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ジョンボーナム"ボンゾ"のドラムソロ、フィジカル解説
ジョンボーナムはドラムマガジンにおいて常に人気投票no.1を誇る、世界的なドラマーです。
ハードロックというジャンルを確立し、パワフルなドラミングでロックドラマーのパブリックイメージを確立したパイオニアの1人で、ドラムリフとも言えるキャッチーで革新的なビートパターンや、現代でいうリニアフレーズ(手足の交互パターン)やバスドラムのダブルパターンを多用したフレーズが主に知られるドラマーとなります。
リニアフレーズにおけるフィジカル的なポイントの一つは前傾姿勢となります。
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前傾であることで骨盤を立て、股関節を正しく機能させ、更に脚にテンションをかけてアキレス腱のバネを使いやすくします。また、肩が綺麗に降りていることで重心が下がり地面をしっかりと捉えることができます。
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タム中心のパターンが基本となるのも、重心位置が前になりより脚が地面を捉えやすくなることと、下腹部への負荷がかかり腰を軸にした手足の交互感が掴みやすくなりリニアパターンの安定を作っています。
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そのフォームでノリノリ叩いていることも手足の連動から下半身を動かする手助けをしています。大きくジャンプしようとする予備動作を観ると理解しやすいかもしれません。
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また動画を観ると足のダブルを踏んでいる時に腰が前後していることがわかります。
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手足の交互の連動で脚を動かす際に最も効率的に脚を動かすには、大きな筋肉を使い、関節を柔らかく、腰から脚動かしていくことが、脚(レッグ)の機能を有効に使う一つの方法であることがよくわかります。
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ドラムを叩く際の体の使い方を学びたい人はこたらへどうぞ
町田Drums Lab.
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