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転職市場の成長の裏に「3年以内の離職率30%」という現実もある…

こんにちは。

「“希望のライフライン”となり、前を向く人で溢れた社会を創る」をミッションに事業活動をしている、株式会社ロングリリーフの代表、西見です^^

当社は「事業を伸ばし+組織を元気にするリーダー」の方々を人材紹介という形で企業様にお繋ぎするビジネスをしております。

なぜ「リーダー」の方々をお繋ぎしているのか?

本記事のタイトルにあります↓
”転職市場の成長の裏に「3年以内の離職率30%」という現実もある…“とのつながりも含めて書いてまいります。

日本の転職市場の現状

2021年の転職者数は288万人@1年(総務省調べ)…
コロナ禍となる前の2019年までは10年近く右肩上がりで転職者数は増え続け、2019年は過去最高の351万人だったとのこと。

当社も対象となる「人材紹介」事業の市場規模は2500億円強。この10年で市場規模は300%で膨れていると言われています。

終身雇用時代の終わり、大企業神話(つぶれない)の崩壊、スタートアップ市場の盛り上がり、産業構造の変化、転職をサポートする画期的なサービスの登場、働き方改革…

転職市場が肥大化している背景には様々な要因があるでしょう。

いずれにしても、これからも、人口は減っていきながら、まだまだ転職市場は大きくなると言われています。

巷では「転職で給与アップ!」「プロがあなたをサポート!」といったマス広告があちらこちらで目につきます。

WEBの時代に、高価格なTVCM、電車内の広告などで
バンバン「転職」に関連するサービスの情報が出ているので、見ている人たちも「転職、してみようかなあ」と
意識が動かされている現実もあるように思います。

転職した人、その後は?

私はこれまで1500人以上の転職相談を受け、そのうち、120名ほどの方を企業側にお繋ぎしてきました。

転職相談では、その相談者の過去のキャリアについて色々な角度でお話をお聞きしますので、あらゆるパターンの転職理由を知っています。

また、私が実際に企業側にお繋ぎしてきた方々の内、
恐らく9割近くの方に関して、その後どのようなキャリアを積んでいっているか把握しています。
(中には連絡が途絶えてしまう方もいます…寂)

と、とにかく多くの転職のリアルをみてきましたが、3年以内に辞めてしまい転職する人も、います。

タイトルの通り、中途採用で転職した人のうち、30%の人が3年以内に次の転職をする時代となっています。

前向き、かつキャリアアップとなる転職であれば何ら問題はないです。

しかし、中にはネガティブな理由、後ろ向きな要因で
辞めてしまう人もいます。

私が繋いだ方に関して申し上げれば、転職を決めていただく前のマッチングの部分で、私の力量不足があったこともあると思います。

と、反省する部分もありながら、私がコントロールできないこともあり…なかなか回避できないことも結構あるものです。

その中でも私の想いとして、一つだけどうしても見過ごせない理由・要因があります。

それは、転職した先で「ちゃんと話せる相手がいなかった」「マネジメントらしい人がいなかった」「対話の無いドライな環境で合わなかった」…

つまり転職先の組織で、ちゃんと受け入れてもらえなかった、居場所をつくれなかったパターンです。

もちろん、転職した本人がアグレッシブに動けなかったということもあるでしょう。

しかし、転職をするということは「家族が変わる」「学校が変わる」「住む国が変わる」くらいのギャップがあってもおかしくない、のが前提です。

HR界では「オンボーディング」という言葉がスタンダードになっていますが「オンボーディング」が上手くいくには、人事部の頑張り、というよりかは

『リーダー』=リーダーシップを発揮して、周りの人をサポートできる人の存在が重要なのだと、私は思います。

監督や主将が変わるとチームは元気に&強くなる

リーダーの存在が重要、ということを、スポーツの世界で考えるとわかりやすいです。

皆さんがよくご存知の、青山学院大学の駅伝チーム。

箱根駅伝で6度の総合優勝(だったと思います)をしています。

この好成績は、監督である原晋さんが就任してから始まっています。

原さんが就任する前の青学駅伝チームは1976年を最後にシード校から遠ざかっていたようです。

原さんが就任した2004年から18年、箱根駅伝の優勝まで10年かかりましたが、初優勝をした2014年から8年の間に6回優勝するわけですから驚異です。

リーダーが変わったからチームも変わったことは明らかですよね。

リーダーとして相応しくない監督だったとしたら、この快進撃はなかったはずです。

スポーツ界でこうした例は他にもたくさんあります。

ビジネスの世界も同様です。

リーダーがいる組織は事業も伸びるし、組織も元気になるものです。

希望を与えられる「リーダー」の存在が重要!

当社は「希望のライフライン」となることをミッションとしています。

人から人へ「希望」が渡っていくことで、人と人の良好な関係が増え、結果、Social Wellbeingな幸福度の高い日本になっていくものと思います。

その形の一つとして、周りを元気にする希望をもたらすリーダーの方々を当社とお取引いただいている企業の皆様に繋いでいます。

冒頭の繰り返しとなりますが

年間に300万人が転職をしています。

300万人のうち、恐らく9割以上の方は上司をもつ立ち位置の方なのだと思います(データはありませんが・・・苦笑)。

そう考えると、なお、リーダーの存在が重要になってきますね。

当社ではリーダー人材の紹介を主軸にはしておりますが
限定的にリーダーキャリアの開発につながる研修も始めております。

まずは、ビジネスの世界で、幸福度の高い人たちが増えていくことに努めてまいります。

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