので、色々考えてみて下さい。
サンプルレシピと検討
![](https://assets.st-note.com/img/1720625356224-HPo6VbDPOZ.png?width=1200)
こちらは良くあるデッキレシピのまとめサイトに掲載されていたデッキレシピです。普通に印象の通りに組んだらこんな形になるかなと思います。
デッキのコンセプト解説
知らない方もいるかと思うので、デッキのコンセプトを解説します。
だんけつのつばさデッキとは技「だんけつのつばさ」を持つポケモンを軸に構築したデッキです。「だんけつのつばさ」の技は必要なエネルギーはポケモンによって違いますが、効果は『自分のトラッシュにある、ワザ「だんけつのつばさ」を持つポケモンの枚数×20ダメージ。』で共通しています。
投稿時現在、「だんけつのつばさ」の技を持つポケモンは4種類。デッキに各4枚入れられるので、全員トラッシュでメタモンの「いきなり変化」を使うと最大320ダメージとなります。
つまり、デッキとしては如何に早く、「だんけつのつばさ」ポケモンをトラッシュに送り、攻撃するか?がポイントとなるデッキです。
サンプル採用カード解説
メインとなる「だんけつのつばさ」持ちの、カラミンゴ、カイデン、ヤミカラス、フクスローは各4枚投入
メタモン…最大火力とタネ切れ防止の為に採用。枚数は…?
イキリンコ…いかに「だんけつのつばさ」をトラッシュするかが勝負なので、採用ケースが多い。採用枚数…?
マナフィ…非エクポケモンばかりなので、簡単に2枚取り(2体同時きぜつ)されるので、守りに必要。基本1枚
ハイパーボール…「だんけつのつばさ」トラッシュ兼サーチのメインカード4枚確定
夜のタンカ…タネポケモン主体なので、トラッシュから回収してすぐ使えるのは強い。4枚傾向。
博士の研究、ゼイユ…基本、「だんけつのつばさ」をトラッシュしたいので、トラッシュ用兼手札補充で相性抜群!採用ケース多いが…?
ボスの指令…デッキの特性上、パンチ力が出るまで少しかかるので、攻撃を無駄にしない役と、起死回生の一手に。枚数??
基本悪エネ、ダブルターボエネルギー…ヤミカラスが悪1で技起動、カラミンゴが特性の都合で場に出やすく、攻撃するのにダブルターボが1枚で済むので採用ケース多い。枚数??
実は、採用多いor必須カードはこれだけです。もちろん、これはいるやろ!って人は沢山いると思いますが、ちょっと次のパートを読んでみて下さい。検討の余地ありとなるはずです。
デッキコンセプトについて
前の項で、だんけつのつばさデッキはコンセプトデッキ、その解説をしましたが、再びそのコンセプトについて問題提起したいと思います。
なんじゃそりゃ??となる人もいると思いますが…。だんけつのつばさデッキは前述のとおり、「だんけつのつばさ」の技を持つポケモンを如何にトラッシュに送って、攻撃するか?にかかっています。ポケモンにエネがついても、トラッシュにポケモンがいなければダメージがでないのです。
そのため、使っているとトラッシュがにポケモンが落ちず、全然ダメージが出ないまま押し切られる事が多々あります。
では、どのように「だんけつのつばさ」ポケモンをトラッシュに送りましょうか?
ケース1…博士の研究、ゼイユで引いては落とすスタイル
上のサンプルレシピはこのスタイルと思います。ボール類がキャプチャーアロマ含めて6枚しかないので、意図して引いてくるというより、たまたまあったら使うという程度のものです。
このタイプはサポート権を博士、ゼイユに使うので、ボスの指令などを使うタイミングが図りにくく、打点の為に結果的にトラッシュに送る事が多くなります。ともだちてちょうや夜のタンカなども同様です。
また、山札をめちゃくちゃ掘るので、攻めるころには山札がなくなり、うっかりLO(ライブラリーアウト、山札切れ)で負ける事もあり得ます。
ケース2…グッズやスタジアムで落とす
基本的にハイパーボールの採用はどのデッキも4枚ですが、ポケストップの様なカードで巻き込み落としを狙う人も多いです。また、ACE SPECをシークレットボックスにしたり、スーパーエネルギー回収や大地の器を採用することもあります。
このタイプの良いところはサポート権が残り易いので、ボスの指令などのサポートを強く使える事にあります。ただし、ポケストップの巻き込み事故には要注意です。(ともだちてちょうである程度カバーできますが)
ケース3…実は…?
