イエス・キリストを紹介したいんです-敵を愛しなさい-
たくさんの癒しをされたイエスの元に群衆が集まります.そこで,人々みんなに聞こえるように山に登って「山上の説教」とか「山上の垂訓」と呼ばれるメッセージを語ります.クリスチャンは勿論ですが,教訓的に聞こえることばも多くクリスチャン以外の方でも座右の銘のように,山上の説教を心に留める方が多いです.
このメッセージの中で有名な
「もし右の頬をなぐられたら、左の頬も向けてやりなさい。」(マタイの福音書 5:39)
「敵を愛し、迫害する人のために祈りなさい。」(マタイの福音書 5:44)
「真珠を豚にやってはいけません。」(マタイの福音書 7:6)
「求めなさい。そうすれば与えられます。」(マタイの福音書 7:7)
「人からしてほしいと思うことを、そのとおり、人にもしてあげなさい。」マタイの福音書 7:12)
といったことばがたくさん出来てきます.
「人からしてほしいと思うことを、そのとおり、人にもしてあげなさい。」ということばは黄金律(Golden Rule)と呼ばれています.マタイの福音書 5章から7章だけでも読まれたら,座右の銘にしたくなるようなことばを見いだせるかもしれません.
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「イエス・キリストを紹介したいんです」というテーマで note に寄稿を続けていますが,こうした「イエス・キリストのことば」を紹介したいというのがひとつの目的です.
教会やクリスチャンは不完全な人間の集まりですから,欠点や欠陥が見えることがあるでしょう.教会のルールにつまづいた,クリスチャンの言動に幻滅してキリスト教から距離を置いているという人も少なく無くないと聞きます.
でも,教会やクリスチャンに幻滅しても聖書やイエス・キリストを遠ざけて欲しくないのです.
聖人君子と思われがちなクリスチャンですが,そんなことは無く,普通の社会のグループの人々と変わりません.強い人もいれば,弱い人もいます.歌のうまい人もいれば下手な人もいます.試験で100点とる人も,0点とる人も,理系も文系も,お医者さん,看護師さん,薬剤師さんに患者さん,フルマラソンを走るような健康な人,わたしの母教会ではマッチョなベンチプレスの選手やプロテニスプレイヤーの卵もいます,お年寄りも赤ちゃんも,壮年,中年,青年,学生,小中高校生,色々な人も集まりです.ヤクザさんや街でケンカばかりしていた人が牧師になったりもしています.
ただみんなが共通しているのは「イエスさま,大好き!!」ということかなぁ,とこれを書きながら思っています.