見出し画像

人選びで大切なこと「フライトが6時間遅れたとき、一緒にいたいと思うか」

人生を豊かにするためには「何をするか」よりも「誰といるか、誰といないか」に目を向けることが大切であるとよく耳にする。
コメディー映画「インターンシップ」で印象に残ったセリフを紹介する。

映画の内容

同じ職場の中年男性2人は営業職として時計を販売していた。しかし、時代のIT化が進むにつれアナログな時計販売の先行きが不透明という理由でオーナーから突如解雇される。PCで仕事を探している時にGoogleのインターンを見つけ応募する。数多くのエリートが集結し正社員への切符を掴み取るため、チームで協力し与えられた課題へ挑戦していく。

ストーリー自体はよくある人生の逆転劇仕立て、、そんな口コミが多いなか刺さる状況がいくつかあった。

一緒にいたい人はどう決めるか

上記に書いているが、人生を幸せにするためには「誰といるか、誰といないか」が大切である。しかし自分にとってのそれを選ぶ基準、指標はどんなものだろう?

ファーストインプレッション?
話の流れや声のトーン、波長が合う人?
一緒にいて自然と笑顔になれる人?
夢や生きる目的が同じ人?
愚痴を言わない人?

一緒にいる人を大切にしようと考えている人は、上記に記載したように理由はそれぞれ違うと思う、ただ私の個人的な見解は感覚的な部分が大きいと考えている。

企業面接の多くは学歴フィルターがあり、論理的思考、将来の目標、ガクチカを尋ね応募者の考え方や価値観を可能な限り汲み取ろうとしているが、、

日本の実際の面接とアメリカ映画のギャップには驚いた 笑
主人公2人は図書館の共有スペースにあるPCでインターンの面接を受けており時にはこどもが邪魔してくる。内容もむちゃくちゃで、「永久に動くミキサーの中にいる小さい男が脱出するには?」の質問に対し(初めの質問がこれだったのには正直驚いたが)、「僕はミキサーを売ったことあるが最大でも11時間しか動くはずない!!前にはハムや○○も売ったが今は人生のどん底にいる。その男のように。だが僕らは脱出する!!こうして面接を受けているのがその証拠さ!」
外国のコメディー映画を見ていると、よく分からないタイミングやそんなに面白くないセリフで爆笑の音声が挿入されていることが多い。翻訳のニュアンスもあるのだけれど日本人にはない感性を持っていることは間違いなく、こうした文化に触れたいな、一緒のタイミングで笑えるようになりたいなとよく思う。

Studying English should be in English
Because you can experience English culture

この面接の評価中に刺さるセリフがあった
「あの2人は論外ね」
「○○←名前、あの2人のことは君しか良いと言っていない、何が良いんだ?」
→「Googleはダイバーシティで採用すべきだ」
「価値観の違う全ての人を採用するつもり?」
「……フライトが6時間遅れたとき、一緒にいたいのは誰だと思う?」

確かに!!ってなりました
よくある、面接中に一緒に仕事がしたいと思えるかどうかが採用の大きな基準だと考えており、間違いではないが、長い目で見たとき一緒にいて本当に楽しいのは明らかであった。同じ目的があり集まった仲間、でも数年後に経営方針が変わると去ってしまう。人で選んでいるようで仕事で選んでいる。仕事における人の考えは日々アップデートされる。

一緒にいたい人はこうやって決めよう!と思った瞬間でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?