他、あまり流行りではありませんが、キルリア(リファイン)やレパルダス(とりひき)の特性でトラッシュ、ドローするパターン。
サポート「ザクロ」を入れて、その効果でトラッシュするパターンもあります。(サポートとしては使わない)
また、マツバの確信、セレナ、テンボクの様に、一部を選んでトラッシュするサポートもあります。
デッキコンセプトを深堀する
他のデッキに学ぶ
トラッシュにカードを落として、その力でもって攻撃をする…そんなデッキに心当たりありませんか??
そう、古代バレットです。他にもパオジアンなどもその傾向はありますが…それらを参考にできないでしょうか?
例えば、冒険家の先導とポケストップを使って巻き込み事故を意図的に狙うとか…
例えば、大地の器、スーパーエネルギー回収でトラッシュに送りつつ、エネはかがやくゲッコウガの”かくしふだ”に使うとか…
強みを活かす
繰り返しになりますが、だんけつのつばさデッキは非エクデッキです。
それも、エネルギー1枚起動がほとんどで、高火力がでるデッキです。ただ、準備の時間が必要なのです。
そう考えると、イキリンコexは本当に必要でしょうか?後半、ボスでサイド2枚取られたり、イキリンコを退場させるために、崩れたスタジアムやネジキを採用する程でしょうか?(相手を縛れるのでそれは加点ですが)
ゼイユとポケギアの方が安定するのでは??という可能性はどうでしょう?
非エクなのですぐに倒されます。結果としてキチキギスexでドローする機会には多く恵まれます。ただ、博士、ゼイユで掘りまくっている山札に、キチキギスで掘る必要はあるでしょうか?サイド2枚取られるくらいなら、シロナの覇気やハッサクできぜつを活かす手段もあるのでは?
ゼイユや博士の枚数入れて引きまくるなら、シャリタツ&緊急ボード使う間もなく、次の博士やゼイユ引けるのでは?その分、キャプチャーアロマ増やして確実に落としに行くとか??
エネルギー1枚で起動するなら、エネを絞って、エネルギー転送・大地の器と夜のタンカでカバーを考えるのも手では?
弱みを補う
山札を掘りがちなだんけつのつばさデッキ、LO対策にピジョットV(ついでに森の封印石)を入れているデッキも見ます。博士などの巻き込み事故防止で夜のアカデミーを入れるスタイルはどうでしょうか?
デッキ枠的に、ボスやカウンターキャッチャーが入りにくい傾向にありますが、セレナでロトムVやネオラントVを呼ぶのはどうでしょう?打点が低い間でもサイド進められるのでは??Vいなければ手札トラッシュできます。
非エクならニュートラルセンターや、意外性でレガシーエネルギーの採用もあるのでは?序盤取られたポケモン1枚を補える可能性が出てきます。
逆に、タイカイデンex、ヒスイジュナイパーex、ジーランス(きおくにもぐる)の採用で、耐久力とだんけつの火力を両立してもおもしろいかもしれません。
枠が苦しくなったら、メタモンやムクローの枠がなくなる可能性もあります。最大火力の320点、あれば安心ですが、それを出すためにはサイドのだんけつも取りきり、山札からもだんけつを引ききって、全部トラッシュに送らないといけません。かなり難易度は高いです。サイドにフクスローがいるとほぼ不可能とも言えます。それなら、320必要な相手をちゃんと2パンチで落とせるように工夫する方が良いかも知れません。スイレンのお世話とかも復帰を早くする点では優秀です。
最後に
如何だったでしょうか?本当なら3パターン位の参考レシピを乗せようと思ったのですが、既に4,000文字を超えているので割愛します。それぞれの可能性、すべて思い当っていたでしょうか?あるいは、それらを組み合わせればもっと良くなりそうな気がしませんか??
私の気づかぬ方法もあるかもしれません。モルペコ(おやつさがし)を使うとか、意外性の可能性はまだまだありそうです。古代バレットがウネルミナモ採用した様に、意外な所に強くなる可能性が眠っているかも知れません。
ぜひ、想像力と可能性で遊んでみて下さい!最後まで読んでいただきありがとうございました!
次はステラミラクルのカードの話と、だんけつのつばさ後編を考えています!