夢なくてもいいんだ

私は、疲れた日とか、今日は何も考えずにボーっとしたいなっていう日に
映画 「パターソン」を観ます。

今日もアルバイトで疲れていて何もしたくなかったので、いつものようにパターソンを流し観してました。

終盤で、日本人観光客の詩人と主人公が対面するシーンがあります。

そこで、日本人観光客が、主人公に詩を書くためのノートを贈り、

「“Sometimes empty page presents most possibilities.” 」

と言うんです。

「白紙のページには無限の可能性があるよ」

という意味です。

私はこの言葉が妙に心に残り、インターネットでググってみたんです。

そしたら、ある投稿を見つけました。


THE WRITING LIFE: PATERSON’S BLANK PAGE BY CHARITY SINGLETON CRAIG
より一部抜粋

If anything, this is what Paterson is about: not so much the pursuit of dreams but the discovery of beauty right in front of you. The routine, quiet, and boredom of doing the same thing in the same place day after day after day actually form a canvas on which to create something new and interesting.


パターソン(主人公)は夢を追求するというよりは、むしろすぐ目の前にある美しさを発見することをしています。

日々同じ場所で繰り返されるルーティーン、静寂、倦怠が実は新しくて面白い何かを創り出すキャンバスをかたちづくっているのてす。

https://www.tweetspeakpoetry.com/2017/02/16/writing-life-patersons-blank-page/#comments
(最終閲覧日:2021年1月25日)

拙い英語力で訳したので、間違っているところがあるかもしれませんが、私はこんな感じのニュアンスで捉えました。

素敵だなぁ、と思いました。
彼女の投稿に心を動かされました。

現に私は今、大きな夢を持っていません。
だから、私は必死になって自分を見つめ、将来について考えていました。

でも、この言葉を見た時に、
無理に夢を持つ必要なんてないと感じました。

日々の小さな変化や発見、インスピレーションを受けたもの、心の奥底にある自分だけの感情をじっくり見つめる。
そして全部ひっくるめて、「これが自分なんだ」って思えればそれでいいんじゃないかと思います。

自分を見つめ直し、自分を認めるその潔さは美しいと思います。

私はこれからもっと
何かに突き動かされた心を、気の赴くままに白紙のページに委ねてみようと思います。

白紙のページを、
自分のインスピレーションでいっぱいにしてみようと思います。

そしたら、自分のなりたかった自分に少しは近づけるんじゃないかなって思います。

そして、その先の理想の自分の姿も
浮かび上がってくるんじゃないかなぁって思います。





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