【日替わり定食9】テツノイバラex
いらっしゃいませ!トドマルです。
ここ数日、コロナに感染して寝込んでおりました。多少回復してきましたが、倦怠感がすごいです。皆様ご注意ください。
さて、そんな寝込んでいる間にホノルルでポケカの世界大会(ポケモンWCS2024)が開催されています。Day1のデッキ使用率が公開されましたが、その中で意外だったのがテツノイバラexが使用率上位になった事かと思います。逆にドラパルトexがランク外だったのもありますが…。
そんなわけで、今回のメインディッシュはこちら!
実は、私はシティリーグのシーズン4でテツノイバラ単デッキで挑んで、3勝だけという、非常に残念な戦績を出しています。練習不足だったことはありますが、非常にピーキーなデッキでプレイングが難しいデッキでした。
テツノイバラexデッキとは?
基本的なコンセプト
テツノイバラexの特性のイニシャライズで相手のルール持ちの特性を消して、相手を妨害しながら戦うデッキです。イニシャライズはバトル場にいないと効果を発揮しないため、ベンチに他のポケモンがいると、ボスの指令、テツノツツミの特性ハイパーブロアーなどでバトル場からテツノイバラexを退かされ、拘束が解けてしまう事から、基本的には単構築(ポケモンがテツノイバラexのみ)で構築します。一応、特性へんしんスタートのメタモンを入れたりすることもできます。
サンプルレシピ
コンセプト上の特徴として
テツノイバラexしかポケモンがいないので、サイドにテツノイバラexが落ちると、タネ切れで負けるリスクが非常に高くなります。また、ベンチを並べると、攻撃の際にエネが後ろにいってしまって攻撃が止まる事もある。ベンチを並べないと、キャンセルコロンなどをされて、うっかりタネ切れ負けもあるので油断ならないです。テクノレーダーをペパーで早めに引きたいけれど、サポートも忙しく、ネストボール4に置き換えもあり。
テツノイバラexしかポケモンがいないので、マリガン(タネ無しの引き直し)が非常に多くなるので、相手の初手は強くなりがちです。また、準備に時間がかかるので、周りの目が痛い時があります。心の強さも必要です。
デッキの特性上、害悪と呼ばれがちです。相手が露骨に嫌がる事も多いので、それでも使う心の強さが必要です。
プレイングについて
相手に応じた動き
コンセプトにも通じる部分ではありますが…
ルギアVSter、サーナイトex⇒アッセンブルスター、サイコエンプレイスが使えないので、だいぶやり易い。
リザードンex⇒ロトムV、ピジョットex、かがやくリザードンが(実質)使えなくなるので戦いやすい。特性れんごくしはいも止まるので、エネは手張りするしかなく、エネを絞っている構築が基本になるので、相手のエネリソースの弱さに付け込める。クラッシュハンマーでエネ割を急ぐ事、エネをつけたヒトカゲを優先して狩る、かつロストシティを急ぐのが勝つ秘訣。
ライコポン⇒手張り、オーリム対象2で1ターンの最大火力が210となる。こちらが一撃で落ちる事は無いが、こちらの攻撃もエネの貼り損ねで止まる事があってはいけない。また、勇気のお守りを貼られると、攻撃回数3回必要になってしまうので、ロストスイーパーを大切にしたい。できれば2本入れる。災いの荒野が良い仕事をする。
レジドラゴVSter⇒エネを3手張りする必要がでるので、攻撃されにくい。エネを貼ったレジドラコVをボスで的確に落としたいところです。ダブルターボでダメージが-20されると2パンチで落とせなくなるので、ブーストエナジー未来の準備が急務になります。
ドラパルトex⇒特性があまり関係ないので、ちょっと苦しい。エネ拘束が厳しいのでクラッシュハンマーでお祈りしながらになります。ロストシティとボスの指令で後ろのドロンチを退かしながら、お守りとボタンで受けまわせればどうにか…。
大空洞パルキアVSter⇒弱点なので、普通に頑張る。
ミミッキュ⇒2枚出てくると詰む事も
相方候補と運用
重力玉、災いの荒野⇒どうしても1パンチが120~140と低めなので、相手に受けまわされると厳しい。逃げれないようにするのに必要。特にミライドンex、ドラパルトexデッキに必要。
ACE SPEC⇒打点補助と攻撃を1回防ぐ名目でデンジャラス光線の採用が意外と多い。デッキ特性上、サイドの取られ方が2-2-2となるので、レガシーエネルギーもアリ。ただ、その場合、釣り竿かヒスイのヘビーボールが無いと、4枚目のテツノイバラがサイド落ちで成立しない可能性が出てくる。
キャンセルコロン⇒ミミッキュを殺す
クセロシキ、ビワ⇒妨害札。釣り竿を落としてクラッシュハンマーを活かすならビワや野盗3姉妹を重視したい。クセロシキはジャッジマンに置き換えもアリ。
ボタン⇒受けまわしや、エネの無いテツノイバラexが縛られた時用。もう1枚かともだちてちょうあってもいいかも?
ハイダイ⇒ジャッジマンだけだと手札が少なめなので、貴重な縦引き札。
アクロマの執念⇒スタジアムの使い分けとダブルターボを引いてくる札。2枚程度が適切か?1枚にするには信頼度を上げて起きたい所なので、1枚にするならロストシティ2枚以上になりそう。引けないと意味が無いけれど、サポート枚数が多いので、悩むところ。
すごい釣り竿、ヒスイのヘビーボール、夜のタンカ⇒基本的にはテツノイバラexだけで2-2-2にしかならないので、2枚サイドに落ちるなどが無ければ、ちゃんとプレイすれば必要ないという事になります。先述のレガシーエネルギーを採用するかどうかが悩みどころ。
大地の器2枚目⇒サイド落ちかつ、6枚の基本雷に触れられない時を想定するかどうか。エナジーターボと合わせて2枚という考え方だけれども、エネくじとアクロマの執念など、迂回路があるので、現状では1枚か?
わざマシンデヴォリューション⇒重すぎるリザードンex対策。1枚のリザードンexに2-2-2された悔しみの結果です。
最後に
如何だったでしょうか?参考になったと思ってくださった方、是非、スキ!、フォローお願いいたします。また、個人的には思い入れがある反面、難しさと心の強さの要求値が高いので、封印されていたデッキでもあります。ただ、現環境には非常に刺さっているデッキなので、サンプルレシピより尖らせて使いなおしたい気もします。実際に使った手応えなどありましたら、コメント頂けると幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました!